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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『長月朔日』

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雨ではじまった長月朔日(9月1日)。


秋雨とは言うが、少し早いのではないかと思う。


まだ夏気分が抜けないので、着るものがおっつかない。


10度以上の気温差なのに、衣服が同じじゃ寒いはずだ。

長袖をだして時ならぬ寒さに耐えている。



今日から3日間梨の応援が入っている。


今朝(1日)は雨が見込まれていたので、昨日夕方収穫しておいたと園主から連絡を受けていた。


お陰で1時間遅れの顔出しで良い。


7時に仕事場に着き選別作業から始めた。


10時からの即売直前あたりに雨足が強くなり、用意した袋数がさばけるか微妙だったが、雨も小降りになり、少し長めに開店していたので、いつ来ても買えないと言うお客がようやく買えたと喜んでいた。


いつもより30分長い販売だった。


上がりかけた雨も本降りとなり、帰宅後は久々の静養と決め込んだ。


あっと言う間に終わった8月だったが、これほど色々な事があった夏も珍しい。

引越や帯状疱疹も大変だが、お世話になった人が2人も逝ってしまった。


なんと言う夏なんだと恨めしい。


別れはやがて誰にでも訪れるが、病で倒れるのは無念だろう。


しかし、亡くなった2人共、残された時間にきっちりと身辺整理や、残される者への道筋を付けて旅立たれた。


立派な事だ。


博打屋など足元にも及ばない。


踏んだり蹴ったりの8月を引きずりたくない月替わりだ。


夏物の喪服に樟脳を入れ、もう用がないようにと祈って仕舞った。


今日(1日)は防災の日、関東大震災記念日。


皮肉にも、大規模土砂災害の広島では、防災訓練どころか、被害を前に復旧はままならない。


防災訓練の前に立ちはだかる自然の威力は人知を上回る。


関東大震災は1923年(大正12年)に発生し、死者行方不明者14万人、負傷者10万人、破壊焼失戸数68万戸の記録が残されている。


地震は11時58分だが、すでに黙祷をする人も少なくなった。


東日本大震災は記憶に新しいが、防災の日制定のきっかけとなった関東大震災を忘れてはならない。


余りにも寒くなったので、窓を閉めて横になった。


神経ブロックで少し楽になった感はあるが、腕の痺れと痛みは消えない。


一度に痛みが消えるとは思わないが、週2回もこんな事に縛られるとは
たまらない。


何とか早く楽にならないか。


9月の抜けるような青空の下で、後半の新潟競馬を戦いたいものだ。

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