『卯月望月朧月』
春盛りと言える日々が続く(15日)。 暖かい日差しに洗濯、布団干しをし、『愁思符庵根性チューリップ』に虐待の詫びを告げる(写真)。 庭で春の恵みに癒されている時、知人の荒井氏から電話があった。 新百合ヶ丘近くの在住で、以前から近い事は知っていたが、オートバイで我が『愁思符庵』を探訪すると言う。 荒井氏は去年定年退職をした人だから博打屋より一つ歳上だろう。...
View Article『今どきの病院』
寝たような、そうでないような朝が続く(16日)。朝の明るさが強くなったので、二度寝も儘ならない。起きた序でに、先日来悩まされている体のあちこちの痒みと不眠の検診に多摩病院まで自転車を走らせた。『愁思符庵根性チューリップ』に挨拶をして、博打屋としては一念発起の行動だ(写真)。区の健康診断もこの何年か受けていない。毎度言うようだが、例えどこか具合悪い処が見つかろうが、後をどうこう出来る境遇でもない。しか...
View Article『老いの一徹』
危うく秋田大曲まで「こまち」の旅人になりかねない朝だった(17日)。昨日(16日)午後呼び出しを受けた和泉多摩川の知人馬主宅訪問に、病院後多摩川土手を自転車で走った。久し振りの訪問だが、隣家の藤が見事に咲いているのに驚いた。少し早いのではないか(写真)。...
View Article『3場早朝版』
雨がりの翌日らしい、暖かな朝が戻ってきた(19日)。福島、中山、阪神の春の3場開催。春競馬も佳境に入った。グリーンFの仕事人・海老名君は早朝仕事なので速報版でカバーする。余り強気でないのが気になるが。福島9R,ラクリモーサは芝替わりに期待。福島実績ある馬で展開次第、捲って来れればだ。中山2R,クランサージュは変わり身に期待。阪神4R,ムスカバードは一変までは厳しいか。福島2R,ワビチャは初芝に期待。...
View Article『雁瘡癒ゆ( がんがさいゆ) 』
雨音が寒さを予感させる朝(18日)。昨日までの春の暖かさはどこに行ったのかと思う気温だ。乾燥しきった日々が続いたのでほどよい雨だが、寒さのぶり返しは困る。その雨も上がり、寒々とした雨雲に覆われる午後となった。一昨日、藤の花に驚いたが、やはり今年は早いのだろうか、八重桜・藤・チューリップの競演が見受けられる(写真)。腕の湿疹は収束に向かっているが、なるほどこれを「雁瘡癒ゆ」...
View Article『春競馬終盤』
明るい朝を迎えた(19日)。卯月も終盤に入り、ゴールデンウィークの声が聞こえて来る。エッ?っと言うのが正直なところ。アッシにゃ関係の無いことでござんすと苦笑するしかない。みちのくの桜旅を夢見ながら、また中山で誤魔化す今週となった。中山の春競馬も愈々最終週を迎える。好天に恵まれそうな皐月賞ウィークとなりそうだ。仕事人・外弟子は次なるミッションに取り組む日々で今日は予報お休み。博打屋は喫水線すれすれの懐...
View Article「アポロが負けるなら」
中山11R,アポロマーベリックは中山巧者。まさか負けまいが、負けるならオースミムーン。馬券的にはアポロの相手にサンレイデューク、アドマイヤトライ、シャイニーブラックが割って入らないと妙味ない。馬券はアポロ・オースミ固定マルチが安心。
View Article『穀雨(こくう)』
前夜の寒さを残した朝(20日)。今日は二十四節気の「穀雨」。百穀を潤す春雨が降る日とされる。正直なもので、西の方からお天気は下り、関東も夕方から雨予報。昨日は夕方から気温がさがり、小雨までちらつく寒さとなったが、着るものに困る昨日今日だ。夜の事を考えると、少し薄着だったかと、『愁思符庵』を出た後気付いた。百穀を潤す春雨だから、降ってもらわねばならないが、願わくば夜にしてもらいたい。春の中山最終日、ス...
