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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『バレンタインデー』

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今季21回目の氷点下の朝(14日)。
淡々と日々は過ぎるが、今週はその速さをひしひしと感じる。
今日はバレンタインデーのようだ。
ようだと言うのは、博打屋には特別縁がないからだ。
しかし、すでに先日の日曜日に競馬場でチョコレートを戴いている。
貰って悪い気はしないが、お返しのことを思うと気が重い。
なんだか厄介な習わしではないか。
今週は明日(15日)まで3日連続のデイサービス顔出し。
日曜日(18日)に試験を控える身としては、遅まきながら寸暇を惜しんで勉強したいが、予定に組み込んだ以上仕方ない。
春一番が吹くかもしれないと言う今日の予報だったが、東京には吹かなかった。
しかし、日中の気温は上がり、3月並みの暖かさであった。
春はすぐそこまでやって来ていると思わせる昼下がりだった。
いつものように二カ領用水沿いを利用者と散歩していると、ある会社の前に懐かしい車が止まっていた。

イメージ 1

ダットサンのフェアレディZ、オープンカーだ。
思わず立ち止まり写真を撮らせてもらった。
博打屋は原宿で暮らした若かりし頃、このフェアレディを乗っていた。
もっとも、このフェアレディは2000ccでSRと呼ばれていたが、博打屋の乗っていたのは1600ccでSPと呼ばれていた。
うん?SRとSP、どちらがどっちだったかなと、記憶が曖昧だが、真っ赤なオープンカーは博打屋お気に入りの車だった。
話せば長くなるが、不本意な形で手放してしまった車だ。
40数年前の当時でさえ、クラシックカーと言われるほど、希少価値だったが、今日見た車は保存状態も良く、手入れも行き届いている。
幌も新しい。
博打屋は幌とハードトップを使い分けていた。
車を見ながら一気にタイムスリップして、フェアレディを乗り回していた時代を思い出した。
夕方急いで帰宅し、テキスト再読の復習。
しかし、昼間の疲れが堪える歳になったのは否めない。
晩酌すると勉強意欲が一気に消滅。
すでに明日などあってない段階と言うのに、明日があるさと眠りを優先させてしまう。
う~ん、救い難きおっさんになってしまった。

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