始めて迎える新『愁思符庵』の冬だが、木枠の窓が大半だから、自然換気は良すぎる筈だ。
ベットを木製のパーティーションで囲っているので、幾分冷気を遮る役目を果たすだろう。
真冬対策としては、ベット脇の窓に遮断材を置かねばなるまい。
或いは雨戸を閉め、そこだけは窓が無いものとするか。
マメに朝夕雨戸の明け閉めをすればよいのだが、以前の家でも雨戸は一度も使ったことはなかった。
部屋は明るいのにこした事はないし、玄関以外鍵などかけた事もない。
取られる物の無い強みだろうか。
連休明けの今朝(4日)は神経ブロックの通院日。
朝早く出向いて順番を待った。
先週の風邪症状は咳も治まり安心していたが、今朝は鼻の奥が少し痛い。
麻酔科の治療はDr.に近況を話すだけで終わり。
継続して神経ブロックと投薬での治療は変わり無い。
肘の痛みは範囲も狭まり、ピリピリの度合いは軽減している。
ありがたい事だが、左の胸の痛みが以前より強い。
疱疹が少し出た所だが、思えば博打屋の帯状疱疹の最初の自覚症状は、左胸に痛みを感じていた。
左肩も痛く、その2~3日後に、左腕内側に疱疹が出て来た。
帯状疱疹ウイルス対策は72時間以内の処置が有効との事だが、微妙な時期だったのかも知れない。
医者は時期的にはセーフだったと言うのだが。
薬は時間内だったのだろうが、安静必要期に無理をしたのが重度化の要因。
まだ帯状疱疹を経験していない人は、胸や肋骨辺りに痛みや違和感を感じたら早目に病院が良い。
皮膚科の方が良いのかも知れない。
後遺症の神経痛になると、麻酔科のペインクリニックの領域になる。
博打屋のDr.もペインクリニック専門のようだ。
博打屋の神経ブロックは仰向けに寝た状態で、首のやや左辺りの第8何やらと言うところに注射を打つのだが、少しだけ痛い。
5分間止血の為押さえておき、その後15分横になったまま休む。
その間、7つ位あるベットでは様々な神経ブロックが行われていたり、診察室での会話が聞こえてきたりする。
このDr.は実にざっくばらんに話し、大声で笑う。
うんうん、まあ、大丈夫だからさぁ~と気さくに患者に話しかけるので、先日4年も通っていると言ってた婦人など、博打屋の後の診察だったので、話のやり取りはまる聞こえ。
先生の、その笑い声を聞いてますと、励まされるようです、と健気な事を仰ってる。
なるほど、ああ言う患者もいるのだなぁ~と聞いていた。
このところ、治療効果が現れ始め、博打屋も少し望みを持てるようになったが、先日までの痛みが何年も続くと思ったら、Dr.の気楽な笑い声など聞いておられないだろう。
麻酔科が終わり、ホッとしていたが、朝から鼻が痛いので耳鼻科の再診を取った。
この何年か、風邪の前触れに必ず痛くなる鼻腔の痛みだ。
医者に言わせると、鼻の奥が赤くなり鼻炎と言う。
先日の花粉症アレルギー検査がはっきりと出ているので、そのせいだと言う。
治療して薬を追加してもらい、午後になりようやく帰宅。
しかし、帰るなりくしゃみ連発、鼻水たらたら状態。
嘘、今しがた鼻の治療してきたばかりだぞとびっくり。
とにかく、何もしなくても鼻がタラリと垂れるのだから始末悪い。
部屋は確かに冷え込んできて寒くはあった。
しかし、ひと度出たくしゃみは止まらず、鼻水は流れる。
先日の検査結果は、ダニ、ハウスダスト、稲科植物と後一種。
スギ、ブタクサはアレルギー反応なかったが、何れかに反応しているには違いない。
とうとう夜まで鼻水に悩まされ、薬を飲むしか手立てが無かった。
風邪による咳・痰が消えたかと思うと一難去ってまた一難。
今日(4日)、秋の親孝行に帰省した仕事人・外弟子は、春先にも訪れた恵那かんぽの宿の夜と言う。
箱根の予定を恵那に変えたそうだが、秋の風情も乙なもの(写真)。
父親がさっさと予約したそうで、今夜はまた親子宴会と言う。
箱根を遠慮した母親のようだが、確かに仕事人・外弟子が動いた方が経済的。
それにしても、気に入りの宿で四季を定点観察するのも旅上手。
博打屋と違い、暖かい夜を過ごしたようだ。