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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『正月三が日』

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正月三が日の終わりの朝(3日)。
穏やかな正月休みも瞬く間に過ぎて行く。
風が強く、体感温度はかなり低く感じるが、空は明るい。
今日はとりあえず予定がない。
年賀状書きと、午後遅くの取手・伊東競輪決勝を京王閣に買いに出向き、その足で銭湯に行くのが予定と言えば予定か。
前夜の酒が残り、珍しく朝が辛く惰眠を貪った。
明日(4日)はデイサービスに顔出しするので、朝寝坊が出来るのは今日しかない。
テレビをつけ、箱根駅伝を聞きながら寝正月を楽しんだ。
我が中央大学の名前が中々出てこない。
復路になって往路と様相が一変していた。
青山学院大学がトップに立ち独走状態で、往路優勝の東洋大が追う展開。
上位2校の争いはゴールまで続く様相だったが、トップとの差は開く一方。
興味は3位以下、シード権確保の10位までの出入り。
この中に中央大学はいるものと布団の中で聞いていたが名前が呼ばれない。
ようやく12位にその名が上がったが、形勢は良くない。
シード権争いにそれ以上の後退は許されないが、下位チームに迫られ順位を落とす一方。
去年、不出場に終わった箱根駅伝伝統校の中央大学が、予選会で復活して2年ぶりの出場を果たして今年を迎えた。
是が非でもシード権確保で、途切れた歴史を繋ぎ直してもらいたいと、にわか駅伝ファンとなっていた博打屋だ。
しかし、各校とも思いは同じだ。
復路のスタート直後の上位校の顔ぶれは、順位の変動こそあれ、大幅な逆転もなくゴールを迎えた。
もちろん我が中央大学はズルズルと下位転落。
来年も予選会からの出発となった。
外の寒さがひしひしと伝わる部屋で、ストーブの前に居場所を変えて、とうとう青山学院大学の4連覇の瞬間までテレビっ子をしてしまった。
年賀状書きも、宿題レポートも、結局は手付かずで正月三が日の最後を昼過ぎまで過ごした事になる。
昨日の初商いは1打数ゼロ安打で終わったので、今日の決勝2レースで両目を明けなければならない。
そう追いたてられて出向いた京王閣だったが、2レースとも外してしまった。
なんてこった、誰も博打屋にお年玉をくれないのかと、寒さを突いて出向いた博打屋に追い討ちの辛さ。
いつまで続く無収入よ、と気持ちが滅入る。
金杯を前に厳しい懐事情になったが、明日からの立川鳳凰賞に出直すしかないと、京王閣ナイター決勝を捨てて稲城長沼の銭湯へ向かった。
正月三が日だから営業をスマホで確かめて出向いた筈だったが、着いてみると昨日・今日がお休みとの貼り紙。
嘘!とガックリだ。
スマホの本日営業中とあったのは何だったのかと腹立たしい。
仕方なく寒空の中を帰宅し、明日(4日)の早朝活動に備えた。
何だか、先行き怪しい正月のスタートだ。

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