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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『唐突な真冬』

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寒いの一言を呟いて、久々の惰眠をむさぼる(11日)。
一昨日から風邪引きの兆候があったが、昨日は声が出なくなった。
いつもの風邪引きパターンは、喉の痛みが始まりだが、今回は違うようだ。
昨夜は夜中に目覚め、肩の寒さを覚えた。
咳や痰などはまだ激しくないが、頭痛を伴い悪寒もする。
年中行事の大風邪かなと、暮れの慌ただしさを控え警戒心を強める。
幸い今日は全休日としていたので、早目の受診が出来る。
朝一番で受診予約をした。
それにしても唐突な寒さではないか。
今夜は関東地方も雪になる予報だ。
風邪引きのせいか、今日はとても寒く感じる。
暖冬気配に心身とも師走の厳しさを忘れていた報いか。
そう言えば、そろそろ忠臣蔵の時期でもある。
忠臣蔵には雪がつきものだが、新旧の暦の違いがあるので余り関連性はないか。
医者に行くと、応援の老医者が診察してくれた。
この町医院は院長他に応援が一人いる。
院長不在時をカバーするのだが、二人診察の曜日もあるようだ。
何度かこの老医者に診てもらっているが、今日は博打屋の声を聞いただけで、風邪ですねと診断していた。
あれこれ親身な先生だが、見ると処方をパソコンに打ち込む速度が極めて遅い。
博打屋並みに、キーボードを指1本で叩いている。
おそらく、一昔前ならウォーターマン辺りの立派な万年筆をスラスラと滑らしながら、ドイツ語で書き込んでいた人なのだろう。
これが時代の要請というものだろうが、医者を続けるのも楽じゃないのだなと思った。
風邪は早く治さないとねぇと言いながら、少し強目の抗生物質他を処方してくれた。
早目の薬でどこまで持ちこたえるか、何となく時既に遅しの感もあるが、今日は暖かくして早寝にしたい。
丁と出るか半と出るか、今年何度目かの風邪が悪化しないことを祈るしかない。

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