View Article「割り引き」
中山11R,トーセンスターダムは立派な馬格だが今日は勝ちきれない。イスラボニータはやや見劣りするが、馬券にはなりそう。トゥザワールド、イスラニボニータ固定にアジアエクスプレス、ウインフルブルーム、トーセンスターダム。
View Article『南無・帰依する心』
明るい日差しがカーテンの隙間から差し込む朝(21日)。蝶よ花よと浮かれているうちに自然界は粛々と己が道を進んでいる。我が『愁思符庵』の庭も花ニラやケシ、シランが咲き始めネギまで伸びてきた(写真)。前のお宅の藤やヤマツツジも見頃を迎えている(写真)。ゴールデン・ウィークの声も間近になり、鯉のぼりも泳ぎ始めた。柿の若葉も鮮やかな光沢を日の光に跳ね返している(写真)。北国の春はこれからだろうが、花と若葉が...
View Article『卯月下弦』
気温が少し戻った朝(22日)。夕方から雨予報だから、明るい内に洗濯をし午後溝の口での所用に備えた。今日から梨の粒切り予定だったが、昨日(21日)梨園の下草刈りに耕運機をかけ掘り起こしたら雨が降り、足元が悪くなったので明日(23日)にして欲しいと連絡があった。粒切りと言うのは、受粉した梨の花が実を膨らませ始めたので、余分な実を間引く作業。一般的には摘果と言うが、高齢の園主は「粒こさらい」と言っている。...
View Article『梨の粒切り』
目覚めが早くなった(23日)。夜明けが早いし、睡眠も浅いし、寝る前に飲む薬がやたら喉の渇きを促す。さすが医者の処方と言うべきか、皮膚の湿疹は治まり収束に向かっている。まだ腰の一部は掻くとどんどん痒くなるのだが、掻かない限り何ともない。今日から梨の摘果が始まる。先日花粉付けが終わったばかりだが、既に小豆位の大きさになっている(写真)。一花層に幾つもの花が咲き、それらに花粉を付けたのだから、花の数だけ実...
View Article『桜塩漬け』
梨の粒切り2日目の朝(24日)。低い梨棚での作業は何時もながら足腰に来る。昨夜は夜中に足がつった。出掛ける前に冬用の毛布を洗濯をし、週始めに作った豚汁を温めて食べた。何作目かの豚汁で、我ながら中々上手になったと思う。じゃがいも、さつま芋、牛蒡、人参、大根、玉葱、白菜、ネギ、豚肉、豆腐、生姜と、あるもの何でも放り込んで味付けし、最後は味噌。多目に作り、毎日火を通し、小出しに食べている。朝、味噌汁を食べ...
View Article『目はに青葉』
好天がしばらく続くという(25日)。 明日(26日)からゴールデンウィーク突入。博打屋にとっては只の週末、むしろ商い日で緊張が高まる。何れにしても、卯月の終盤、鯉のぼりも泳ぎ、目に青葉の候だ。...
View Article『新緑競馬』
寝返りをうった瞬間、足がつってしまう夜で、睡眠は浅い(26日)。中山行きより1時間目覚ましはおそいのだが、梨農夫の疲労で朝が辛かった。前夜、銭湯の電気風呂で入念にほぐしたのだが、体に重い疲労感と、顔のむくみを感じる。府中本町まで、我が稲田堤から4駅めだが、無惨に山肌が削られ造成されつつあるよみうりランドの山も、残された木々が青々と輝いている。南武線の車窓も捨てたものではない。今日(26日)から初夏の...
View Article『卯月決算』
爽やかな黄金週間入りの朝(27日)。目に入るもの全てが生き生きとしている(写真)。少し風邪気味と前夜の酒が残っている博打屋だけが、静逼(せいひつ)な朝の空気から取り残された感だ。肩の痛み、目の腫れぼったさ、喉のいがらっぽさなど、決して爽快な休日の朝と言いがたい。喉から風邪気味になったのは梨農夫のツケである。摘果作業は上を向いてやるので、枯れた花弁や花芯が鼻や口に入る。眼鏡が曇るのでマスクも出来ず、埃...
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