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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『神無月新月』

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風邪対策を万全にして眠った(23日)。


その効果が少し現れたか、咳、痰、鼻は微量になった。


久々の明るい朝の空と気温が助けてもくれる。


頭痛もなく、腕のピリピリ感が相変わらずの朝だ。


今日(23日)は神無月新月。


6時57分がその時で、今宵は月も出ぬそうな。


菊花賞ウィークを迎え、『愁思符庵』の菊も蕾を膨らませている。


連日、スポーツ紙はあの馬この馬と、売らんが為の取材ヒートアップだが、読めば読むほどどの馬にもチャンスがあるように思えてくる。


当たり前の事だが、そこが競馬。


初の距離を走らせてみると、えっ?こんな筈じゃなかったとか、いや、驚いたね、と言った事前の能書きなど屁の役にも立たない。



博打屋は週中に余りスポーツ紙を読まない事にしている。


記者心理が分かるだけに、思い入れや、記事になりやすい裏話に頼るからだ。


あまり予想メディアに熱心だと、刷り込み現象となりミスリードされる。


まあ、マインドコントロールみたいなものだ。


しかし、たまに誰かがあんな事書いていたなぁ~と、馬券を買うときにふと思い出し役にたつ時もある。



その週末に向け、最後のビジネスチャンスは富山競輪決勝。

天気も回復し、気温も上がったので、咳き込まなくなった。


手持ちの事情から、許される商いは決勝のみ。


時間を見計らって京王閣に出向いた。


難しい決勝となったので迷いもあった。


初日、準決勝を見ていると新田康仁かなと思えたが、各々自立型にチャンスありそうだ。


逆に、主導権争いが厳しいだけに番手選手が楽になることもあり、番手戦かなとも思い巡らせた。


何しろ実入りのない今週、何とかしなければならないが悩ましい。



その悩める博打屋をせせら笑うように、新田から別線の番手を選んだ車券は陽の目を見なかった。


結果はそのもしかしたらの番手戦となり、新田の番手武井大介が勝ち、別線の番手合志、新田3番手大西健士とゴール。


4-2-6,209680円の大穴。



う~ん、と声も出ず天を仰いだ。


確かに、悩み一発解消の配当であり、チャンと博打屋用のビジネスチャンスが用意してあったのだが、弱いなぁ~ワシャ~と独り言。


風邪は快報気味に向かったが、肘と懐は置き去り。



思えば今宵は神無月新月。

月も出ぬ日の博奕にツキが有るわきゃないわなと、気付くのが遅かったか。

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