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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『第59回有馬記念』

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目覚ましはまだ明けきらぬ4時30分(28日)。


5時36分発の電車で出掛ける先は、福島、新潟ではなく中山競馬場である。


今日は午年の1年を締めくくる中央競馬最後の開催。


悼尾を飾るG1は第59回有馬記念。


暮れの風物詩となったレースだけに、毎年どこから湧いてきたのかと思うほどのファンの来場。


普段過ごす馬主フロアは、席以上の通行証を出すので、狭いフロアは人で溢れ返る。


博打屋とて、いつもの過ごし方が出来ない恐れがある。


開門が7場30分と聞いているので、それまでに出向き、開門ダッシュでいつものソファー確保を試みる。


先ずは、博奕に専念するための、ポールポジション確保だ。


今年はJRA60周年記念の年で、周年記念に相応しいG1馬10頭の参戦。


過去、周年開催にはドラマも多く名勝負がある。


今年の名勝負とはいかなるものか、引退予定馬4頭がいるだけに何かがうまれそうだ。


一方、午年の開催は過去、4回あるが1番人気の連対はなく、しかも、今秋のG1は阪神JFまで1番人気馬9連敗と言う逆風。


取り上げれば16頭各々に、勝っても負けてもドラマがあろう。


中でも、ジェンティルドンナはレース後に引退式を控えている。

G1勝ちは国内5勝、海外1勝の文句無しの名牝。


一番ドラマになる馬だが、中山コースが初めてと言うのは少々不安か。



今年は5頭の牝馬が出走。

3年ぶりの事と聞きこれも意外。


牝馬の優賞は2008年、ダイワスカーレット以来。


また、メイショウマンボ、デニムアンドルビーは今年未勝利で、その年未勝利馬の有馬制覇は2005年ハーツクライに遡る。


今年のG1戦線を見ると、国内G1を2勝した馬がおらず、主役不在の年。


エピファネイアは菊花賞以来未勝利だったが、今年のJCで復活。


有馬記念を連覇すれば、2006年ディープインパクト以来8年ぶり5頭目。


チャンスは十分ある。


悩ましいのは3歳馬。

3頭の出走だが、今年の3歳馬は古馬G1戦での勝利がなく、レベルが問われる。


3歳馬台頭は2012年ゴールドシップ以来だが、そのゴールドシッブがファン投票1番人気で立ちはだかる。


しかし、博打屋はトゥザワールド、に多少の色気はある。


有馬記念における種牡馬を見ると、意外にもディープインパクトは少ない。


多いのはステイゴールド産駒で、これはゴールドシップの活躍によるものが大きいが、フェノーメノ、オーシャンブルーがそれに勢いを付ける。


特にフェノーメノには、力勝負の有馬記念がむいているか。


さて、何時まで悩んでも結論はでない。


群雄割拠の有馬記念。


人気の盲点の馬を探すしかあるまい。



グリーンFの仕事人・海老名君は既に仕事納め。



仕事人・外弟子は、最後のWIN5を手土産に、明日帰省。


大雪で、楽しみにしていたカンポの宿をキャンセルしたそうで、予定変更の帰省休暇となるようだ。



中山8Rセブンフェース、ストロングサウザー、アドマイヤランディ、アサクサポイント、ウ゛ァンガード。


中山9Rティルノーグ、シャイニングレイ、レトロロック、ソールインパクト、ダノンメジャー。エニグマバリエント注意。


中山10R,ジェンティルドンナ、ラストインパクト、エピファネウ、ジャスタウエイ、ラキシス。


阪神9Rサトノフラム、ヤマニンマンドール、フミノムーン、ペガサスボス、アイファーサンディ。


阪神10R、アグリッパーバイオ、ダンディズムーン、マイネアルナイル。


博打屋は中山8Rアドマイヤランディ、ストロングサウザー、グレイルジェンド、ジャッカスバーク、ショウナンアポロン。


中山9R レトロロック、ダノンメジャーティルナノーグ、シャイニングレイ、タンタアレグリア。


中山10Rエピファネイア、ジェンティルドンナ、トゥザワールド、ラストインパクト、フェノーメノ。


阪神9R,アンビシャス、ロードフェリーチェ、ヤマニンマンドール、サトノフラム、アドマイラゴッド。


阪神10R アグリッパーバイオ、ジェラルド、マイネルナイル、ダンディーズムーン、ナリタパイレーツ。


後はパドックから。

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