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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『長月上弦』

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窓から流れ込む風が一月前のそれとはっきりと違うのは、蝉の声に鈴虫の声が混じる事だ(2日)。


目覚ましがひときわ響く朝4時。


まだ外は夜のしじま。


一月前ならすでに明るくなりつつある時間だ。


お~地球は誠実に回っているぜよ、と重いからだに鞭打つ。


今日も梨出番。


南武線武蔵中原から歩いて20分、慣れてきたので歩くのが早くなった。


朝の5時30分過ぎの住宅街だが、通勤の人や散歩の人がチラホラといるものだ。


4時起きの博打屋にとっては、散歩にしてはチト眠いのだが、健康的である事には違いない。


知らない町だが、早朝の表情は色々興味深い。


豊水収穫も佳境に入り、収穫量も増えた(写真)。


10時30分で作業は終わった。


今日は2度目の神経ブロック治療の予約日。


武蔵溝の口からのバスで聖マリアンナまで出向いた。


予約時間があっても、その通りにはいかない。


午後1時の病院がこんなに混雑しているのかといささか驚く。


痛みの自覚としては、胸、脇、背中の鈍痛は少し軽減したが、腕の痺れ、痛みはむしろ敏感になった。


疱疹の跡はかなり薄くなったが、ピリピリと皮膚の敏感さは増し、痒みもともなうようになった。


Dr.にそう説明すると、うんうんと頷きながらパソコンを叩いている。


痒くなるのは良い傾向と言う。


およそ想定内のようだ。


前回と同じように第8頸髄にブスリと注射。


15分寝かされてハイお疲れさま。


少し強い薬を処方してくれたようだが、次回5日までのものだ。


前回採血した結果を言わないのどうした?と思ったが、そのまま帰ってしまった。


直ぐ痛みが消えるものではないことは前回で分かったが、左腕の内側が痺れ、敏感になるのが気になる。


一番最初にきた百合が丘行きのバスに乗って帰った。

小田急にの駅に出ればどうにでもなる。


暑さが戻った午後だったが、西武園に行くには時間が遅すぎた。


開店休業は余儀なし。


百合が丘から歩いて帰った。


いつの間にか、初秋の風情だ。


萩が咲き、すすきも伸びた。


帰宅後、顔が火照るので熱を計ると37.5度だった。


なぜだろうか。

神経ブロックの影響か。


まあ、良く分からないから休むのが一番と思い夕方まで休んだ。


今日は長月上弦。


夜、買い物に出て上弦の月を眺めた。


♪浴衣の君はすすきのかんざし~


懐かしい歌が聞こえてくるようだった。


月がそこはかとなく美しく見える、そんな時節になってしまった。

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