『帰省Uターンピーク』
穏やか過ぎる首都圏の正月3日の朝である。 三が日がこれほど平穏な気候に恵まれるのも珍しい。 と言っても、年末年始にここまで首都圏に居残ったのは久しぶりだし、近年博打屋の正月には雪景色が付き物だった。 雪不足のスキー場ではキャンセル続出で気の毒な限りだ。 暖かい暖かいと言っている内にあっという間に3が日を迎えた。 気温と裏腹に、博打屋の新春商いは不作続きで、懐は寒くなる一方だ。...
View Article『小春日和仕事始め』
あっという間に3が日も過ぎ、今年は暦の関係から、月曜日の今日が仕事始めになるところが多い(4日)。お屠蘇気分も切り替えなければならないが、特段の正月を過ごした訳でもない博打屋としては、普段の月初めの日に過ぎない。太平洋から高気圧が振り出し、列島北部まで覆っているので、穏やかなお天気続きだ。今日はとりわけ3月半ばの暖かさと言うから、初出勤の人も楽だろう。小春日和も極めりと言った陽気だ。博打屋は昨年末以...
View Article『2016年競馬初め・金杯』
暖かいと言えども正月5日、日の出前の気温は冷たさがある。今日は既に世間は平日であるが、競馬社会は競馬元旦を迎える。中山競馬場では第65回中山金杯、京都競馬場では第54回京都金杯を迎える。何れも競馬の口開け重賞で新春の名物レースとなっている。今日が仕事始めと重なる年は、年始回りを終えたファンが午後からぐっと増えるのだが、今年は既に仕事始めが昨日から始まっている。それでも年初めの競馬だけにファンの出足は...
View Article『さすが小寒』
暖冬の極みと言うべく昨日の競馬元旦・金杯だったが、今朝は曇よりとした寒々しい朝を迎えた(6日)。 今日は二十四節気の「小寒」。 暦がお天道様に知らせるのか、お天道様が暦を見るのか、「小寒」の声を聞くなり寒さが戻ってきた。 自然と言うものは正直なもので、暖冬と気を緩めていると、しっかりと辻褄を合わせられるかも知れない。...
View Article『希なる七草粥』
昨日の胃カメラのダメージと寒さから少し立ち直った暖かい朝(7日)。胃を空っぽにして、カメラでつつき回したせいか、空腹感が何時になく強い。「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」と春の七草を思い出しながら起き出す。七草粥を食べる朝だが、昨日のスーパーで七草粥セットを売ってるのを見たが、我が『愁思符庵』の米はヴィンテージものだから、粥には何とか向きそうだが作る元気はない。正月の...
View Article『初薬師、全休日』
再び暖冬が戻って来たと言うと、そうでない地域の人々には申し訳ないが、首都圏は寒の入りとも思えない気温の緩い朝(8日)。 もっとも、早朝にはそれなりの冷え込みもある。 正月行事も様々あるが、今日は「初薬師」。 毎月8・12日に行われているが、正月の縁日を「初薬師」と呼んでいる。 薬師は衆生を病苦から救い、眼病を治すと言う如来で、薬師像は通常、薬坪を手にしている。...
View Article『新春3日間競馬』
朝の冷え込みは寒中らしいものとなってきた(9日)。今日から3連休を迎え、世間では正月の付録のような休みが続く。博打屋はそうもいかない。今年最初の3日間競馬の始まりだ。金杯が1日だけだったので、丁度良い穴埋め開催となる。世間はまだ正月気分が残っているのか、それとも正月疲れの頃か、果たして3日間開催がどの程度の売り上げになるだろ。この時期はお年玉を貰った子供たちが一番金持ちなのではないか。博打屋にとって...
View Article『睦月新月十日戎』
暖かい1日が予報されているが、朝の冷え込みはそれなりのもの(10日)。つい先日三が日などと、お屠蘇気分を味わったが、正月も3分の1が過ぎてしまった。連休2日目を迎えるが、年末年始が無かった人には三が日の代用にもあろう。今日は睦月新月、今宵は月も出ぬそうなだが、博打屋のツキは朝から輝いてもらいたいものだ。...
View Article『成人式にて競馬休業!』
朝の冷え込みと、両足の引きつりで目が覚めるが、体が重く起き上がれない(11日)。 連休3日目、今日は「成人式」祝日だが、博打屋は急遽休業である。 早い話が3日間競馬の2日目にて物身共に疲弊したと言った方が正しいか。 昨日(10日)朝、知人馬主が笠間稲荷神社の御守りを持って来てくれ、早速3Rの松岡騎手700勝を馬券に反映させご利益新たかかと思えた。...
