久々の夜半の大雨だった(25日)。
今日の週明けは大変憂鬱だ。
仕切り直しとなった昨日の中山競馬・有馬記念馬券が不本意な結果になり、有終の美が飾れなかったことがその要因。
雨は目覚めた6時には止んでいたが、列島には爆弾低気圧が居座り、関東以北は大荒れの風雪に見舞われている。
それに引き換え、雨上がりの関東地方は気温も上がり、青空が広がる好天となった。
文字通りホワイトクリスマスを迎えている北日本各地だが、多すぎる雪というのも困りものだ。
博打屋のメールにも新潟県の除雪スコップ隊からの雪降ろしボランティアの案内が届く時期となった。
昨日(24日)の有馬記念はものの見事に大外れをして、気分も懐もサバサバとしたもの。
ゲートを切った途端から、いかにも予想通りのシナリオの舞台進行に納得しながらも、まだ心のどこかで神のみぞ知るドラマが用意されているかと期待する博打屋がいた。
しかし、バックストレッチで隊列が落ち着いた時点で、気恥ずかしくなるような凡レースドラマの結末が見えて来た。
前日の中山大障害では、王者オジュウチョウサンに待ったをかけようと、アップトゥデートが大胆な逃げをうち、障害とも思えないゴール前の攻防を見せてファンの喝采を浴びた。
しかし、目の前で繰り広げられている暮れの大一番有馬記念では、ラストランの王者キタサンブラックに誰も挑む気配がない。
レースは淡々と引退セレモニーへのこれ以上ない演出が、その他大勢の馬たちで作り上げられていた。
そして、大歓声の中でキタサンブラックがゴールし、今年の有馬記念は終わった。
ドっ白け、というのが博打屋の偽らざる最初の一言だった。
引退レースをもぎ取ったキタサンブラックに賞賛を贈る人がいる中で、水をさすのはマナーに反するが、多くの知人たちは、稀に見る凡レースに苦笑せざるを得なかった。
こんな有馬記念を見たくて1年間競馬を見続けた訳じゃないのだが、日本人騎手の知恵も工夫もないレース振りの極めつけを再確認したことは記憶に残るレースだったか。
レース前のことだった。
博打屋の耳にキタサンブラックの不安説が届いた。
稽古時計を間違い、追い切りをし直したとの話しから、何かあるのじゃないかと憶測がなされた。
おまけに、キタサンブラックのど鳴り説が拍車をかけ、雨の多かった東京競馬の好走は負担が軽かったが、乾燥続きのこの一月、この馬にとっては楽な筈がないという推測。
元より博打屋は、この馬の有馬記念優勝はないと決めつけていたので、今さら不安説など気には止めない。
むしろ、直前に競馬場でこのような話が聞こえて来ることの方が不安であった。
往々にして、こう言う不安説は逆の結果を生むもことの方が多い。
それもこれも、王者に対する重箱の隅をつつくあら探しに過ぎないからだ。
結果はそのあら探しにしか過ぎないことを証明したが、果たして強い馬が強い勝ち方をしたかというと、う~んと言わざるを得ない。
下世話な見解を加えるなら、日本人騎手の忖度が浮き彫りにされ、外国人騎手もその言葉を少しずつ学習してきたかということか。
残念なことはもう一つ。
暮れの中山競馬名物、クリスマスツリーのイルミネーションを、レース終了後の帰宅時に点灯しなかったことだ。
引退セレモニーなど、レース後の行事に合わせる為たっのか、少し解せない。
9万人を越えるファンが押し掛けたと言うのに、クリスマスツリーイルミネーションを見るのは、さらに居残りをするファンや、それだけを見に来る人の為というのは如何なものか。
今年はとうとうイルミネーションは中山競馬初日に一度見ただけに終わった。
或いは28日の最終日のレース終了後に点灯されるのか。
いずれにしても、有馬記念のみならず、日本の競馬のつまらなさを浮き彫りにした1日であったか。
