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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『芒種(ぼうしゅ)』

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梅雨入りらしい夜明けからの雨(6日)。


雨足が強くなったのは午後になってからだった。


今日は二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。


小満(5/21)と夏至(6/21)の中間にあたり、太陽の黄経75度の時。


芒(のぎ)は禾とも書くが、稲や麦などに見られる細い棘のような形状。


それらの穀物の種子が「芒種」。


麦を刈り、稲を植える時節と言う意味。


梅雨入り前後で、この頃から田植えが始まり農繁期を迎える。


午前中は空に明るさもあり、雨も優しさのある降り方だったが、午後は大雨注意報が所によっては出される強さ。


何だか、不穏な梅雨入り気配ではないか。


雨で躊躇した川崎競輪花月園メモリアルだが、午後遅く出向いた。


12R、優秀戦の地元ラインを買うつもりで出向いたが、一つ前の11Rが人気薄ラインの逃げ切りで10万車券と荒れた。


こうなると12Rが大人しく決まるのかと疑心暗鬼。


しかし、このレースには10連勝中の原田研太郎がおり、武田に並ぶ11連勝がかかっている。


大変な記録で本人も勝ちたかろう。


目の上のコブは昨日負かされ早坂秀悟のスピード。


この2人がやり合えば格好の地元ライン、松谷・松坂・白戸の捲り頃。


ここまでは読めたがこのレースは全員明日の準決勝当確。


邪推が芽生えるレースでもある。


熟慮の末出した結論は原田1着に地元松谷・松坂・早坂のボックス3連単。


しかし、レースは危惧した通り原田と早坂がやり合い、きれいに松谷が捲りきり、ゴール前のチョイ差し。


花月園組のライン決着で2200円。


初志貫徹で花月園残兵に託せば好配当だったが、原田の記録に心情的になってしまった。


思えばこのレースこそ着順に拘る必要のないレース。


花月園組さん、どうぞ、のレースだった。


そんな反省をしながら雨足強まった川崎を後にした。


今日(6日)はノルマンデー上陸作戦から70年と言う。


映画「史上最大の作戦」を思い出すが、1944年の6月6日、フランス・コスタン半島のノルタンデーに連合艦隊が上陸した作戦で正式名は「オーバーロード作戦」。


これによりナチス占領下のヨーロッバへの侵攻が始まり、パリ解放と共にヨーロッバ戦線の転機を迎えた。


この日がなければ世界の歴史はどうなっていたか分からない。


映画で見た海岸への上陸シーンが印象的だったが、ノルマンデーと言う響きが、何とも心強く残っている。

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