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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『正月上弦・記録的低温』

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明け方、布団を通して冷気が染み込んでくる(25日)。
いつになく冷え込みがきついと思いながら、3度目のトイレに仕方なく起き出す。
寒さのせいもあるのだろうか、このところ夜中のトイレが1回多くなった。
小刻みに目覚めると、睡眠が浅くなり翌日に堪える。
今日は8時からのデイサービスがある。
いつもより少しゆっくり出来ると思っていたが、冷え込みが許してくれなかった。
日の出は6時46分と朝の天気予報が報じている。
2週間前が6時50分分だったから、日の出は4分しか早まっていない。
しかし、日の入りの実感は日々に遅くなっている気がする。
夕方の明るさがそう感じさせるのだが、日没の時間を調べていないので、単なる気のせいか。
朝の天気予報は東京の33年ぶり「低温注意報」、48年ぶりマイナス4度の観測など、記録的気象を報じていた。
府中でマイナス8度というから、我が『愁思符庵』が冷え込むのも無理はない。
どうなってるんだ、この寒さはと思いながら顔を洗いに行くと、台所の水道や湯沸し器が作動しない。
水道管が凍ってしまったようだ。
幸い前夜の電気ポットの湯があるので、それで顔を洗った。
いやはや、水道管の凍結なんて何年ぶりに経験することか。
いったい博打屋はどんな生活をしているのだろうかと思われようが、我が多摩区は同じ川崎市でも雪の量が多い。
他の戸建ての家庭でも凍結はあったようだ。
出掛けに府中街道を見ると、上り線が異常な渋滞となっていた。
週明けの大雪で物流が滞っているところへ、高速道路の除雪遅れで交通規制が行われた余波のようだ。
坂の多い団地などの利用者が多いデイサービスだが、幸いにも送迎で大きなトラブルには至っていない。
二か領用水沿いの散歩コースは路面凍結で滑りやすく、利用者が楽しみにしている外歩行は別ルートの開拓となった。
厳しい寒さの中だが、利用者は休むことなくデイサービスでの日課を楽しみにしているようだ。
今日(25日)は正月上弦の月。
寒々とした寒中の夜空に、明るい上弦の月が浮かぶ。
心配した水道管は復活していたが、それにしてもガス代が幾らに跳ね上がるか気になる今週の『愁思符庵』だ。

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