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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『第156回天皇賞・秋』

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バシャバシャと雨音が響く朝(29日)。
台風22号は沖縄に接近し、太平洋岸を北上する進路のようだ。
関東地方の通過は夜になるようだが、雨は既に強く降っており、午後にかけて更に強まる予報だ。
昨日は調布の花火が中止になり、先週に引き続き台風に泣かされる週末となっている。
今日、東京競馬場で行われる第156回天皇賞・秋も、朝の発表こそ芝は重だが、ダート共々不良になるのは時間の問題だろう。
秋晴れの天皇賞をイメージしていたので、菊花賞に続く2週連続の不良馬場のG1戦に、興味も半減してしまう。
しかし、前日からの雨にも関わらず、競馬場には長蛇の列ができ、開門は7時45分と早まった。
今年のメンバーはG1ウイナーが8頭出走と言う豪華版である。
特にこの秋3戦で引退表明のキタサンブラックにはG1・6勝と同一年天皇賞春秋連覇がかかっている。
この後、ジャパンC、有馬記念と記録を伸ばすチャンスはあるが、果たして宝塚記念9着からの巻き返しが利くのか、今日の馬場を考慮しても興味深い。
この馬の取捨が今日の天皇賞の第1関門になる。
博打屋としては、余り触手が動かない。
不良馬場のレースの予想は、先週の菊花賞でその難しさを味わった。
おそらく今日も記録的タイムの遅さになるのではないか。
どの馬にもチャンスが生まれてくる。
水掻きが付いている馬探しになるが、これは容易ではない。
昨日、柴山騎手が雨大歓迎ですよと笑っていたディサイファが大穴として浮上するが、8歳馬の馬券絡みとなれば、月末も楽になるか。
博打屋としては、同枠にいるヤマカツエースの充実期に触手が動くが、G2クラスの大将の馬か。
馬場が悪化すると、さすがに外国人騎手と言えども、動かぬものは動くまい。
しかし、毎度の事だが、外国人騎手の乗る馬は絶対値の高いエリート揃いだ。
加えて、彼らの騎乗技術は馬場の悪化に対応する柔軟さがある。
5人の外国人騎手の腕に任せるのも、今日の不良馬場を凌ぐ手であるかも知れない。
グリーンFの仕事人・海老名君は京都10Rアースコネクターの楽逃げ展開を期待。
引き離して逃げればのイメージのようだ。
新潟9Rアースオブフェイムは調教師の強気に半信半疑か。
博打屋は東京10Rレッドルーファス、クリアザトラック、ボーダーオブライフ、ペガサスボス、マイネルメリエンダ。
東京11Rリアルスティール、ヤマカツエース、サトノアラジン、マカヒキ、ステファノス。ディサイファ穴。
京都10Rクラシックメタル、エポック、ジュンスパーヒカル、ヒロブレイブ、サージェントバッジ。
京都11Rキョウヘイ、マイネルハニー、ケントオー、パールコード、クラリティシチー。
新潟11Rアクティブミノル、アースエンジェル、ナックビーナス、レッドラウダ、シンボリディスコ。
以上だが、今日の東京は外国人騎手デーとなりそうだ。

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