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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『同行二人』

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梅雨入り前の夏日到来の日々(30日)。


昨日、北海道北見で日本一の暑さを記録したと言う。


どうなっているのだ日本列島は、とあきれるばかり。


朝から気温が上がり、今日も真夏日近くになりそうだ。


月末前日を控え暑さにめげている場合ではない。


残り2日間で何とか辻褄合わせが博打屋の課題。


川崎競輪「桜花賞・海老澤清杯」2日目で週末への行き掛けの駄賃を目論んだ。



折から川崎大師は10年毎の御本尊厄除弘法大師大開帳奉修の年に当たり、5月1日から31日までがその期間となっている。



今年の始め参拝した時にこの事を知った。


5月になったら一度訪れてみようと書いたが、危うく終わるところだった。


行けるのは今日しかない。


商い前の大師頼みに出向いた。


川崎大師は厄除弘法大師とも呼ばれているが、正しくは真言宗智山派 大本山 金剛山 金乗院 平間寺 と号し、総本山は京都の智積院。


今回の大開帳は10年毎に行われるもので、期間中は川崎大師双盤講による引声念仏に合わせ御戸帳がお開帳され、様々な法要が行われる。


中でも人々のお目当ては御本尊につながるお手綱が大本堂前の供養塔に設けられ、御本尊とより深くご縁を結ぶことができること(写真)。


さらに、期間中にのみ尊い護符「赤札」が授与される。


この赤札は、弘法大師ご直筆と伝わる「南無阿弥陀佛」を貫主が一躰ずつ手刷りされる尊い「護符」。


博打屋も順番を待ってお手綱に触れ、御本尊と縁を結んだ後赤札を頂こうと思ったが、そこが俄参詣者の浅はかさ。


何と時間を区切られた赤札授与はとてつもない長蛇(写真)。



次回の授与は16時からと言う事で、ハタと悩んだ。


その時間では川崎競輪は終わってしまう。


ここは「同行二人」の大師さまを心に頂き商いに戻ることにした。



幸い後半3レースが間に合ったが、3レースとも微妙な外し方をし、大師頼みの綱は切れた。


何処まで続くこの不振、とボヤキながら「同行一人」。


大師さまにも見放されてしまったか。

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