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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『古老の外出』

曇よりとした明け方の雲がいかにも北国の朝を思わせ、昨日までの暖かい大曲ではない事を予告していた(16日)。大曲に来て3日目の朝となるが、昨夜は今回の主目的の旧知の古老元馬主の入所施設に泊まった。有料老人ホームの広い個室には2ベットがあり、本来は夫婦での入居に用意された部屋を借りている。知人の次男馬主も東京から連れ帰った一月前に2晩ほど泊まったそうで、夜中の小刻みなトイレに閉口したそうだ。博打屋は以前...

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『雪もよい』

大曲の客人となり4日目の朝を迎えた(17日)。前夜の雨は途中から雪に変わったが、暖冬に違わぬ心もとない雪。今朝はその雪も解けて霙だが、雪もよいの空が広がって、いかにも秋田の冬の空。訪問先の老人ホームで2晩目を過ごした博打屋は、初日より回数の少なかったトイレ介助に助けられたが、それにしても睡眠は浅い。博打屋が睡眠不足なら、当の本人である入居の古老は足の浮腫の治療薬に利尿剤が入っているせいか、極度の頻尿...

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『旅の終わり』

雪は積もらず霙の朝だった(18日)。相変わらず暖冬の秋田・大曲の師走半だ。前夜も有料老人ホームの私的体験宿泊3晩目となったが、今日はおいとまの日。老人ホームと言っても、其々の部屋で其々の過ごし方をしている病室のようなもので、博打屋は見舞いに訪れた身内同様の存在となる。古老元馬主は歩行が不自由だから、部屋に籠りっぱなしになり、3食の時だけ食堂に連れられて行き、同フロアの人たちと顔を会わせる機会がある。...

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『師走上弦の月』

旅疲れで寝起きが辛い(19日)。秋田・大曲より寒い東京である。今日は中山競馬最終週ひとつ前。博打屋の師走の行方が左右する残り4日の始まりである。今日は師走上弦月である。澄みきった夜空に輝く半月を涙目で眺めないようにしたい。グリーン・ファームの仕事人・海老名君は中山5R、アースコレクションの調教の動きに期待している初戦ながら勝ち負けか。中山6R、シエラヴュルデは一度叩いてからか。中山10R、アースゼウ...

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『第67回朝日杯FS』

冷え込みの強い冬型の好天の朝(20日)。 寝起きの辛さは何時にも増すが、師走もカウントダウンに入ると、寒いだの眠いだの言っておられない。 中山競馬も残り3日間となった。 帳尻合わせはまだ済んでおらず、競馬会には博打屋の売り掛け帳を持って精算してもらわねばならない。 昨日(19日)の中山競馬も、唖然とするような荒れ方をしており、師走競馬の難しさをまざまざと見せつけていた。...

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『有馬記念の蹄音』

長かった一週間の終わりであり、また始まりの週である(21日)。 体はずっしりと重く、さすがの博打屋も体力の衰えを感じずにはいられない。 思えば先週の今日(14日)、秋田・大曲に旅立った。 師走の半ばを思いもせぬ暖冬の大曲で過ごしたが、帰京後の土日(19・20日)中山競馬も一進一退を繰り返し、最後の朝日杯でだめ押しの手を喰ってしまった感だ。 その疲労が週明けの今日の朝の辛さを増幅する。...

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『冬至・柚子湯』

師走の慌ただしさに巻き込まれたか、残り少ない日々にいとおしさが募るのか、心身ともに疲労感が強い(22日)。 毎年、クリスマスだの有馬記念だのと言っている内が実は一番楽しいのであり、年末年始の休みになってしまうと、何だ、 もう年明けかぁ~と、楽しみが萎んで行くのを感じるだけだ。...

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『(祝)天皇誕生日』

夕方からの雨が予報されている朝だが、そんな気配を感じさせない今年最後の祝日を迎えた(23日)。 師走もいよいよ残り1週と1日。 世間は天皇誕生日より、クリスマスの方が楽しみが多いようで、それはそれで仕方あるまい。 今日を境に勤め人のスケジュールも一気に年末年始シフトに入るのだろう。 御用納もすぐ目前に迫ってきた。...

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『クリスマス・イヴ』

朝の目覚めはすこぶる悪い(24日)。 昨日の祭日の忘年麻雀が殊の外堪えている。 延々やって、プラスマイナスゼロ、厳密には200円プラスは、負けるよりはまだましとせねばならないのだが。 本来なら、博打屋の為の慈善麻雀であってもおかしくない富裕層相手3人である。...

