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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『師走競馬カウントダウン』

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冷え込みの厳しさが日々増してくる。
町にクリスマスソングが流れ始め、否が応でも師走の後半を感じさせる(16日)。
一昔前には、餅つき競馬などとこの時期の競馬を揶揄したものだが、外国人騎手が多数参戦するようになった近年、そんな言葉が罷り通る環境ではなくなった。
競馬の情緒的な側面が希薄となり、実利的な営みが優先されるからである。
加えて調教環境のレベルアップなど、競馬が科学され始めてこの方、事情は大きく変わった。
しかし、昨日(15日)の競馬を見ていると、さすがに師走競馬と思わせるような馬券の荒れ方をしていた。
中山では横山典、中京では蛯名と言った関東のロートル騎手が年の瀬の帳尻合わせよろしく激走を見せた。
やりゃ出来るじゃないのと言いたい騎乗に、博打屋も便乗した。
特に昨日の横山典の3着2回には、久々に横山様々と足を向けては眠られぬお助け。
惜しむらくは、メインレースのミスパンティール勝利を生かし切れなかったのが悔やまれる。
3着デンコウアンジュの柴田善騎手が拾い切れなかった。
思えばこのレースもロートル達の帳尻合わせだったか。
今日の競馬のテーマは引き続きロートル騎手やマイナー騎手の帳尻合わせ、餅つき競馬と言うことか。
外国人騎手も、日本語を理解出来るようになったのかも知れない。
師走競馬には師走なりの事情があり、外国人騎手にも忖度と言う言葉が分かるようになったか。
今日(16日)は第70回朝日杯フューチュリティステークスが阪神競馬場で行われる。
舞台を阪神に移して5年経つ。
今年は紅一点グランアレグリアが人気を集める。
牝馬の勝利は38年ぶり、テンモン以来の快挙となる。
それだけハードルは高いが、この馬のデビュー戦の時計は破格。
2戦目も出遅れのハンデをあっさりとカバーした能力の高さはまだ未知の素質を秘める。
去年の勝ち馬ダノンプレミアムは2戦2勝の無敗馬だった。
今年は4頭の無敗馬が出走する。
最も注意が必要だろう。
種牡馬で見るとディープインパクトとロードカナロアの争いかもしれない。
割って入るのがダイワメジャーか。
勝ち馬はこれらの馬から出るだろうが、気になるのは前走レコードで走ったマイネルサーパスだ。
きんもくせい特別勝ちからの朝日杯勝ちはナリタブライアン、アルフレードがいる。
マイネルサーパスの母系もこの朝日杯には縁深い。
何れにしても2歳馬のレースだ、思わぬアクシデントがあるかもしれない。
グリーンFの仕事人・海老名君の午後の仕事は中山7Rシネマソングス。
終いの脚が武器の馬だけに楽しみなレース。
中山11Rナスノセイカンは状態の良さが頼み。
中山5Rナスノダケ3着に続いて両馬とも馬券になって貰いたい。
博打屋は中山11Rプロティガルサン、ナイトオブハイツ、ナスノセイカン、トーセンビクトリー、マイネルハニー。
阪神10Rロライマ、メイズオブオナー、サンラモンバレー、インディチャンプ、メイショウオワラ。
阪神11Rグランアレグリア、マネルサーパス、ケイデンスコール、アドマイヤマーズ、ファンタジスト。
中京10Rワールドフォーラブ、クインズチャパラ、シセイヒテン、レジーナファースト、シャインサンデー。
中京11Rブルーミン、メリートーン、タガノアム、スピーディークール、スマートダンディー。
以上だが、中山10Rアッサラルーテ、タイセイスターリー、ファミーユボヌール、アルマエルナト、ブロワ。
今日は伊東競輪決勝も商い。
郡司、渡邊、岡村のボックスと渡邊、岡村に鈴木を絡ませる。

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