『弥生尽』
目覚ましを2度かけ直しても起き辛い朝だった(31日)。午前中は病院で潰れるし、今日からは作文態勢に入るので2~3日開店休業に入る。せっかく明日から京王閣が始まるが、博打屋の持ち時間が押されてしまったのでそれどころではない。重い体を奮い立たせて病院に出向いた。予定では午後から学習時間になるはずだった。しかし、何時ものように耳鼻咽喉科、麻酔科の順に治療を済ませ、バスで向ヶ丘遊園に出て登戸の薬局に向かった...
View Article『卯月朔日、エイブリルフール』
嘘であって欲しい時の早さであるが、いよいよ新年度、卯月の朝を迎えた(1日)。週末に下りそうな天気予報だが、今日明日はお花見に良さそうな天気と言う。空を見上げ、遠くの山々を見ると、そこにもかしこにも桜が咲き誇り、そんなところに生きていたのかと、山中の隠れ桜に感動する。年に一度だけ、1週間の晴れ姿だ。『この地にも生きる道あり山桜』(愁思符庵)朝から作文作業と、気持ちだけは前向きだが、今日(1日)は甲子園...
View Article『春の行方も』
春らしさが深まって行く(2日)。その陽気と裏腹に、気の重い日々だ、提出迫る陳述書作成と、再び依頼のあった梨園の様子である。今週は多忙で時間が割けないと週始めの依頼の時断り、今季の援農はやらぬと決めていたが、博打屋の講習元だった市の技術センター担当者から今回の経緯説明を求められた。どうやら、担当者も園主の話に一貫性がなく、博打屋に問い合わせとなったようだ。ともあれ、そろそろ梨の花が咲いてしまう。この期...
View Article『春疾風( はるはやて) 』
生暖かい風に霧雨が混じるような朝だったが、明るくなって雨は上がった(3日)。今日は出直しの病院通いだが、行き帰りの電車やバスの車窓からの花見だと思えば、時間を奪われる代償にもなるか。午後になって風が強くなった。『春疾風』かなと、満開の桜や、咲き始めた梨の花が気になる(写真)。『春疾風』は『春嵐』『春荒』『春はやち』などの季語と同じだが、「はやて」「はやち」は強風を表す語で、古くは『竹取り物語』にも見...
View Article『花曇り皆既月食』
うすら寒い朝(4日)。卯月最初の週末を迎えたが、天気は良くないとの予報。本来なら最高の花見週末だが、花冷えに見舞われる生憎の空模様。今日は20時過ぎに皆既月食が見られる筈だが、月も雨雲に覆われて出ないだろう。昨日(3日)の『春疾風』に耐えた桜も、今日の気温にふたたび花弁を引き締めて、満開の時期を延ばしてくれるかも知れない。今にも散り始めそうな桜を見ながら儚い期待をするのみだ。新年度最初の競馬開催。競...
View Article『清明』
花の頃の常と言え、何も日曜日にこの雨と冷たさはなかろうと、重い体を起こして朝の準備に取りかかった(5日)。満開の桜を散らすには、少し早すぎる雨だが、一斉に咲き揃った草木も、明るさのない朝に冴えない風情だ。今日(5日)は二十四節気のひとつ「清明」。春先の万物が清らかで生き生きとした様子を意味する。「天地清明なり」と、曇りのない清らかな様を形容し、「清浄明潔」と言う語の略と言われる。今日の天気とおよそ似...
View Article『年年歳歳・・』
春の深まりを飛び越えて、初夏の気温が朝を包む(6日)。いつもながらの週明けだが、今日は昨日一昨日の競馬結果に憂えてる場合ではない。早朝から書きかけの陳述書に取り組み、外の初夏風情から隔離。時計を睨みながら一人作文に励んだ。半年にまたがる裁判だが、近々結審とのスケジュールを前回2月18日の裁判時に取り決めた。その間に弁護側から準備書面が出され、それを受け取ってから博打屋が陳述書を提出するスケジュールと...