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『クリスマス満月』

冷え込みを感じない朝(25日)。暖冬はありがたいが、困る人たちもいるだろう。ホワイトクリスマスと言うが、今年は一部地域の事のようだ。秋田・大曲は荒れ模様の天気だと知人馬主が朝昼夜の区別なく呼び出される老人ホームの父親の部屋から報告してきた。一人で部屋に閉じ籠り状態だから、少しボケが加わってきたと言う。無理もない、有料老人ホームと言っても、古老の面倒を付ききりで見るわけではない。まだこうした施設に入れ...

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『有馬記念前夜』

冷え込みが少し戻ってきた朝だが、例年ほどの寒さではない(26日)。 クリスマスも終わり、いよいよ除夜の鐘へのカウントダウン開始だ。 今日は2015年中央競馬のラス前、最終週を迎える。 まだ、明日の大一番、有馬記念が控えるが、前夜の今日の中山が重要な意味を持つ。 馬場コンディションに変化はあるまいが、先週の傾向と対策が今日明日にまで繋がるのか否かを確かめねばならない。...

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「大障害」

中山10R、無事に飛べばサナシオンたまが、マキオボーラーとどう折り合うか。前が速くなるとアポロマーベリック、ダンツミュータントの単勝も。馬券は初志貫徹、アップトゥデイトを加えた組み合わせ。

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「最後は」

中山12R、最後はポトマックリバーに期待。サムソンズプライド、ヴェラヴァルスター、アドマイヤバラード相手。

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『THEグランドフィナーレ有馬記念』

寒い朝が漸く訪れた(27日)。 師走もいよいよ押し迫ってきた。 昨日(26日)の朝の新宿駅も、すでに帰省族でごった返していた。 今日も その光景は同じである。 ホームの反対側に「あずさ号」が停まっており、何時もとは違う雰囲気に包まれていた。 今日の中山競馬場は7時30分の開門と聞いていたので、何だか始発に乗って青春18切符の旅に出る心境だ。 今朝の5時過ぎ、西の空には満月過ぎた有明の月が輝いていた。...

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『御用納め』

さすがに師走も残り少ない日々を思わせる冷え込みのきつい朝(28日)。...

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『年の瀬残業』

冷え込みが強くなってきた(29日)。冬型の気圧配置が漸く現れ、各地に待望の雪をもたらしている。年の瀬もいよいよと言った列島の風景。大曲の知人馬主も雪模様を伝えて来れば、帰郷の仕事人・外弟子も雪化粧の郡上大和辺りの模様を伝えてきた。有馬記念後に南半球に飛び立った知人馬主は、カジノでの苦戦模様を伝えてきた。日本がドカ雪に見舞われている時に夏の日差しに包まれているのだから、カジノの負けくらいは痛くないはず...

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『嗚呼2015年競輪グランプリ』

冷え込みはきつくなったが、穏やかな年末の天気に恵まれている(30日)。 帰省ラッシュも昨日までで終わり、移動すべき人は移動してしまった感の大晦日前日である。 毎年の事だが、明日(31日)にならなければ取り立てて行く宛のない博打屋である。 特に今日の競輪グランプリの出来高次第で 気分も身の振りも変わる。 よくもまあいい加減な人生と我ながらあきれる。...

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『未年師走尽』

只ただ、ひとえに普段と何ら変わりない朝だが、2015年、未年の大晦日「師走尽」と思うと、さすがに感慨深い。『目は回り首は回らず十二月』『借金も今は包むにつつまれず破れかぶれのふんどしの暮れ』(朱楽管江・あけらかんこう)『貧乏のぼうが次第に長くなり振り回されぬ年の暮れかな』(万載狂歌集)大晦日の目覚めに、こんな句を思い付くようでは情けないが、何とか博打屋も今日1日を無事に過ごせば、2015年を生ききっ...

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『謹賀新年』

穏やかな元旦ではないか。 2016年、申年は静かに明けた。 もっとも、列島は広い。 雪に見舞われた地もあろう。 おしなべて、平穏な年明けと言うべきか。 明けましておめでとうございます。 『去年今年(こぞことし)貫く棒の如きもの』(高浜虚子) 毎年ながら、元旦を迎えるとこの句が口をついて出る。 昭和25年12月20日、虚子76歳の句と言う。 この句に関しては「貫く棒」が何であるかの議論が絶えない。...

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『睦月下弦』

初夢は正月二日の夜に見る夢と言われる。 はて、厳密に言うなら昨夜の事かと思う。 果たして昨夜は夢を見たかなと目覚めに思い起こす朝である(2日)。 夢は見た。 しかし、「一富士二鷹三茄子」の吉夢ではなかった。 では、何の夢であったかと言われると、これまた確と言い切れぬ。 見たようで見かなったようで、はっきりしない。...

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