同じ列島で豪雨災害が多発しているとは思えない関東地方の酷暑。
豪雨に脅かされる人々の心労など、解れと言ってもピンと来ないのが人と言うものだ。
夜中に胸から背中にかけて鈍痛が襲ってきた。
腕の疱疹は塗り薬とガーゼでのカバーで枯れかかっている。
疱疹の広がりは押さえられているようだが、神経伝いにウイルスが何とか皮膚に疱疹を作ろうと暴れているのだろう。
薬とウイルスとの綱引きか、夜中に薬が弱まると痛みが顕著になる。
体の左半分が痛だるく、胸が脇の方に引っ張られる感じだ。
何とも説明し難い鈍い痛みである。
一時楽になり、収束かなと楽観したが、なかなかくせ者の病気のようだ。
神経をピリピリさせる厄介者だ。
その神経は身体中を廻っているのだから始末が悪い。
今朝は皮膚科の再診予約だったので11時に病院に行った。
朝の痛みがあったのでその事を訴えたが、女医は一にも二にも休んで下さいと言う。
新たな薬を処方してもらった。
どうやらジワジワ・ダラダラと痛みと付き合わねばならない病のようだ。
それにしても暑い昼下がりだった。
玄関にのれんを取り付け少しずつ部屋らしくしている。
今度の『愁思符庵』は引き戸の玄関である。
今どきこのような玄関はまずない。
磨りガラスの戸で、東向きにあるので明るく外の気配をよく映す。
戸の横にポストがあり、郵便屋やポスティングの人が立つと人影がはっきり解る。。
通り過ぎる人の影はぼんやり黒いが、ドア前に立たれるとはっきり姿が解かりドキッとする。。
心当たりがあるわけでないが、ドラマなどで刑事がやって来たような気になる。
NHK朝ドラ『花子とアン』の村岡家の玄関を思っていただけばほぼ似ている。
障子に至ってはほぼ同じだ(写真)。
障子のある部屋はなんとなくホッとする。
『愁思符庵』には玄関の板の間と部屋とを仕切る障子と、台所と部屋を仕切る障子が計4枚ある。
破らないように気を使うが、障子は良い。
ぼっ~と障子を眺めていると、木下恵介監督だったかの話を思い出す。
監督は障子の一区切りの長方形をスクリーンに見立て、絵をイメージしたそうだ。
白い障子の一桝を見ながら映画のシーンをイメージするとは成る程なと思う。
博打屋もこのところ障子を見ながら、様々なシーンを思い描く。
今日(21日)は立川に豊橋競輪初日場外を買いに出向いた。
深谷、金子が地元戦に落とせない開催だ。
深谷を買うか買わないかがしばらく競輪ファンの踏み絵となる。
それほど今の深谷はどこからでも強い。
その深谷も負け時がある。
そう考えないと、売れる深谷で安い配当に悩まなければならない。
悩む割には報われない配当。
今開催、負けて許されるのは明日(22日)のレース。
そう思いながら今日の敗けを期待してしまった。
深谷なら、予選回りになっても準決勝に上がってくる。
そんなスケベな邪推をして深谷がいないものとした車券と、情けないが深谷からの車券の2本立て。
あっさり深谷に捲られたが、博打屋の車券は3着が微妙に差されて4着。
深谷の負け時を誤ったレース選択となった。
明日(22日)は先月亡くなった知人馬主、高山氏の四十九日法要。
手ぶらで出向く訳にもいかず、何とか週半ばの商いと目論んだが、甘くはなかった。
体調不良だが、義理ある知人、ドタキャンも出来ない。
何とか明日(22日)の法事は出向きたい。
くせ者帯状疱疹が収まるのを願うしかない。