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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『雪雲の葬列』

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首都圏の初雪も積もるほどではなく、雪上がりの朝となった(13日)。
3連休中日の日曜日だが、雪雲が空を覆っている。
予想ほど降らなかった昨日の雪で、その名残のような曇よりとした一日になりそうた。
明日(14日)の成人式を今日行う自治体もあるようで、毎年のことながら晴れ着の足元を悩ます天気が気になる今日明日だ。
底冷えのする日々が続くが、果たして今年の首都圏の降雪は何日くらいあるものか。
昨日から3日間競馬が行われているが、さすがに正月疲れか、中山競馬場の人影も寂しく感じられた。
しかし、競馬は粛々と行われ、正月競馬らしい異変も見られた。
意外な騎手や厩舎が連勝するなど、成績に片寄りが多かった。
冬型の馬というのもいるが、この時期ならではの厩舎、騎手も見逃せない。
今日明日は、減量、若手騎手を押さえなくてはなるまい。
昨日の夕方、知人馬主が最終レース前に帰るといいだした。
長らく注射で持たせていた愛犬チワワが亡くなったという。
子供が嫁ぎ、妻と二人暮らしになった家庭でよく見られるケースで、愛犬が新たな子供となっていた。
その愛犬が亡くなったのだから、ペットロス症候群が目に見えている。
過ごす時間が長かった奥さんの方が重症だろう。
博打屋より豊かな暮らしをしていた犬だから、ある意味幸せな犬であるが、知人馬主は成仏してくれるだろうかと、珍しく気弱なことをいう。
人間の火葬場が混雑することはよくあるが、聞くとペットの火葬場も混雑しているようで、今日の予約が取れず明日になったそうだ。
空いている所もあろうが、やはりペットブームの現実を教えられるようだ。
先日、別の知人が10万円出して猫を買ったと言う。
犬猫は雑種でよいじゃないかと言うと、以前里親探しの組織があるので申し込んだことがあると言う。
しかし、夫婦二人暮らしの条件に対し、万が一どちらも亡くなってしまった後、誰が面倒を見るのか等の条件が沢山だされたそうだ。
別居している息子夫婦がいると言うと、その息子と一緒に来いと言う。
勤め人の息子をそうそう呼び出すのも不都合なことで、とうとう譲渡を諦めた経緯があるらしい。
確かに、後期高齢者の域にある人がペットを飼うにはリスクが伴う。
向こう10年、ペットは生きるだろうが、人間の方の寿命は保証の限りではない。
譲渡会の審査もその辺りを厳しくしているのだろう。
博打屋も犬猫は好きだが飼う環境にはない。
たまにやって来る外猫を可愛がるだけだ。
もはや、犬猫すら飼えない年齢に達しているのだから、若い女性などとても縁遠い。
もっとも、養いきれないのだから、歳には関係無いか。
3日間競馬中日の今日(13日)は京都競馬場で伝統の第66回日経新春杯が行われる。
春を呼ぶ名物レースで、数々のドラマを生んだレースだ。
京都の冬は厳しく、馬場も荒れることの多いのに加え、ハンデ戦がレースを難しくする。
先週開幕週に好発進した武騎手始め、岩田・川田騎手も有力馬に騎乗する。
しかし、デムーロ、ミナリク騎手も加わり、情況は厳しくなる。
この3年は1番人気馬が複勝圏内を確保しているが、今年はどうなるか。
グリーンFの仕事人・海老名君は中山7Rカヴァレリアだが、大井帰り後は苦戦している。
右回りと距離延長に期待がかかる。
博打屋は中山10Rレーヴムーン、メイショウカズヒメ、カイザーメランジェ、ダイトウキョウ、エイシンデネブ。
中山11Rショウナンアンセム、サーブルオール、テオドール、ドーヴァー、ストーミーシー。
京都9Rコマビショウ、ジョーダンキング、サマーサプライズ、シゲルコング、オクラホマ。
京都10Rライラックカラー、ロライマ、クリノラホール、メサルティム、ミリッサ。
京都11Rルックトゥワイス、ムイトオブリガード、アフリカンゴールド、グローリーヴェイズ、ウインテンダネス。サラス注意。
以上、今日は大人しくしたい。
中山12Rトラストケンシンには頑張ってもらいたい。

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