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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『低温注意報』

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寒いと言うより痛冷たいと言う外の空気だ(26日)。
昨夜は元に戻っていた水道管だが、今朝は再び凍結したようで、また湯沸し器も使えなかった。
昨日に続き2日続きのマイナス3度は、何十年ぶりと朝の天気予報が報じていたが、このところ、記録的寒波がもたらす極寒は、何十年ぶりだらけで、混乱してしまう。
そもそも「低温注意報」という気象用語も聞きなれない用語だった。
水は出ないがポットの湯があるので、朝の日常に支障はなかったが、今日は市の健康診断予約日なので食事抜きの朝だ。
予約したのは去年だったので、昨夜手帳を見直して思い出した。
ついでに検便も思い出せばよかったが、気が付いたのが今朝になってから。
2本のキットがあるので、確か2日間にまたがって取るものだと思う。
10時予約で、その足で武蔵小杉に要約筆記講習残り3回に出向く予定。
さて検便をどうするか、後日提出も面倒なことだ。
すでに朝一番で今日のは取ってある。
出掛けにもう一度取れば、昨夜のと今朝の分として大差なかろうとトイレで奮闘した。
少々時間的に誤魔化しはあるが、どうしても出ない便秘症の人が、苦肉の策として犬の便にキットを差し込んで提出したという話を聞いたことがあるが、そんな不遜なことよりまっとうだろう。
出掛けまでトイレにいたものだから、病院に着いて検尿カップを渡されてまた苦労だ。
さすがに白湯一杯しか飲んでいないので尿意はない。
夜中に3度も起きるのに、こんな時に限って出る気配がない。
カップの底が隠れるほどしか取れないので、しばらく待った。
横の棚を見ると、先客のカップが一つ置いてある。
何とたっぷりと入っていることか。
少し分けて貰いたいなぁと思ったが、さすがにそうもいかない。
しばし、尿の製造過程を想像しながら出てくるのを待ち、僅かながら補充してカップを置いて出た。
その後身長を計って驚いた。
171センチと看護師が言う。
えっ?ちゃんと計ってるのと思ったが、出てきた言葉は、そんなに縮んじゃったんだの一言。
看護師が何センチだったのですかと聞くから175センチだったと答えた。
看護師は、女性の方がもっと縮みますよと言っていた。
それにしてもショックで、やはりそう言う歳になっているのかと、子供の頃見た世間のお爺さんの姿を想い重ねた。
午後の要約筆記講習はいよいよ残り3回となり、仕上げ課程となった。
今日は模擬講演会を行い、4人一組で情報保障の現場の実習。
会場入りして、要約筆記者が行うべきことを実習した。
主催者始め、司会、講演者への挨拶や、補足資料有無の確認、機器設置などすべきことは多い。
準備を整え本番の要約筆記に入る。
一人5分交代で各々のポジションの役目を果たす。
しかし、4人チームプレーもあたふたするばかり。
講演内容も上の空でしか耳に残らない。
30分の講演を終えて次はノートテイク実習。
事前配布の資料を生かして講演内容をノートテイクする。
博打屋は話が早すぎてほとんど書けなかった。
こりゃアカンわと、この期に及んで我が実力を再認識。
武蔵小杉までの道のりが恐ろしく寒く感じられた。
明日(27日)から東京競馬。
開店営業をしなくてはならないが、この寒さはいつまでも続くのだろう。
博打屋の懐も低温注意報が出続けている。

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