『あの日を前に』
強風が窓をカタカタと揺らす(10日)。明るい日差しの朝だが、『愁思符庵』のトイレや風呂場の窓はアルミサッシでないので外の気配を如実に伝えてくれる。寒々しい週明けだ。風邪は依然として治らない。一昨日に比べると昨日の日曜は少し楽だったが、鼻の痛みが頭痛となり、不快感に悩まされた1日だった。少しずつ薬が効いてきているのか今朝は少し楽。強風と日差しを窓越しに眺めると、花粉が飛んでいそうで悩ましい。意を決して...
View Article『3年の彷徨』
明るい朝の光がカーテンの切れ目から差し込む(11日)。春めいた日差しだが、騙されないぞと独り言。春の寒さは昨日で懲りた。今朝も寒かったが風もなく窓のガタガタのない静かな朝だった。風邪の症状が薄らぎ鼻の痛みも弱い。うん、少し良くなったぞと気持ちが軽い。今日は言わずもがな「あの日」であり3年の歳月が過ぎた。「東日本大震災」と言う「あの日」は、戦争を知らない世代にとっては、廃墟と言う言葉を現実のものとして...
View Article『粛々と4 年目』
暖かくなるとの天気予報通り、昨日までの寒さを感じない朝(12日)。花粉の飛散が多くなるようだが、午後まで在宅予定だから布団干しをした。庭に出ると鼻がツンと痛くなり、目も潤んできたりするのはやはり花粉のせいだろうか。今朝は舞踊家・花園直道のTV出演と言うので、9時58分からのテレビ東京を見た。スタジオ生出演でガガの曲でロック舞踊を披露。花園の柴又散策の録画もあり、出演時間は長かった。何十年も柴又には訪...
View Article『春の嵐』
朝から雲行きが怪しい(13日)。早いもので弥生三月半ばにさしかかる。ようやく三寒四温の本領発揮か、昨日(12日)の温に比べ今日は寒。暖かくなる前に通りすぎなければならない気象の摂理だが、所によっては「春一番」の訪れと言う。東京も午後から雨となり台風並みの風で「春の嵐」の様相。神奈川県では竜巻警報まで出る荒れようだ。今週は11日に大宮競輪決勝と梶山裕次郎負け戦を見に出向いた。裕次郎は前を任せた田中が人...
View Article『青梅の悲劇』
春の嵐から明けた朝、明るい空を期待したが期待はずれ(14日)。日はすぐ雲に遮られ、曇よりと寒い午後となった。『東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな』梅と言えばこの歌。大宰府に左遷される菅原道真が京の屋敷の紅梅に贈った歌。京を離れる無念を庭の梅に託している。季語の世界ではとうの昔に梅の季節到来だが、家々の梅は今を盛りと咲いている。梅は春の花の中でもいち早く咲き、強い香りを漂わせ...
View Article『河津桜五分咲き』
朝はまだ肌寒さを感じたが、暖かくなる予報(15日)。新宿駅で8時過ぎの「ホリデー快速おくたま号」を横目で見ながら中山へ向かった。あれに乗れば吉野梅郷に行けるのだがなあと。風邪も収まりつつあるが、マスクを外すと鼻がまた痛む。中山の河津桜は五分咲き(写真)。来週が満開となるだろう。グリーンFの仕事人・海老名君は午後は阪神10Rウイングドウ゛ィールを残すのみ。牝馬同士で距離短縮も流れに乗れば好走もある。仕...
View Article『弥生満月』
暖かくなった(17日)。 それっとばかりに洗濯と布団干しに取りかかる。 気温も上がる予報で春めいた日になりそうだ。 花粉の洗礼も免れそうにない。 今日は弥生満月。 何処でどんな月を眺める事になるかと思っていたが思わぬ展開になった。 夕方知人の上野氏から連絡があり、六本木のミッドタウンにある富士フィルム・フォトギャラリーで開催中の写真展に出向いた。...
View Article『春一番』
風の音で外の気配が騒がしい朝(18日)。寝覚めに前夜の記憶を辿るが、どうしても繋がらない処がある。何だか恐ろしい事ではないか。二日酔いになるほどの酒の量ではないだけに、帰宅途中の酔態には解せないものがある。酒を飲む時の心身の緊張が持続しなくなってきたのだろう。飲むと人は乱れる。常ならぬ心身を求めて飲むのが酒だとすると、博打屋の酒は道に外れているかもしれぬ。常であることを殊更意識しながら飲んできたから...
View Article『何時しか彼岸』
下り坂の天気予報、前日より寒さを感じる(19日)。春分の日(21日)が近く、金・土・日の競馬3場変則開催に気を取られていたら昨日(18日)が「彼岸の入り」である事を忘れていた。年に二度ある「彼岸」だから毎年同じ事を書いているが、中日の「春分の日」「秋分の日」だけが休日なので前後を含めた本来の意味を忘れてしまう。「彼岸」仏事は「春分」「秋分」を中日として前後3日、計7日間行われる法会。今年は昨日(18...
View Article『彼岸最中』
雨音に目覚めた朝(20日)。やはり寒さが戻った彼岸となった。彼岸については毎年触れるので割愛するが、明日(21日)の中日は「春分の日」で祭日。競馬開催と重なるので書く余裕がなかろう。春秋年2回ある「彼岸」だが、秋は秋彼岸と呼び、ただ彼岸と言うと春を指す。博打屋の記憶にはおはぎ・ぼた餅を作る母親の姿しかないが、お彼岸とはそう言うものだった。毎年のお復習だが、明日の春分の日は太陽が春分点に達し黄経零度と...
View Article『春分・彼岸中日』
明るく暖かい朝(21日)。気温は上がるようだが、風があるので体感温度は日差し程でもない。今日(21日)は彼岸中日「春分の日」。真東から上がった太陽は見そびれたが、真西に沈む太陽を見て、光輝く西方の空に極楽浄土を探したい。年に2度使える句を思い出した。『春分や丁半揃う昼と夜』(愁思符庵)首都圏は絶好の行楽日和だが、北日本や関東内陸部は雪だそうだ。苗場からの天気予報中継を見ると吹雪いていた。春スキーもま...
View Article「内は悪いが」
中山9R,必ずしも内枠有利でない今の中山1600。しかし内にこしたことはない。ダイワプレイディが人気とは予想外だが、コスモミレネールの残りがあるかも。外ならローレルブレットだが。
View Article『中山速報版』
日差しの割に風が冷たい中山だが、日中は暖かくなりそうだ。グリーンFの仕事人・海老名君が朝から暖かくしてくれそうで早朝版を出す。中山1Rデザートオブムーンは自分の競馬をすれば十分圏内。同じくビューティフルランはダート向きで先行力もあり、ひょっとするとの期待も。中山9Rサイレントクロップは昇級だけに強気になれないが意外性期待。中山11Rナスノアオバは前走よりさらに体調アップ。以上、何とかしてくれるか。
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