咳や鼻も出て、頭痛もする。
肘の痛みはチクチクと相変わらずだし、こいつは朝からダウンだわなと覚悟した。
外は雨で部屋の気温も低く、いよいよ冬かなと、薄暗い部屋で横になったまま遅い朝を過ごした。
今度の『愁思符庵』の窓は全て磨りガラスだから、カーテンを開けても外が見えない。
せめて上半分が透明ガラスなら、レースのカーテン越しに外の景色が眺められるのだが、さすがに網戸とレースカーテンにする訳にもいかず、部屋の薄暗さは否めない。
頭がふらりとするので、こんな筈ではなかったと、早目受診の効果に期待した昨日が甘かったかと思いながら起き出した。
幸い今日は特別な予定は入っていない。
体調が思わしくなく、「隠り」も悪くないかと午後を迎えた。
雨は止む気配もなく、陰鬱な昼下がりだ。
やはり、外が見えない部屋と言うのは落ち着かない。
時々、窓を開けてベランダを見る。
このところ、先住猫がとんと庭に顔を出さない。
せっかく先日ビール代を節約して新しい缶詰め餌を買って来たのに、一回食べただけで姿を見せなくなった。
どうにも腑に落ちない。
餌をペロリと食べた翌日から来なくなったのだが、何があったのか。
近所では歓迎されていなかったのか、或いはテリトリーの変更か。
たまに、にゃお~と言われるのも悪くなかったが、どうした事か。
猫の心配をしている場合の博打屋ではないのだが、月末週に向け落ち着かない。
今日は京王閣ナイター準決勝と富山競輪の場外併売。
ナイターは昨日(22日)も見ておらず、強いて興味はガールズだが、これとて悩むほどに報われない博奕。
雨が小降りになったので富山9Rに京王閣到着。
初日だけに手出しは11R特選だけと9・10Rを高みの見物。
3020円、126280円と波乱含みの初日だったが、特選11Rも着順に関係ないレースだけに手出しは危険。
恐らく新田康仁かなと相手を番手の加藤圭一と別線北野武史を選び、2点の3連単を買って見ていた(写真)。
レースは新田が中団から捲ったが、肝心の番手加藤が消え、人気ラインの北野と、別線3番手柏野が突っ込み2-4-9,39690円。
もう少し3着を広げれば取れたかも知れないなと思ったが、初日だけに見物料かと諦めた。
加藤の馬鹿垂れがと、ガールズも見捨てて引き上げた。
仕事人・外弟子渾身のおでんを頂いた。
仕込みに時間をかけた逸品で、主治医との研究成果との事だ。
ふむ、Dr.山中のiPSが間に合わなくとも、おでん屋開業は出来そうではないか。
体調不良に秋雨の追い討ち。
博打屋の五臓六腑におでんの味が染み渡った。