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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『第54回七夕賞』

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西日本豪雨が甚大な災害を引き起こしている(8日)。
博打屋縁の地が被災地になっているのは、何かの因果かと思うが、昨日の倉敷・真備町の水没は、風景を知る者としては心痛む。
この地には博打屋の恩人も住んでおり、帰郷の度に、一宿一飯の恩義に預かった町だ。
西日本広域を襲った今回の豪雨は、60人以上の死者、40人以上の安否不明者を出している。
岡山でも8名の死亡が確認されている。
近くの総社市への避難所に難を逃れている人も多いようだ。
早朝の電話で安否の確認をしたが、連絡のつかない事態である。
梅雨戦線が南北の高気圧に挟まれ、停滞したままになっているのが、今回の大雨の要因。
湿った空気を梅雨戦線が呼び込むので、同じコースを雨雲が何度も通過する。
「小暑」を過ぎると、太平洋高気圧が梅雨戦線を押し上げ、日本海上で自然消滅するのが日本の梅雨明け。
しかし今年は梅雨明け後、オホーツク高気圧がそのバランスを崩している。
日本の夏は、太平洋高気圧にすっぽりと覆われて、炎天下に包まれるはずだが、戻り梅雨が、湿った空気を呼び込んだ。
関東地方は、雨雲の通過コースから離れているので、豪雨もまぬがれているが、我が列島は、何時なんどき未曾有の豪雨に見舞われるか予断を許さない。
今日(8日)は、早朝からの連絡で慌ただしかった。
福島行きも取り止めにした。
福島競馬名物・七夕賞は第54回目を迎えるが、博打屋は半数以上を福島で見続けて来た。
今日で現場観戦は途切れるが、まあ、これも時の流れか。
夏の風物詩とも言える七夕賞には、様々な思い出があるが、昔の福島競馬場の藤棚のあるパドックが懐かしい。
むし暑い思い出の方が多いが、荒れる七夕賞のイメージも強い。
しかし、記録を見ると1番人気馬の連対率は低くなく、むしろ2~3番人気より、もっと人気薄の馬の連対が、荒れる七夕賞のイメージを演出してきたのだろう。
今日の七夕賞も、これといった中心馬がいない。
単勝10倍以下の馬が7~8頭を占めるのではないか。
どの馬も、帯に短し襷に長しのドングリの背比べ。
前年2着のマイネルフロスト辺りが、福島狙いの筆頭だが、去年のローテーションではないところに、過信禁物の要素もある。
一番狙いたいのはこの2年、連対馬を輩出している4歳馬だが、今年はプラチナムバレット1頭。
57キロは強さの評価と素直に注目するか。

博打屋は電話投票でWIN5でも試みてみたいが、操作が分かるまでに締め切りがすぎそうだ。
グリーンFの仕事人・海老名君の午後のお仕事は無い。
博打屋は福島10Rワイルドカード、テルペリオン、ディアドナテロ、ゴールドブラッド、シベリウス。
福島11Rサーブルオール、プラチナムバレット、マイネルサージュ、キンショーユキヒメ、レインボーロマンス。
中京10Rインディチャンプ、サウンドキアラ、クリアザトラック、エメラルスター、ピースマインド。
中京11Rキングズカード、ルグランフリソン、マテラスカイ、ウインムート、ドリームキラリ。
函館11Rヒデノインペリアル、ユノラト、タムロミラクル、ストロングバローズ、サンライズメジャー。
以上だが、今日は東京競馬場で恒例の花火があるそうだ。
夕方の東京競馬場に多くの人々が集まる。
何年か前、福島競馬から直行して立ち寄ったことがあるが、最後の一発だけを見た。
大変な人で、競馬場を抜け出すのに時間がかかったことを覚えている。
今日の博打屋は、京王閣でその花火を見られるか、試してみたい。
小松島決勝は細切れになってしまった。
地元太田・小倉も魅力だが、実力からすると三谷・村上の方がはるかに上。
博打屋は山田英明に期待したい。

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