今日の週明けは大変憂鬱だ。
仕切り直しとなった昨日の中山競馬・有馬記念馬券が不本意な結果になり、有終の美が飾れなかったことがその要因。
雨は目覚めた6時には止んでいたが、列島には爆弾低気圧が居座り、関東以北は大荒れの風雪に見舞われている。
それに引き換え、雨上がりの関東地方は気温も上がり、青空が広がる好天となった。
文字通りホワイトクリスマスを迎えている北日本各地だが、多すぎる雪というのも困りものだ。
博打屋のメールにも新潟県の除雪スコップ隊からの雪降ろしボランティアの案内が届く時期となった。
昨日(24日)の有馬記念はものの見事に大外れをして、気分も懐もサバサバとしたもの。
ゲートを切った途端から、いかにも予想通りのシナリオの舞台進行に納得しながらも、まだ心のどこかで神のみぞ知るドラマが用意されているかと期待する博打屋がいた。
しかし、バックストレッチで隊列が落ち着いた時点で、気恥ずかしくなるような凡レースドラマの結末が見えて来た。
前日の中山大障害では、王者オジュウチョウサンに待ったをかけようと、アップトゥデートが大胆な逃げをうち、障害とも思えないゴール前の攻防を見せてファンの喝采を浴びた。
しかし、目の前で繰り広げられている暮れの大一番有馬記念では、ラストランの王者キタサンブラックに誰も挑む気配がない。
レースは淡々と引退セレモニーへのこれ以上ない演出が、その他大勢の馬たちで作り上げられていた。
そして、大歓声の中でキタサンブラックがゴールし、今年の有馬記念は終わった。
ドっ白け、というのが博打屋の偽らざる最初の一言だった。
引退レースをもぎ取ったキタサンブラックに賞賛を贈る人がいる中で、水をさすのはマナーに反するが、多くの知人たちは、稀に見る凡レースに苦笑せざるを得なかった。
こんな有馬記念を見たくて1年間競馬を見続けた訳じゃないのだが、日本人騎手の知恵も工夫もないレース振りの極めつけを再確認したことは記憶に残るレースだったか。
レース前のことだった。
博打屋の耳にキタサンブラックの不安説が届いた。
稽古時計を間違い、追い切りをし直したとの話しから、何かあるのじゃないかと憶測がなされた。
おまけに、キタサンブラックのど鳴り説が拍車をかけ、雨の多かった東京競馬の好走は負担が軽かったが、乾燥続きのこの一月、この馬にとっては楽な筈がないという推測。
元より博打屋は、この馬の有馬記念優勝はないと決めつけていたので、今さら不安説など気には止めない。
むしろ、直前に競馬場でこのような話が聞こえて来ることの方が不安であった。
往々にして、こう言う不安説は逆の結果を生むもことの方が多い。
それもこれも、王者に対する重箱の隅をつつくあら探しに過ぎないからだ。
結果はそのあら探しにしか過ぎないことを証明したが、果たして強い馬が強い勝ち方をしたかというと、う~んと言わざるを得ない。
下世話な見解を加えるなら、日本人騎手の忖度が浮き彫りにされ、外国人騎手もその言葉を少しずつ学習してきたかということか。
残念なことはもう一つ。
暮れの中山競馬名物、クリスマスツリーのイルミネーションを、レース終了後の帰宅時に点灯しなかったことだ。
引退セレモニーなど、レース後の行事に合わせる為たっのか、少し解せない。
9万人を越えるファンが押し掛けたと言うのに、クリスマスツリーイルミネーションを見るのは、さらに居残りをするファンや、それだけを見に来る人の為というのは如何なものか。
今年はとうとうイルミネーションは中山競馬初日に一度見ただけに終わった。
或いは28日の最終日のレース終了後に点灯されるのか。
いずれにしても、有馬記念のみならず、日本の競馬のつまらなさを浮き彫りにした1日であったか。