思えば毎年同じ頃に同じ症状になる。
花粉症かとも思うのだが、兎に角鼻が痛いし頭もふらつく。
今日(6日)は二十四節気の「啓蟄」。
冬ごもりしていた虫が外に這い出す時期と言う。
「啓」はひらくの意味、「蟄」は冬ごもりで虫が地中に隠れること。
したがって「啓蟄」とは、隠れていた虫が這い出す様を言う。
つまり、虫でさえ眠りから覚め活動開始する時期と言うこと。
その意味では博打屋も活動し始めなければならないが、何しろ痛し痒しの身の上、ままならぬことばかりだ。
おまけに鼻炎、頭痛とくれば「啓蟄」どころじゃない。
そんなくすぶり博打屋の所に知人の上野氏が商いの誘い。
立川の決勝に出向くきっかけが出来た。
今日(6日)から松山競輪「金亀杯」も併売。
立川9・10・11Rと松山10・11Rの参戦。
幸い立川10R,鈴木裕・遠澤健二・鈴木誠2-7-5、21910円を仕留め決勝の佐藤友和への弾みをつけた(写真)。
その決勝は予定通り佐藤・芦澤・小林のボックス主体に買ったが、友和・竹内・小林と決まり取り損ねてしまった。
しかし、松山11R深谷・加藤慎平・澤田義和ライン決着濃厚のレース、2・3着の入れ替わりもあると考え押さえたのが奏功。
深谷圧勝の後ろで番手の加藤が付きバテし、3番手の澤田に交わされ9-6-3、4950円(写真)。
付きバテと言うのは自力型選手の後ろの選手が追走一杯となり、後ろ3番手選手に交わされる事。
当然配当は高くなる。
立川10Rも2・3着が逆転したので思わぬ配当となったのだ。
結果オーライの商いとなったのだが、立川決勝を逃したのが痛恨だった。
去年のグランブリ以来の上野氏との立川となったが、駅近くの焼き鳥屋で一杯。
やはり博奕の後の一杯は何とも言えない。
立川など滅多に人と一緒の事はないが、娘夫婦同居の上野氏としては、2人の孫に親子水入らずの夕食をさせる為に敢えて外で飲むのだそうだ。
お爺ちゃんとして中々気を使っているではないか。
隣席の同年輩のオヤジたちと他愛もない話をしながら立川の夜はふけた。
どうやら風邪が本格化か、頭痛と共に鼻も痛くなった。