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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『台風余波』

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夜中に風台風の様相をみせながら日本海佐渡方面に抜けた台風5号であった(8日)。
首都圏への甚大な被害はなかったものの、発生以来の長寿記録に迫ろうかという今回の台風5号の爪痕は大きい。
明日(9日)、秋田沖で熱帯低気圧に変わる予定というが、もしまだ台風であり続けると、発生以来の長寿記録になるそうだ。
今日(8日)も朝から所用で時間を奪われる。
台風余波の雨が心配されたが、雨雲の残る空には青空も覗き、午前中にはその雨雲も去り、一気に蒸し暑さが増してきた。
猛烈な湿度となり、さすがの博打屋も汗ばむ午後となった。
開店休業の今週だが、じたばたしても始まらないお盆ウィーク前だ。
夏場は普段出来ないことをするのも良いだろう。
今日(8日)は満月である。
雨雲の去った首都圏では、月も蒸し暑さに出渋るかも知れない。
先日テレビで子供たちの夏休み自由研究というのをやっていた。
大人の発想にはない、素朴な疑問を地道に観察し続ける子供たちが紹介されていたが、小さな発見が豊かな想像力につながることは言うまでもない。
ややもすると、芸能やスポーツ分野の若年化だけに華やかなスポットが当たるが、子供の豊かな才能は自然科学や化学、天文学など、あらゆる分野で育まれている。
夏休みの自由研究は子供にも大人にも、飽くなき好奇心を促進させる。
博打屋の今夏の自由研究は、視覚障害者のデイサービス実情と言うところか。
一夏の充電として、しばらくは堅気の世界を覗く日々でもある。
今週は新潟競馬も折り返しの関屋記念。
お盆興行でもあり、旅打ちの競馬ファンも多かろう。
博打屋も長年見続けている関屋記念を新潟競馬場で見たいが、盆と正月と言われるように、日本人の2大行事の一つである「お盆」は言わずもがな民族大移動の期間。
そのお盆休みを補足するように、「山の日」と言う祝日が11日に加わったので、今年は12・13日の土日を含め、お盆迎え火(13日)からの大人の夏休み、「お盆休み(13日〜16日)」が前倒しで11日から始まる。
会社や個人病院によっては、10日から20日まで夏休みを取るところもある。
世間のこの大型バカンスを鑑みると、交通事情や宿事情が極端に悪くなると言うことだ。
そう考えると、この時期に出掛けるのは不便極まるが、東京・新潟は始発終点の関係だから、新幹線も並べば必ず座れる。
宿さえ確保すれば何とかなる越後路の旅打ちだから、案ずるより行くが易しの一面もある。
むしろ先祖を迎えるこの時期は、競馬どころではないと、競馬離れすら起こるのが毎年の事情だ。
少なくとも、残り4週の新潟競馬は行きやすくなる。
夏の自由研究の合間に、博打屋も本業に勤しまなければならないが、課題はひとえに懐との相談か。
昨日(7日)も忘れてしまったが、「今日の漢字」の復活。
次の漢字の部首を記せ。
「摩」「殻」「寧」「匁」「亭」。
答えは順に(手=て)、(るまた・ほこづくり)、(うかんむり)、(つつみがまえ)、(なべぶた・けいさんかんむり)。
部首だけをスマホで引き出せないので、正確性を欠くが、推察して頂きたい。
「摩」の(手)は、(まだれ)ではない。
「殻」の(るまた・ほこつくり)はこの「殻」の他に「殴」「殿」「段」「殺」の五字。
「寧」の(うかんむり)は(心)ではない。
「匁」の(つつみがまえ)は他に「勺」「包」の2字。
「亭」の(なべぶた・けいさんかんり)は、他に「享」「亡」「交」「京」の計5字。
部首の名称を覚えるのは、大変難しい。
これも夏休みの自由研究の一つか。
台風余波の寝苦しい夜だった。

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