長かった一週間の終わりであり、また始まりの週である(21日)。
体はずっしりと重く、さすがの博打屋も体力の衰えを感じずにはいられない。
思えば先週の今日(14日)、秋田・大曲に旅立った。
師走の半ばを思いもせぬ暖冬の大曲で過ごしたが、帰京後の土日(19・20日)中山競馬も一進一退を繰り返し、最後の朝日杯でだめ押しの手を喰ってしまった感だ。
その疲労が週明けの今日の朝の辛さを増幅する。
現金なもので、博奕と言うのは勝てば何の疲労もストレスも残らないし感じないものだ。
少しでも悔いの残る買い方をしてしまった場合や、写真判定で負けてしまうケースが重なると、懐の傷みに加えストレスも残る。
ところが現金なもので、それらをクリアーして、手元の現金が増えようなものなら、週明けの今日など軽やかに起き出し目覚めも良い。
しかし、朝日杯は珍しく博打屋が武豊様と馬主の吉原氏に勝たせてあげたいなと思ったのだが、よもや1勝馬に負けるとは思わなかった。
武豊騎手が、唯一この朝日杯だけを勝ちあぐねている過去に沿うなら、単勝は他の馬から買うのも博奕としての賭けでもあったかも知れない。
勝負のアヤと言う機微を知らされた朝日杯だったが、何れ3着馬をノーマークにしていたのだから、もう一度買わせて貰っても博打屋は外れだろう。
今日になって思うと、単勝、馬単、馬連など、馬券の工夫も必要だったかと反省もする。
関東地方は冬型の気圧配置で空気も乾燥している。
天気も良いとの事で、一週間分の洗濯にとりかかり、その間に医者の予約を入れた。
先日受けた市の健診結果と血圧の薬を貰うだけだが、半日は覚悟しなければなるまい。
寝起きが遅かったので順番は37番目だとかで、いつ呼び出しの連絡が来るか分からない。
今日は広島競輪ピースカップの準決勝で、毎年このレースはやっている記憶がある。
当然だろう、毎年師走の時の早さにおどおどしながら、このレースにも一縷の望みを託して戦ってきているのだから、進歩がないと言えばそれまでだが、師走のビジネスチャンスの一つに組み込まれている。
残り少なくなった博打屋の営業日程だが、残念ながら今日は夕刻、毎年恒例の中山馬主会主催「有馬記念プレミアムレセプションパーティー」が予定されている。
16時30分受付開始だから四谷のホテルニューオータニまでの時間を考えると参戦は無理だ。
社長室場外で多忙な社員の仕事を尻目に副業に勤しむ知人馬主からは、博打屋の越年資金作りへの発破がかかり、準決勝をラピスタでやれば四谷まで15分だと奨める。
しかし、病院からの呼び出しはが何時になるか分からず、その間に散髪に行き、今日の準決勝は諦める事にした。
午後2時前に病院から連絡があり、博打屋の受診の番となった。
午前の受付の終わりから3人目だ。
健診の結果は概ね問題ないとの事で、暫く計り続けた血圧ノートを見せながらの診察。
血圧も今の薬を続ける事で安定するとの事だった。
この期に及んで何処が悪い所が見つかるのは最悪と思われたが、神様はまだ博打屋を見捨ててはいないようだ。
身体だけは与えてやるから、後は自力で健康管理しろと言うことか。
博打屋は取り立てて師走だから忙しいとは思わないが、世の中が年末年始スケジュールで動くので、それに合わせて忙しくなる。
家賃を始め、ライフライン支払いや、クリーニングの出し入れも制約がある。
散髪は済んだので後は家の掃除かと庭を見ると、博打屋の留守中に大家さんが剪定をしてくれており、玄関回りがすっきりしていた。
こいつは早目に家賃を届けなきゃ不味いかなと思わされた。
夕刻、四谷に出向きホテルニューオータニまで歩いた。
この道を歩くのは1年前のこのバーティー以来だ。
何より四ッ谷駅前から見る上智大学の風景も変わった。
ホテルニューオータニまでの土手沿いを歩きたかったが、工事中で歩けなかった。
夕刻のホテルニューオータニと帰りの光景だ。
パーティーは今年で6回目になるが、一般ファンは150名であり、後は中山馬主会の会員と招待者など、約520人の例年通りの賑々しさ。
今年は全般敵に控え目な回となったが、毎年この会が贈る、日本中に元気と勇気を与えた人物「FAN OF THE YEAR」には、菊花賞馬オーナーとなった北島三郎氏と、女子サッカーの澤穂希さんが受賞した。
澤さんはビデオ登場だったが、北島三郎氏は来場し、横山典騎手と有馬記念出走のキタサンブラックの近況を語り、横山騎手のリクエストに応え、優勝したらフルコーラスで祭りを歌うと宣言していた。
まだ、1~2頭の出走が未定な今日(21日)だが、他の出走予定馬の騎手も揃い、有馬記念の国民的行事を盛り上げる事を誓っていた。
今年は塩崎利雄氏も来て、メディアで活躍中の女性キャスター達の写真を撮ってあげたり撮られたりと言う、珍しいシーンもあった。
グリーンチャンネルの庄司さんが博打屋の隣であったが、今年で卒業だと言っていた。
しかし、まだまだ競馬の仕事はするそうで、博打屋のテーブルは女性達が多かった。
このバーティーに出席すると、本当に有馬記念の蹄音が聞こえて来ると目覚める。
満月に向かって大きさを膨らませる師走の月を眺めながら 博打屋は帰途に就いた。
