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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『幹事は辛いよ』

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天気予報と違う朝の様子で、冷え込みを感じない朝だった(12日)。


それとも博打屋の起床が遅かったか、とにかく外は明るい。


今日は夕方19時から弁護士と会う用事があるので、それまでの身の振りに悩む。


昨日(11日)の準決勝を見たからには、立川で名古屋競輪決勝を買いに行くのがスジ。


しかし、夕方からの所用は川崎である。


その川崎では名古屋競輪の場外発売はなく、千葉競輪決勝を売っている。


千葉は木暮が人気のようだが、準決勝も見ていない。


やはり買うなら名古屋である。


夕方からの移動を考えると、新橋ラピスタの選択枝もあった。


ラピスタならどちらの決勝も買えるし、川崎への移動も楽。


だが、その前に、日曜(16日)の飲み会の最終打ち合わせに府中に出向く用もあった。


月・火曜を休みにしているようで、いささか心配でもあった。


電話でも済む用件であったが、メニューのリクエスト等もあったので、ランチタイムの終る頃を見計らって訪ねた。


飲み会は10人前後といえ、出来るなら個室や区分した席があるに越したことはない。


今まではそれを満たしていたが今回は目をつぶることにした。


それだけに、食べ物の中身が気になる。


一応、店の推薦コースにし、当日各自食べたい物を別途注文することにした。


以前の和風飲み屋の時に入った事のある店で、去年の8月に開店したようだ。


店内はガラリと変わったが、何しろ博打屋は店が変わったことすら知らなかった。


試しに、前の店の時に案内してくれた知人の森谷さん夫妻に訊ねてみたら、開店時に一度行ったそうだが、禁煙なのでその後は行っていないとのことだ。


このご夫妻は古い競馬ファンで、定年後府中で一番高層マンションに越して来た人。


今回の店はそのマンションのすぐ前。


年輩ご夫妻でいつも競馬場では近くの席で一緒となり、府中の店なら地元の人に聞くのが一番。


奥さんはまあまあだったわよ、との話だった。


取り敢えず予約完了、幹事としての準備は終わった。

ところが、最後になって、カード支払いが宴会コース分には効かない事が分かった。


通常メニューに関してはカード決済出来る。


なるほど、手数料等の関係で、宴会コースにはそれを避けているようだ。


まあ、仕方ない。


主催者には馬券代と別に現金を温存してもらうしかない。


二次会のカラオケ屋は電話予約にした。


大国魂神社の紅葉を眺めながら、何で平日の昼下がりにこんな所を歩いているのだと自問自答。


毎回ながら、幹事は辛いよと呟く。


予算を含め、一切博打屋に任されるだけにやり辛い。

女性が圧倒の会だけに、食べ物に気を使う。


時間を見ると、立川までが妥当と判断。


名古屋決勝に楽に間に合ったが、川村が捨て石となり、地元山内を引き出したが、3番手の志智が山内を交わし、別線安部が3着に飛び込んだ。


志智・山内・安部で134860円。


山内から買った博打屋は、一瞬夢を見たが、束の間の出来事だった。


う~ん、又しても決勝不発。


どうもこのところ決勝が取れない。


博打屋向けに荒れてくれたなだが、買いきれない車券だった。


夕闇迫るシネマ通りをとことこ歩き、川崎まで南武線の始発・終点の旅。


空商いの痛みが、左腕の痛みと重なった。


それにしても、幹事は辛いよ、だ。

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