『真夏日再来』
どうやら真夏日が戻ってきそうな朝の気配(8日)。夜中の寝苦しさはないが、昨日までの朝の冷気ではない。今日(8日)から高校野球が始まり、燃える夏はお盆ウィークに突入する。始球式のボールをヘリコプターがマウンドに落下させていた。被災地の野球部員による始球式は暴投だったが、緊張の程が痛いほど伝わった。甲子園とはそう言うものなのだろう。暦の上では昨日から秋だが、社会人にとっての夏の盛りはこれからだ。仙台の七...
View Article『猛暑の惑い』
私を忘れてもらっては困る、と真夏日や猛暑が戻って来た(9日)。蝉の鳴き声もひときわ力強くなってきた。地中で3年(?)、地上で7日(?)の儚い命の昆虫だが、あのミーミー、ジージーはひたすらメスを呼び種の保存を訴えているのだ。地中3年地上7日は俗説で、正しくは地中3~17年、地上10日~1ヶ月位と言う。確かに地中の長さに比べると、蝉として羽化した後の地上での寿命は例えひと月でも短い。古来、歌人たちは蝉の...
View Article『大人の夏休み』
寝苦しい夜でさすがの博打屋も扇風機の世話になった。汗ジットリで朝を迎えた(10日)。新潟行きを諦めたので朝寝坊が出来るが、暑さでそれどころでない。今日から大型連休に入る人も多いのではないか。来週のお盆休みの前後を休みにすると10日近い休みとなる。前倒しの今週末を利用して出掛けるか、或いはお盆休み後の来週末を利用するか、人各々だろう。大人の夏休みの始まりに違いはない。グリーンFの仕事人・海老名君は函館...
View Article『あの日も暑かった』
明け方鳥の囀ずりで目が覚めた(12日)。一昨日(10日)の朝から東京は30度を下回らない気温で、観測史上初の事だそうだ。その暑さのまま朝を迎えた。昨日(11日)午後東京競馬場に出向いたが、東京は38.3度の最高気温を記録する暑さ、府中も同じだった。例の府中本町からの連絡通路を歩いたが、ガードマンに聞くと通路中ほどは40度を超していると言う。恐ろしい事だが、人々は皆大人しく歩いている。確かに入ってしま...
View Article『静かなる迎え火』
じっとりとした寝汗で目覚めた(13日)。世間並みの暮らしでは無いのだから、世間並みの休みを取る必然性は更々ないのだが、図々しくもお盆休みのおこぼれにあずかろうと朝寝坊だ。博打屋にとってこのお盆休みは大事な稼ぎ時である。毎年、この時期のお盆興行博奕は荒れ模様。どの競技にしてもこの暑さの中、トップ選手たちにとっては残された後半戦に向けての調整期間に過ぎない。博奕をやる側だって半ばお盆休みの暇潰し、あわよ...
View Article『熱闘愁思符庵』
朝から気持ち良い暑さではないか(14日)。そうとでも受け止めないと耐えられない日々。開け放った窓の外の気配も何時になく静か。世の中お盆休み真っ只中、ぴたりと時間が止まったかのような静けさだ。庭の手入れでもしようかと表に出たが、余りの暑さに我が身の不安を覚えたので切り上げた。防災無線の光化学スモッグ注意報が流れていた。成す術なしの今日(14日)だから、片付けや高校野球で在宅レジャーと決め込む。開店休業...
View Article『第68回終戦記念日』
寝ていてもその環境次第で人と言うものは疲れるものだとこのところ認識する。今朝もそう思いながら体の重さを感じていた(15日)。つまり、寝苦しい夜が続くと、寝ている間に疲労が蓄積し、朝の目覚めが宜しくない。人と言うのはただ眠れば良いと言うものではない。快適に眠ると言う眠りの質が求められる。快眠とはよく言ったものだ。快眠対策も色々あるが、例えエアコンの効いた部屋であろうとも自然に勝るものはない。暑いのは好...
View Article『送り火や』
我が多摩の里の田舎町ですら、お盆休みはひっそりと静かである(16日)。あの世からお越しいただいた祖霊たちを心行くまでもてなし、供え物と一緒に茄子・瓜の牛馬でお帰り願う。今日はその送り火の日(写真)。古くからのお盆の風習だが、地方地方でその形態は違うようだ。テレビを見ていて驚いたのは、茄子や瓜に苧殻(おがら)で脚や角を付け、牛馬に見立てたのが分からない大人が多かった事だ。当然、その牛馬で御先祖様が往き...
View Article『越後爺』
「♪舟に揺られて逆立ちすれば、山が見えます故郷の~」国境の長いトンネルを抜けると、越後湯沢の緑が車窓に広がった(写真)。久々の越後路だ(17日)。何故か越後獅子の歌が口をつく。「♪流れ流れの越後獅子~」街道暮らしの旅芸人、越後獅子が故郷を偲んで歌う唄だか、どこか哀しい。その越後獅子ではないが、今日の博打屋は見切り発車、片道切符の越後爺となった。今期初めての上越新幹線だ。「青春18きっぷ」ムーンライト...