体はずっしりと重く、さすがの博打屋も体力の衰えを感じずにはいられない。
思えば先週の今日(14日)、秋田・大曲に旅立った。
師走の半ばを思いもせぬ暖冬の大曲で過ごしたが、帰京後の土日(19・20日)中山競馬も一進一退を繰り返し、最後の朝日杯でだめ押しの手を喰ってしまった感だ。
その疲労が週明けの今日の朝の辛さを増幅する。
現金なもので、博奕と言うのは勝てば何の疲労もストレスも残らないし感じないものだ。
少しでも悔いの残る買い方をしてしまった場合や、写真判定で負けてしまうケースが重なると、懐の傷みに加えストレスも残る。
ところが現金なもので、それらをクリアーして、手元の現金が増えようなものなら、週明けの今日など軽やかに起き出し目覚めも良い。
しかし、朝日杯は珍しく博打屋が武豊様と馬主の吉原氏に勝たせてあげたいなと思ったのだが、よもや1勝馬に負けるとは思わなかった。
武豊騎手が、唯一この朝日杯だけを勝ちあぐねている過去に沿うなら、単勝は他の馬から買うのも博奕としての賭けでもあったかも知れない。
勝負のアヤと言う機微を知らされた朝日杯だったが、何れ3着馬をノーマークにしていたのだから、もう一度買わせて貰っても博打屋は外れだろう。
今日になって思うと、単勝、馬単、馬連など、馬券の工夫も必要だったかと反省もする。
関東地方は冬型の気圧配置で空気も乾燥している。
天気も良いとの事で、一週間分の洗濯にとりかかり、その間に医者の予約を入れた。
先日受けた市の健診結果と血圧の薬を貰うだけだが、半日は覚悟しなければなるまい。
寝起きが遅かったので順番は37番目だとかで、いつ呼び出しの連絡が来るか分からない。
今日は広島競輪ピースカップの準決勝で、毎年このレースはやっている記憶がある。
当然だろう、毎年師走の時の早さにおどおどしながら、このレースにも一縷の望みを託して戦ってきているのだから、進歩がないと言えばそれまでだが、師走のビジネスチャンスの一つに組み込まれている。
残り少なくなった博打屋の営業日程だが、残念ながら今日は夕刻、毎年恒例の中山馬主会主催「有馬記念プレミアムレセプションパーティー」が予定されている。
16時30分受付開始だから四谷のホテルニューオータニまでの時間を考えると参戦は無理だ。
社長室場外で多忙な社員の仕事を尻目に副業に勤しむ知人馬主からは、博打屋の越年資金作りへの発破がかかり、準決勝をラピスタでやれば四谷まで15分だと奨める。
しかし、病院からの呼び出しはが何時になるか分からず、その間に散髪に行き、今日の準決勝は諦める事にした。
午後2時前に病院から連絡があり、博打屋の受診の番となった。
午前の受付の終わりから3人目だ。
健診の結果は概ね問題ないとの事で、暫く計り続けた血圧ノートを見せながらの診察。
血圧も今の薬を続ける事で安定するとの事だった。
この期に及んで何処が悪い所が見つかるのは最悪と思われたが、神様はまだ博打屋を見捨ててはいないようだ。
身体だけは与えてやるから、後は自力で健康管理しろと言うことか。
博打屋は取り立てて師走だから忙しいとは思わないが、世の中が年末年始スケジュールで動くので、それに合わせて忙しくなる。
家賃を始め、ライフライン支払いや、クリーニングの出し入れも制約がある。
散髪は済んだので後は家の掃除かと庭を見ると、博打屋の留守中に大家さんが剪定をしてくれており、玄関回りがすっきりしていた。
こいつは早目に家賃を届けなきゃ不味いかなと思わされた。
夕刻、四谷に出向きホテルニューオータニまで歩いた。
この道を歩くのは1年前のこのバーティー以来だ。
何より四ッ谷駅前から見る上智大学の風景も変わった。
ホテルニューオータニまでの土手沿いを歩きたかったが、工事中で歩けなかった。
夕刻のホテルニューオータニと帰りの光景だ。
パーティーは今年で6回目になるが、一般ファンは150名であり、後は中山馬主会の会員と招待者など、約520人の例年通りの賑々しさ。
今年は全般敵に控え目な回となったが、毎年この会が贈る、日本中に元気と勇気を与えた人物「FAN OF THE YEAR」には、菊花賞馬オーナーとなった北島三郎氏と、女子サッカーの澤穂希さんが受賞した。
澤さんはビデオ登場だったが、北島三郎氏は来場し、横山典騎手と有馬記念出走のキタサンブラックの近況を語り、横山騎手のリクエストに応え、優勝したらフルコーラスで祭りを歌うと宣言していた。
まだ、1~2頭の出走が未定な今日(21日)だが、他の出走予定馬の騎手も揃い、有馬記念の国民的行事を盛り上げる事を誓っていた。
今年は塩崎利雄氏も来て、メディアで活躍中の女性キャスター達の写真を撮ってあげたり撮られたりと言う、珍しいシーンもあった。
グリーンチャンネルの庄司さんが博打屋の隣であったが、今年で卒業だと言っていた。
しかし、まだまだ競馬の仕事はするそうで、博打屋のテーブルは女性達が多かった。
このバーティーに出席すると、本当に有馬記念の蹄音が聞こえて来ると目覚める。
満月に向かって大きさを膨らませる師走の月を眺めながら 博打屋は帰途に就いた。