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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『終日引きこもり』

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明るく暖かい朝(26日)。


それもそのはず、全国で夏日が予報されていた。


寒いより暑い方がまだ楽であるが、今年の4月は極端な気象で困ったものだ。


少しは晩春らしい気候を楽しみたいではないか。


何時もの気だるい週明けだが、今日(27日)は殊更体がきつい。


土日の東京競馬開幕週の戦い疲れと、昨日(26日)の夕方、府中市内で軽く飲んだ後、何時ものメンバーで麻雀となりそれが尾を引いている。


メンバーの一人は競馬場から一緒ではなく、立川で競馬と競輪の場外を買った後、わざわざ府中に回って来た。


その麻雀だが、さすがに手持ちの余裕が無くなった博打屋の心理が反映したか、配杯も悪く、手は重くなる一方。


麻雀と言うゲームをご存知ならお分かり頂けると思うが、4人で行うゲームを支配するのは各々の心理。


その心理が勝負の流れを作り出していく。


その意味で、1・2度自ら流れを逆流させる失態を演じた。


結果それが尾を引き負け戦となった。


このところ、何年もアウトドア・ギャンブルに転向しているので、インドア・ゲームの麻雀は椅子に座りっぱなしに加え心理的重圧も加わりきつく感じる。


他のギャンブルなら見送り、お休みの逃げ方もあるが、麻雀は好む好まざるに関わらずゲームに参加しなければならない。


それ故に身心の疲労は大きくなる。


特に、毎回毎回ウンザリするような配杯でどうにもならず、相手に振り回される流れになると、疲労感は増す一方。


それを耐え、流れを変える機を待つのが麻雀なのだが、その辛抱が終了後の疲労となる。


麻雀する人なら誰もが経験するであろう終了後の虚脱感だ。


それも、思うにならぬ流れで負けた場合には、何倍ものそれを感じる。


今日(27日)の博打屋の朝からの体はあちこちが痛いのに加え、全身が重い。


月末目前、予定外の敗戦と出費で物理的痛手もある。


しかし、今日からは裁判書類の作成に専念しなければならない。


その精神的重圧も加わる週明けの憂鬱か。


外は夏日を記録しようかと言う天気。


朝から洗濯をし、布団を干して作文態勢。


難しい最高裁判例を読んでいると、こんな表現を理解出来る奴が世の中にいるのかと驚くばかりだ。


法に携わる人間たちは、作文能力が先ず問われなければならないと感じると共に、文法上はたして問題のない判例文なのだろうかと疑問にも思う。


何より、難解な用語を使い、読み手に理解させようと言う表現とも思えない。


博打屋のレベルの問題かも知れないが、とにかく、読んでいて是なのか非なのか分からない文脈が多い。


博打屋の作文と同じだと言われそうだが、こんなモンじゃない。


何故、あのような日常で使わない言葉を駆使して判決文を書くのか。


六法全集そのものがそう言う難解な文脈・用語となっており、それをスンナリと理解出来る能力を持つものだけが、法に携わる資質があると言うことのようだ。


こんな難解な用語に振り回されて、法に携わる人たちは事案の本質が見抜けるのだろうか。


今日から開店休業、引きこもり余儀なしの博打屋は、多くの資料と格闘しながら、最後になるであろう陳述書に取り組んでいる。



気になる防府競輪だが、博打屋にとってばここは正念場。

開店休業は仕方ない。


期日通りに書面を書くなら、今日からは非常態勢だ。


もっとも、月末の非常事態でもある。


そんな月末目前、仕事人・外弟子は父親のヘルニア・オペ騒動で先送りしていたカナダ・オペを遂行すべく日本を飛び立った。


難しいオペと聞くが、無事成功を祈るしかない。

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