View Article『花散る賭場』
冬が再び戻ってくると言う朝(7日)。見るからに寒そうな朝の雨だが、早朝梨園主から電話があり、またお願いしたいが今日は雨だからと言う。先週断った後に、市の技術センターの担当者から今日(7日)の梨園への同行を求められ、実状確認する予定は入っていた。その予定の変更かと思ったのだが、担当者から予定通りの訪問確認の電話が入った。雨の中、担当者の車で出向き話を聞いた。梨の花は既に満開に近く、剪定も完全とは言い切...
View Article『卯月の雪』
何が悲しくて桜満開のこの時期の寒さか(8日)。朝から冷たい雨が降り、所によっては霙から雪にもなった。東京も4月に降る雪は5年振りと言う。そう言えば、満開の桜と雪景色の組み合わせは、何処の風景で何時のことだったか定かではないが記憶にある。強い寒気が大陸から下りて来たものだそうで、近年の気象状況からは、こうした異変は驚く事ではなくなったと言える。「名残雪」と思えば気持ちは少し和らぐが、冬着にさよならをし...
View Article『春の迷走』
今日こそは春が戻ると、朝から洗濯に励んだ(9日)。庭の椿は散り盛りで、春の終わりの風情だが、今日も日差しこそあれ春の気温ではない。一体どうなったのだろうと言う寒さだ。その春の迷走に呼応するように、携帯の調子が悪くなった。しばらく起きなかった電源落ちが再発し始めた。何処か接触不良があるようで、書いている最中に何処かのボタンを押した瞬間電源落ちし、書いていたものが消える。ブログならまだしも、裁判関係の長...
View Article『女性の日』
はっきりしない空模様の朝(10日)。今日も午後から雨との予報だが、何時降りだすのかと、庭を見ながら紅茶を飲んでいた。選挙カーから女性候補の名が連呼されるのを聞きながら、今日が「女性の日」であることを暦に教えられた。...
View Article『桜花賞前夜』
雨が上がらない朝を迎えた(11日)。午後には上がると言うが、夕方がまた怪しいとの予報に傘は手放せない。明日は阪神で桜花賞を迎え、今日からは春の福島開催が始まる。いよいよ春競馬佳境の進行だが、お天気の方がついて来ない。午前中の雨も午後にはあがり、明るくなった中山競馬場だが、ダートは時計が速く、芝は延びが良く、内側が有利である。グリーンFの仕事人・海老名君は午前中のレースばかりで、博打屋の事情でアップが...
View Article『卯月上弦・桜花賞』
久しぶりに朝から青空が望め日差しが暖かい(12日)。今日は卯月上弦の月。夜桜見物には趣もあろう。 4月に入ってからの日照時間が過去最短と言うが、今日は春らしい暖かさと明るさに恵まれそうだ。阪神で行われる桜花賞が、まだ咲き残る桜を背景に良馬場で行われる事を願いたいがどこまで回復するか。...
View Article『花散らしの雨』
雨音が聞こえ、室内は光も届かず、起き上がる気力も失せる(13日)。いつもの気だるい週明けだが、この雨では出掛けるのも億劫で、全休日余儀なしと寝起きの紅茶を飲んでいた。日本列島は強い寒気と暖気に挟まれ、大気の状態が不安定になっている。時ならぬ雹、霰、竜巻など起こりやすい状況だ。その予報通り寒い1日となった。ボッーとしながら昨日一昨日の競馬の回想にふける。一昨日(11日)は薄氷を踏む思いの最終レース的中...
View Article『行く春や』
朝から雨である(14日)。一体春は何処に行ったのかとつらつら思う。満足に花見が出来た日があっただろうかと思い返す。楽しむ人は楽しんだかも知れないが、博打屋には花見無しの年となった。今日は通院日だから午前中が潰れる。午後にズレ込むので、その足で川崎まで出向き、千葉競輪の準決勝が間に合えば良いと雨の中出掛けた。『愁思符庵』玄関脇に花蘇芳(はなずおう)の木があり、紫色の花を咲かせている(写真)。豆科の植物...
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