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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『沈黙の猛暑日』

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言葉を失うほどの猛暑日の連続に、ただ沈黙するしかない文月の半ば過ぎ(18日)。
海の日(16日)の祝日で始まった今週だが、列島を覆う太平洋高気圧とチベット高気圧の二重蓋が、異常高温を生み出している。
函館記念のエアアンセムとエテルナミノルに大満足の週明け海の日だったが、欲を言うなら、サクラアンプルーフの2着は、博打屋の3連単では余計な事だった。
荒れる要素を考えた時、嫌われるトップハンデの好走と言う想定をしたが、せいぜい3着止まりかと、軽んじてしまった。
3連複には加えたのが、せめてもの暑気払いとなった。
週明け海の日(16日)は、松戸競輪サマーナイト決勝が頭にあったが、レースは夜だから電話投票で済ませることにして、朝から部屋の片付け。
ぐんぐん上がる気温と、博打屋の体力との闘いとなった。
このままでは、片付けられない症候群の典型になってしまう。
いや、既にその入り口に立っているには違いない。
燃えるような暑さの『愁思符庵』を見回しながら、今なら間に合うかも知れないと、自らを叱咤、捨てよう、捨てようと呪文のように呟きながら1年間以上、袖を通さなかった衣類の整理に入った。
しかし、袖を遠さなかった物となると、相当量になるので、取り敢えず嵩ばる冬物類からごみ袋に詰め込んだ。
見直さない、振り返らないと言い聞かせながら、泣く泣くまだ何処も綻びてない衣類を捨てた。
折からの猛暑は半端じゃない。
室内温度は40度を越えているはず。
室内熱中症も十分あり得る状態で、海水パンツ一丁で奮闘。
何度シャワーしたかわからないほどだ。
しかし、これ以上はダメと自ら言い聞かせ、片付けを中断した。
そんな海の日(16日)を過ごし、夜の松戸競輪サマーナイトの決勝を待ったが、投票して夕食をとっている内に、レース時間を見過ごしてしまった。
あまりの暑さに頭がボ~としたか。
おめでとうコールを待ったが、とうとう来なかった。
前日の函館記念も大荒れだし、松戸競輪も波乱続出。
夏場の博奕の難しさをまざまざと感じさせられた休日だった。
翌日(17日)からの猛暑日は、暑いと言う言葉さえも溶けてしまいそうな暑さだ。
昨日(17日)に至っては、今年最高気温40度強を記録する有り様。
今週は、昨日今日明日(17・18・19日)とデイサービス奉仕者。
猛暑日続きに、高齢利用者もへばり気味だが、それでも外散歩を楽しみにしている。
一人30分程度の散歩だが、博打屋は3回出向くこととなる。
連日の猛暑日の中の散歩も楽じゃないが、まあ、これも修行の内だと言い聞かせている。
今週は福島競馬の最終週となる。
何とか出向きたいところだが、調べるとホテルがバカ高い。
一体何なんだと思うが、世の中、それでも泊まる人がいるのだから、日本人の経済力は向上しているのだなぁと驚く。
福島市内より、飯坂温泉の方が安いとはどう言うことだと思うが、去年奥飯坂温泉に泊まった時にその訳が分かった。
天下の飯坂温泉は大変廃れて来ている。
人気宿は、奥飯坂、穴原と言った奥地に集まりはじめている。
老舗飯坂温泉は、精彩を欠いているようだ。
今回も、市内の宿が取れなければ、飯坂温泉泊まりも余儀なしかもしれぬ。
旅打ちも楽じゃないのは承知してるが、これほとホテル事情が悪くなったとは驚きだ。
猛暑日の連続に言葉もないが、今週も沈黙か正解なのかも知れない。

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