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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『猛暑の長崎原爆の日』

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台風5号は熱帯低気圧になって東北日本海沖に消えたようだ(9日)。
今日は全国的に台風一過の好天に恵まれると言う。
好天といえば聞こえは良いが、フェーン現象による異常気象である。
昨日に続き、早朝から連日の自由研究の博打屋であるが、朝からめまいのするような暑さに驚きである。
その異常な暑さも、午後を過ぎると体温より高い37度を越し、外を歩く博打屋もさすがに裸になりたい心境であった。
今日( 9日)の列島はすっぽりとこのフェーン現象に包まれ、全国的に猛暑日となっていた。
もちろん、群馬・館林はトップの38.8度を記録。
都心ですら37.1度の今年最高気温を記録した。
猛暑は覚悟していたが、先月の福島で経験して以来の暑さに、博打屋も危機感を抱いた。
朝からの異常な暑さの中で、長崎では原爆の日の平和祈念式典が行われた。
田上富久長崎市長は、7月に国連で採択された核兵器禁止条約の交渉会議に参加しなかった日本政府を厳しく非難した。
その後、挨拶に立った安倍首相は、6日のヒロシマの式典に続き、核の問題に言及かなかった。
式後の被爆者団体との会談で、「あなたはどこの国の総理ですか」と、核兵器禁止条約に日本が批准しない方針を示していることへの失望をぶつけられた。
72年間、原爆被爆者が生命と引き換えに訴え続けて来たものが、この国の総理には届かない怒りそのものでなかったか。
折しも、1日遅れで始まった夏の甲子園は、白熱した試合が続いている。
この平和は、どれほどの犠牲の元に手にしたものかを、この国の総理が語らなければ、とても、唯一の被爆国として、核兵器廃絶に向けてのリーダーシップなど取れようがない。
年々、ヒロシマ・ナガサキの市長の声明には力強さの中に憤りが込められて来る。
日本政府の歩みの先に、72年前の惨劇が見えてくるのではないのか。

開店休業の日々だが、頭の中に関屋記念のイメージは出来つつある。
暑さで思考もおぼつかないが、忘れずに今日の漢字だ。
次の漢字の部首を記せ。
「瓶」「領」「甚」「衷」「充」。
答えは(瓦=かわら)、(頁=おおがい)、(甘=かん・あまい)、(衣=ころも)、(ひとあし・にんにょう)。
(瓦=かわら)は常用漢字ではこの「瓶」のみ。
(頁=おおがい)は(力)、(るまた)、(瓦=かわら)などと同じく、字の右側に付く部首。但し、「煩」の部首は(火=ひへん)である。
(甘=かん・あまい)の部首の当用漢字は「甚」「甘」の2字のみ。
(衣=ころも)の音符は「中」である。
(ひとあし・にんにょう)は字の下のルのような部首だが、スマホで出せない。
(なべぶた・けいさんかんむり)ではない。
以上、難しいが、(頁=おおがい)は覚えたい。

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