View Article『初雪』
朝の冷え込みは今冬一番を思わせる厳しさ(12日)。 初雪がちらついている。 昨日、物身共に疲弊して成人式籠りをしたのは、長い博奕稼業で初めての事だったが、惰眠を貪ったのと、博奕離れに徹して見猿、言わ猿、聞か猿の三猿の休息を銭湯一番風呂でとった。 何だか、登校拒否児童か、職場放棄のサラリーマンの心境も斯くあらんかと思ったが、昨日の博打屋は戦意より戦力の問題であったか。...
View Article『初氷』
さすがに寒中の日々だ。 順番が逆ではないかと思われるが、昨日の初雪に続いて遅ればせながら今朝は初氷の朝である(13日)。 初氷とはその冬初めて氷が張ることで、東京では例年12月に見られる。 今年はひと月以上の遅れで、やはり暖冬の影響だろう。 初氷は俳句の世界では仲冬の季語。 『初氷尾を大切に尾長跳ぶ』(堀口星眠) 尾長鳥など日頃見かけなくなった鳥だが、鳥と言うべきか、鶏と言うべきか。...
View Article『歌会始の儀 』
朝の冷え込みも辛いが、体がすこぶる重く感じる(14日)。 昨日から皮膚科の薬が加わったが、眠くなると薬剤師が言っていた。 それなら睡眠は足りているはずだが、寝起きが辛いのは何故だろう。 今朝は午前中に六本木に所用で出掛ける予定だったが、明日(15日)に変更となった。 朝テレビを付けて洗濯や、蒲団干しの主夫をしていると「歌会始の儀」が始まった。 皇居・宮殿「松の間」からのお馴染みの光景だ。...
View Article『小正月』
朝の冷え込みが強くなった(15日)。寒さより体の怠さを覚えるのは昨日と変わらぬ。やはり、新しい薬のせいか。今日は「小正月」。地域によって様々な行事が行われる。小正月は満月を年の始めとした古い暦上の正月の名残で、14日の夕から15日、16日までを言うが、20日までを含めるなど、土地によって違いがある。呼び方も信州では若年、能登では若正月、飛騨では二番正月、越後では小年、埼玉では花正月、九州では望正月、...
View Article『寒中競馬』
寒中らしく、今日から列島は寒気の通過に見舞われ明日にかけて雪になる地方が多いという(16日)。中山・京都競馬に加え今日から中京競馬も開催。グリーンFの仕事人・海老名君はなかやま2Rを見て中京に行くと言う。今日は再びお年玉をくれそうなので、早朝版にする。中京11Rマキシムドパリは秋華賞3着を見込まれたハンディだが、格上挑戦のここも期待十分。京都10Rブランドベルグは距離短縮で切れ味が見込める。ベアトリ...
View Article『雪もよい競馬』
冬将軍の到来で、暖冬にも一区切りつきそうな列島だが、東京の夜明けは寒く、日が昇ると明るさが戻った(17日)。スキー場には待望の雪だが、やっとこれからという時に夜行バスの事故が起きてしまった。記憶を辿ってもスキー夜行バスの事故は幾つか思い起こされる。青木湖に落ちた事故も多くの命が失われた。博打屋もスキーに熱中した頃に何度かスキー夜行バスを利用したことがある。安さだけが今回も強調されるが、安さもさること...
View Article『続・雪もよい競馬』
ヒヤリと気温の低い中山のパドックである(17日)。京都3Rのトゥルーエッフェルに間に合わせるために先にアップしたが、内枠を回ったままで終わった。中山は1R知人馬主のアンフレシェが単勝7820円、3連単105440円の大穴スタート。やはり中山の難しさを象徴するような幕開け。気持ちが大宮に傾き始めた。後半に挽回したい。中山10Rブルドックボス、アンズチャン、マキャヴィティ、タイセイファントム、ミリオンヴ...
View Article『油断大雪』
天気予報通り、前夜遅くから首都圏も雪になり、今冬初めての積雪を見た(18日)。朝の通勤時間帯に雪は残り、交通機関は混乱を来した。競馬関係者は今日(18日)週明けは全休日だからホッとしているのではないか。博打屋も今日は大宮競輪記念準決勝と心つもりがあったのだが、調べてみると順延となっていた。川崎競輪など、幾つか開催中の博奕場はあるが、メンバーも下級でよく知らない顔ぶれ。足元の残雪や雨を突いて出向く元気...
View Article『大雪列島』
雪上がりの朝(19日)。油断大雪となった昨日の首都圏の交通網は、相変わらず雪に対する弱さを露呈した。今日は雪上がりの朝だが、残雪と路面凍結でまだ気が緩められない。我が『愁思符庵』も残雪に囲まれ、冷蔵庫の中にいるような冷たさ。昨日来ていた先月のガス代に、ひぇっ!と驚いたばかりなのに、この寒さではさすがの博打屋と言えどストーブ無しでは耐えられない。自然換気が良いと言えば聞こえは良いが、早い話老朽化した木...
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