今日は二十四節気の『霜降』。
『寒露(かんろ10/8)』から15日、『立冬(りっとう)11/8』までを言うが、年により擦れがある。
太陽黄経210度の日を指す。
体感としての季節は、文字通り朝霜が見られる頃で、秋の深まりを知らされる。
朝晩の冷え込みが厳しくなり、今朝も各地で12度台の気温だった。
馬鹿正直に『霜降』に合わせ博打屋は風邪っ引きとなった。
早目の病院頼りのつもりだったが、時既に遅しであったか。
点鼻薬で鼻は辛うじて持っているようだが、夜中から咳き込んでしまった。
むせるような咳き込みで、軽く痰が伴う。
肘の痛みは、さすがに神経痛だけあって、気温差には敏感に反応する。
薬を飲めども飲めど同じ痛みが生じる。
朝から参ったよと泣きが入る。
今日(23日)はインフルエンザの予防注射と先日のバリウム検査や大腸ガン検査の結果聞き取りの予約日だ。
10時に検査結果、15時にインフルエンザと、1日中病院にいろと言うような時間割り。
朝の具合から、結果報告は書類でも良いやと、15時のインフルエンザ接種に向かった。
雨の中、咳き込んで辛いなと思いながら出向いて手続きをしたが、熱が37度3分あり、接種が危ぶまれたが、7度5分以上あると見合わせるのだそうだ。
かなりきつかったので、待たされている間に熱は上がっていたかも知れない。
しかし、既に博打屋は風邪っ引きだし、ワクチンの効果は2週間くらい後だと言うし、良く分からないが、女医は何も言わずブスリと注射をして、ハイ終わり。
お風呂は大丈夫ですから、と、風邪引きに向かって言うから、今しがた書いた聞き取りや熱を分かって言ってるのかよと、意外だった。
いかにも流れ作業で、結構な人が待ち合い席にいた。
愛想のない言い方だから、酒も女もよろしいんでしょうか?と言いたかったが、まあ、止めといた。
咳止めが欲しいところだったが、インフルエンザ接種と内科の検診とは別物のようで、15時ではそもそも診察はないと言う。
健康診断科の事務員が、午前に飛ばした健診結果の書類をくれた。
胃ガン・大腸ガン所見なし・異常なし。
肺がん所見あり。
古い炎症に伴う○○のみ。
変代のみ、と書いてあるが、代の前の字が読めない。
下手くそな判定医師T・M理絵の署名だ。
恐らく3~4年前大風邪引いてこじらせた時、肺炎を起こした痕跡ではなかろうか。
健診結果票は、メタボリックシンドロームの判定3・非該当。
保健指導レベル3・非該当。
医師の診断2・要指導。
これは20年以上前から尿潜血が認められているので、その事のようだ。
4++と記入欄にあるが、余白に尿潜血(2+)と記入がある。
かなり昔の町医者の診断では、博打屋は臓器下垂何やらで、胃やら腎臓が下がり引っ張られるので、細かい血管が切れたりして血液が腎臓に入り込むのだとか、そのような説明をしてくれた記憶がある。
取り立てて検査する必要はないとの事だった。
以来、この手の健診をするたびに、同じ結果が出る。
今回も特に精密検査の必要はないとの事だろう。
雨は小雨となったが、この寒さで里の秋も一気に紅葉が進むだろう。
ななかまどが色付く病院を後に、間に合うかどうか微妙な時間を京王閣に向かった(写真)。
熱っぽく、咳き込んで辛いが、準決勝11R5分前に着いた。
明日(24日)の決勝に賭けたいので、今日は手出し出来る余裕がない。
準決勝はすこぶる固く収まっていた。
京王閣ナイターは決勝を控えていたが、さすがの博打屋も体調悪化と懐具合で商い中止。
上がりそうな夕空を見上げながら、明日に託そうと現場撤収。
『霜降』の今日が風邪のピークかも知れない。
健診結果票に、財政所見ありと無かったのは、いささか心もとない健診ではないか。