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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『競輪グランプリ』

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明るい冬型の晴天に恵まれた朝(30日)。
いよいよ、今年も残すところ2日となった。
朝の冷え込みは厳しくなっているが、今までが暖かかっただけのこと。
何だかんだと言っても、首都圏は穏やかな気象に恵まれている。
そんな年の瀬だが、さすがに昨日の電車は帰省組の姿が目立った。
しかし、夕方の電車はガラガラで、すでに首都圏はもぬけの殻になっているようだ。
昨日、我が『愁思符庵』の玄関壺に南天、千両、梅などを放り込んだ。
しかし、肝心の松が今年はない。

イメージ 1

大家さんの畑側にあった官地の松の木を、市の委託業者がこの春伐ってしまった。
下草の刈り込みだけだと思っていたら、何を思ったか伐ってしまった。
毎年、大家さんがこの時期枝を切り、近所の人に提供していた。
博打屋も壺用の大枝を自分で伐っていた。
しかし、今年はその目処も立たない。
よみうりランドの山にでも入り、適当な枝を伐って来なければならないが、おいそれ勝手に伐って良いものか。
いや、よしんば許されるとしても、伐りに行く時間がない。
長年、すぐ目の前の松を伐っていたので、今年は不自由で仕方ない。
とりあえず、松無しの正月飾りだ。
今日(30日)は静岡競輪グランプリだ。
昨日の東京大賞典は期待に反して順当に収まってしまった。
3歳馬同士の波乱を夢見たが、オメガパヒュームだけしか応えてくれなかった。
エイコーンとのワンツーを想定したが、やはり帝王賞1・2着馬の底力も伊達ではなかった。
しかし、世代交代の兆しが見えたのも確かだ。
終わって見ればデムーロ、ルメールの外国人騎手ワンツー決着。
博打屋は3連複で無駄な抵抗を試みたが、3連単で保険を掛けたようなものだった。

イメージ 2

曲がりなりに有終の美と言うことか。
堂々たる赤字3連複だったのだが。
残り2日の越年残業。
今日のグランプリは脇本で仕方ないかなの今年の充実ぶり。
最高峰のガチンコ勝負だけに、何が起きても不思議じゃない。
どの選手も自分が勝てるレースをする。
ラインもあって無いと同然。
単騎の新田、浅井もレースがしやすいのではないか。
ラインの出来る脇本が早駆けになれば番手の三谷が恵まれる。
脇本が自分だけのレースをすれば後ろは出番がない。
さて、どちらを博打屋は願うか。
平原が脇本に挑むと共に苦しくなるだろう。
様子見の新田、浅井の出番だが、したたかさなら浅井か。
気持ちとしては脇本にグランプリを取らせたい。
長らく日本一の逃げ屋を自他共に演じて来た男が、もはや誰も彼を差せなくなってしまった。
強くなるには逃げて逃げて逃げまくり、やがて誰も差せなくなる時を待つのが競輪の美学だ。
それをこのグランプリで証明してもらいたい。
車券は売れ筋になるだろうが、脇本から新田、平原、浅井のボックスか。
万が一を願うなら、三谷、村上兄ちゃんと浅井か。
新田にも気楽に走って勝ってもらいたいのだが、平成最後のグランプリが間に合うだろうか。
脇本、新田の何れかのグランプリとなるだろうが、今年の競馬のトレンドから学ぶと、世代交代の風も吹く。
滑り込みでチャンスを得た活きの良い清水も車券には絡めたい。

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