View Article『稲穂色付き』
朝から気温の高い新潟だ(18日)。阿賀野川は水量豊かな表情を見せている。競馬場までのバイパス沿いの水田は稲穂が実り色付き初めた。夏も終わりが近づいた。昨日から函館は仮柵が入り7メートル外になった。先行有利になったが果たして今日の札幌記念に影響はないか。グリーンFの仕事人・海老名君は昨日の那須野牧場所有馬3勝に歓び半分か。今日は所有馬に頑張ってもらおう。後半は函館7R,マウントフジはそろそろの感。新潟...
View Article『望外の休息』
馬で言うなら中2週の出番となった昨日一昨日(17・18日)の博打屋の新潟だった。世間は長いお盆休みも明け、再び暑い日常に戻った(19日)。昨日(18日)の新潟駅も帰省Uターン組で混雑していた。アドバンスウェイの応援に一人で来ていた馬主に帰りを誘われたが、博打屋には所用があったのでやむ無く断った。見切り発車での新潟入りだったが、土曜のジリ貧を日曜に断ち切れず微妙なズレに泣かされた。日曜3R,エンドレス...
View Article『夏去りがたし』
旅疲れの朝を迎えた(20日)。お盆が過ぎると世の中も夏休み気分から一気に覚める。暑さは変わらぬが、残暑と言う呼び名になる。しかし、やはり残暑は9月の暑さを言うのが実感だ。北海道が雨に見舞われたり、各地で集中豪雨の被害が出ている。台風の発生も伴い、これからは気象の変化も目まぐるしかろう。一気に夏から秋への移行が始まる。しかし、今日の暑さをみると、夏去りがたしの感が強い。外に出ると熱風が依然と身を包む。...
View Article『葉月の満月』
夕方に雨予報の東京だが、朝の気配はまだ真夏。今日は8月の満月(21日)。何処に雨の心配があるのかと言う昼間となった。甲子園もいよいよ準決勝、下馬評の高校が姿を消し、仕事人・外弟子のお楽しみトトカルチョも最後の単独指名・明徳義塾が消え「そして誰もいなくなった」でキャリーオーバーの夏。聞くと、もう一つの甲子園があるらしく、バックネット席常連客のラガー服の色当てに楽しみを見出だしていると言う。丁度テレビに...
View Article『夏の終わりに』
前夜の雨もお湿り程度で、今朝は徐々に何時もの蒸し暑さか戻って来た(22日)。今日は甲子園の決勝戦。 1日テレビっ子が正解なのたろうかそうもいかない博打屋。週末・月末・世紀末の恐怖に落ち着かない日々だ。どちらにも転びそうな決勝戦を途中まて見て立川に向かった。今日(22日)が初日の立川に週半ばの決算を託すしかない。立川に着いた頃には前橋の優勝が決まっていた。今年の甲子園、いや夏は終わった。...
View Article『携帯お釈迦』
少し夜中の暑さが薄らいだかに思える朝(23日)。いつもと変わらぬ朝を迎えた筈だったが、世の中一寸先は予測出来ない。迫り来る月末を控えた8月最後の週末前日に心乱れたか。コーヒーを飲みながら前夜書きかけのブログを書いていると、朝の定期便トイレを催した。これまた何時ものごとく、携帯手にトイレに出向いて座って書いていると手からポロリと携帯が落ち、股間の僅かな隙間から便器の坂を滑り始めた。アッと云う間の出来事...
View Article『恩情越後路』
雨上がりの朝(24日)。 4時半起きの目覚ましも出番無く、夜中の2時に目覚めて以来眠れぬ朝を迎えてしまった。新潟行きを諦めた昨日の立川商いだったが、夜の電話で事態が一変した。知人馬主から電話があり、新潟に誘われた。町屋の馬主で今日の3R,キョウエイリリックの応援だ。...
View Article『新潟速報版』
快晴の新潟(25日)。朝の風は爽やかな冷気を含んでいる。例年感じる新潟開催終盤の気配だ。今日はグリーンFの仕事人・海老名君が朝からのお仕事。お助け馬になりそうなラインナップだから速報版でマークしたい。新潟1R、レーズアセイルは展開一つでチャンスありの馬。新潟2R、ナスノクロスは牧場所有馬だが前走勝ちそびれ、今回は許されまい。新潟6R,アースコネクターは二の脚も速くまともなら勝ち負け。小倉10R、バラ...
View Article『越後路に秋風』
薄い雲を浮かべた青空の新潟の朝(25日)。外に出ると風が爽やかに頬を撫でる。日差しもひと頃の強さではない。毎年感じる新潟開催終盤の秋の気配だ。新潟競馬も今日を含め後3日。今年は心残りの多い夏となったが、これも生きていく上での花嵐か。阿賀野川はこのところの雨で満々と水をたたえ、稲田は黄色を帯びた稲穂が傾き始めた。バイパス沿いのススキも先週から一気に穂の白さを強めている。越後路に秋風立つ、まさに美しき光...
View Article『奇蹟の復活』
早朝梨園主からの電話で起こされた(26日)。今年は梨の生育が早く、すでに幸水は収穫が終わり、豊水も急がねばならないと言う。明日(27日)から出向きましょうと新潟帰りの気だるい体で返事をした。本来ならこの時期、武蔵新城の長瀬園に行っているのだが、今年は連絡の不手際で博打屋の出番は無くなった。...
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