今日は病院予約の日だから、早くから動いた。
肘を中心とした辺りの痛みは、以前のビリピリ感から、熱い擦り傷のような痛みとなった。
範囲は狭くなり、治療効果は認められる。
風邪は咳・痰は治まり、アレルギーによる鼻の奥の痛みが残る。
9時過ぎに病院につき、耳鼻咽喉科と麻酔科の受付をして順番を待った。
週一回の神経ブロックになったのは大変楽である。
午前中が潰れるばかりか、混みようによっては昼を過ぎる。
病院の待合室や廊下など、長居するところではない。
様々な人がいるが、間違っても明るく笑顔で振る舞っている人などいない。
皆さん心や体に悩みを抱えているのだろう、その表情は暗い。
そう言う博打屋も、他人様から見ると、沈痛なオジサンに映るのだろう。
そんな重苦しい患者たちに朝から接するのだから、医者を始め、全ての医療従事者は大変だ。
朝から患者の泣き言、訴えを聞かなければならないのだから、恐らく自己の精神管理のたまものだろう。
待ち合い廊下で様々な人を見ながらそんな事を思っていた。
医療従事者は白衣を着ると人が変わるのだろう。
そうでなければ、朝からこんな仕事、出来はすまい。
耳鼻咽喉科のDr.は鼻の奥を見ながら、アレルギー対策用の薬を処方。
麻酔科のDr.は、痛みの範囲がかなり狭まったと言うと、うんうんと頷き、私に任せときゃ良いんだよ、と言いたげな納得顔。
もうじきだからね、と言って何時もの神経ブロックを指示した。
胸の痛みを言っても、これには何も触れない。
胸は無視だ。
これも腕の痛みの一環と心得ているのだろうか、質問すらしない。
処方された薬を薬局に行き貰い、帰宅したのが午後。
雨が何時降ってきてもおかしくないうすら寒い空模様。
昨日(10日)の立川決勝を失敗したので、今日から発売の名古屋競輪準決勝を立川まで出向いた。
気分としては残業だ。
幸い手始め9R,志智・池田勇人・安部貴之2-9-1,1120円からスタート(写真)。
10R、嫌いな岡田・相川・成清とライン決着890円を外す。
11R,川村・桑原・山内9-2-1,2210円を取り前日の補填(写真)。
時雨が夕闇を襲ったが、いささか辛い残業でもあった。
『しぐるるや腕さする身に夕の鐘』(愁思符庵)