Quantcast
Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2244

『春到来』

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

暖かい春到来の日と言う朝(17日)。


今日は通院の日で早出だが、まだまだ春の日差しには騙されないぞと、いつもと大差ない服装で出掛けた。


外に出ると確かに肌に触れる空気には寒さのトゲがない。


風がまろやかになった。


所によっては3月観測史上1位と言う暖かさと言う。


海水面の温度が上がり、各地で濃霧も発生したようだ。

南から5月並の温かい風が吹き込んで春到来をもたらしたようだ。


この2~3日、かつてない目の痛みと涙に見舞われ、これが花粉症かと実感している時の通院だから渡りに舟だが、治まっていた鼻の奥も痛み頭痛すらする。


耳鼻咽喉科は相変わらず混んでいて結構な待ち時間。

今月末で移動になる若いDr.が少し薬を変え、点眼薬も別のものにしてくれた。


麻酔科では何時もと同じやり取り。


神経ブロック治療を継続である。


今日は何故か初めて打った時のように目に来て、しばらく目が充血し、顔が熱くなった。


病院からバスで向ヶ丘遊園に戻るのだが、登戸の薬局に薬を貰いに行かなければならない。


午後から梨作業を予定していたが、病院が予定外に長引き午後を大幅にずれ込んだ。


中途半端な時間になりそうで、梨園に連絡し明日(18日)からに変更して貰った。


14時半に帰宅し今日から始まった京王閣「日本選手権競輪」を見に出掛けた。


さすがにG1シリーズだけに人出も普段の比ではない。


場内イベントも様々行われており、残り3レースの観戦だったが、何時もと違う雰囲気に包まれていた。


間に合った9Rは地元後閑信一・朝倉が売れ筋で、博打屋も後閑から少し散らして車券を買った。


しかし、単騎の岡山・黒田淳が単騎捲り、後閑・室井が続き波乱の結果。


24940円の3連単にため息。

う~ん、こう言う決まり方もあるのかと勉強になった。


10Rは三谷竜生の後が競りで、別線九州ライン中川・菅原・小岩が売れ筋。


ここは捲る中川有利は大方の見方。


しかし、早目捲りなら菅原の差しもある。


中川・菅原の裏表の3着探しだが、ここが難しい。


配当の魅力からは菅原・中川の方が高い。


本線を菅原にしてフォーメーションを作ったが、レースは予想通りの展開。


捲った中川を菅原が差し、逃げた三谷が3着に粘った。

菅原・中川・三谷2-7-5,2850円(写真)。


普段より圧倒的に人と声援の多いフェンス際で結果を見ながら、何故かホッと嬉しかった。


梨をキャンセルして博奕場詣でだから持ち出しにするわけにはいかない。


手始め9Rを失敗した後だけに、この挽回が気持ちを楽にした。


11Rは特別選抜予選。

深谷、平原、岩津のSSが盛り上げる。


しかし、最近の深谷は復調途上。

平原の充実ぶりには及ばず、オッズも売れ筋となっていた。


博打屋の予想にも、様々なシーンが浮かび上がったが、ここは平原ライン有利と判断。


木暮が平原に付ききれるか、誰かが割って入るのか。

配当の魅力からは平原の後がもつれるのが良いが、展開次第で木暮の逆転シーンすらあるレース。


結論は平原・木暮ライン対川村・松岡ライン。


レースは深谷が逃げて平原が木暮を連れて先捲り、バラけた後方から川村が3着。

3-9-2,2200円は2番人気の決着(写真)。


安い的中だが、押さえていて持ち出しを避けた。


今日の深谷は試しに先行してみたと言う感じ。


次走は狙いだろう。


帰宅すると梨作業の依頼に異変があり、明日(18日)から予定していた作業はなくなった。


園主の気紛れに振り回された形になったが、いささか、一貫性のない今回の依頼には危うさを感じていたので、あまり関わりたくない。


ローマの仕事人・外弟子は2件目のオペを無事終えたようだ。


1件目のDr.須磨のオペ(写真)では再鼓動を待つこと28秒。


『戻って来い』

Dr.須磨が呟いたそうだ。


2件目のDr.ジョルジュの時は祈る事41秒。

『モドォーッテコイ』

Dr.ジョルジュの呟き。


仕事人・外弟子は涙して待ったと言う。


オペはオンビートが良いそうだ。

待つ間、心臓に悪いと言う。


執刀医Dr.ジョルジュのオペは完全なサイレントではなく、シミュレーション通りにいかない時は一言二言会話が入る。


術式のパイオニアがセカンドだから2人の会話はペラペラとイタリア語。


仕事人・外弟子は「Che?」ケ(何ですか?)

「Si」シ(イエス)の会話。


シとケが飛び交うオペ現場。

オペ後はイタリアメディアの取材に囲まれ質問を受けたそうだが、フランス語訛りのイタリア語でポツリポツリ返答。


聞き取れないところは2人のDr.が英語で通訳。


しかし、Dr.ジョルジュの通訳は嘘っぱちで「素晴らしい執刀医に惚れましたか?」と、皆の笑いを誘ったそうだ。


Dr.ジョルジュはオペ前に「教授のポストより欲しいのは、黒い瞳のアシスタントナース。素晴らしいアシスタントをご覧下さい」と紹介してくれたそうだ。


公式会見場にはオペに入ったDr.マルコと麻酔医のDr.アンドレ、外回りDr.ジモーレとナース・ジュリエッタ。

臨床工学士(人口心肺のスペシャリスト)Dr.カルロスの他に裏方の循環器内科スタッフや先日来日したラボのスタッフも屏風の前で成功を報告。


経営陣が控えだったのが、どこかの国との違いだったそうだ。


『Grazie Mille』グラッツエ ミッレ

「本当にありがとうございました」の最後の挨拶にDr.須磨が

『Grazie Millimne』

と一捻りして喝采を受けたそうだ。


かくして「ローマの無休日」の2日間が終わったそうだ。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2244

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>