厚い雲の切れ目から、今日の好天を思わせる明るい光が届く朝(24日)。
開けた窓から優しい香りが忍び込んで来る。
嗚呼、秋のかほりだぁ~と、遠い思い出にしばし耽る。
どこからか金木犀の香りが漂ってくる。
香りが思い出させるものは案外多い。
金木犀の香りは、学園祭や運動会、秋祭りの記憶を連れてくる。
朝出かけに近くの小学校に長蛇の列を見かけた。
今日は運動会が行われるようだ。
絶好の秋晴れに恵まれる。
暦を見ると、「結核予防週間」とある。
かつては不治の病とされていた結核だが、医学の進歩で不治では無くなった。
しかし、制定された1962年(昭和37)以前のことを思うと、この週間の意義は大きかった。
近年、ふたたび増加の傾向にあるそうで、予防週間の再認識は必要なのではないか。
博打屋の自由研究の要約筆記は、聴覚障害者の権利保障の一つだが、ひと昔前は結核の治療の副作用から聴力を失った人が多かった。
結核の治療薬として用いられたストレプトマイシンによる失聴を、当時は「ストマイつんぼ」と呼んでいた。
今はこの言葉は使ってはいけないが、それほど多くの結核患者を苦しめることになったか。
しかし、命を取るか、耳を取るかの苦渋の選択なら、自ずと手段は限られていたのも事実だ。
もう一つ今日は「南洲忌」とある。
南洲とは西郷隆盛の号で、明治10年の西南戦争の最期に、鹿児島の城山で自刃した。
享年43歳だが、もしかすると西郷は死ななくて良かったかもしれない。
新政府の要職陸軍大将にいた西郷は征韓論を唱えて政府と対立、鹿児島に下った。
その西郷が作った私学校は行軍練兵に勤め、弾薬製造所までを備え一つの師団のようであった。
そこに政府から視察団が送られたが、帰京が遅いので「早く視察を終えて帰れ」と電報が来た。
その電文を西郷側は「早く刺殺を終えて帰れ」と読み、さては中央政府の意図はそこかと叛意を固めたと言う。
カタカナの電文の読み違いは沢山あるが、日本の歴史を左右した罪作りな誤読ではなかったか。
かくして西南戦争が勃発し、隆盛は今日自刃した。
その日も、今日のように秋晴れの空だったろうか。
西郷が生きていれば、などと思いを馳せるのも秋の深まりのなせる業か。
さて秋競馬だ。
今日は中山競馬でオールカマー、阪神競馬で菊花賞トライアル神戸新聞杯が行われる。
オールカマーは文字通り何でも来いのレースだが、重賞未勝利馬はさすがに苦戦が否めない。
やはり、重賞戦線の善戦馬に一日の長があろう。
中山2200メートルに強いステイゴールド、ディープインパクト産駒からの狙いも立つのではないか。
神戸新聞杯にはダービー馬レイデオロを始めダービー出走組が6頭と揃った。
ダービー馬のこのレースの成績は連対率が7割を越す強さである。
トライアルだけにダービー馬が目一の勝負とも思えぬが、それでも大崩しないのがダービー馬なのかも知れない。
トライアルは春のクラシック戦線以外の新興勢力への期待が高まる。
3着までの菊花賞切符を狙うのは当然ながらそうした馬たち。
その辺りの組み合わせが馬券のカギか。
グリーンFの仕事人・海老名君は阪神4Rルファフシオンの障害初戦には強気になれないようだ。
強気は中山8Rナスノカザンで、休み明けを叩かれ良化を強調。
博打屋は中山9Rサンリヴァル、ファストアプローチ、トゥザフロンティア。
中山10Rハウメア、キャプテンベリー、ペルソナリティ、サバイバルポケット。
中山11Rモンドインテロ、カフジプリンス、タンタアレグリア、ツクバアズマオー、アルバート。
阪神10Rラヴィエベール、プリムラアスール、キンショーユキヒメ、ジャズファンク、マイネルネーベル。
阪神11Rベストアプローチ、サトノアーサー、レイデオロ、キセキ、アドマイヤウイナー。タガノシャルドネ注意。
以上。
開けた窓から優しい香りが忍び込んで来る。
嗚呼、秋のかほりだぁ~と、遠い思い出にしばし耽る。
どこからか金木犀の香りが漂ってくる。
香りが思い出させるものは案外多い。
金木犀の香りは、学園祭や運動会、秋祭りの記憶を連れてくる。
朝出かけに近くの小学校に長蛇の列を見かけた。
今日は運動会が行われるようだ。
絶好の秋晴れに恵まれる。
暦を見ると、「結核予防週間」とある。
かつては不治の病とされていた結核だが、医学の進歩で不治では無くなった。
しかし、制定された1962年(昭和37)以前のことを思うと、この週間の意義は大きかった。
近年、ふたたび増加の傾向にあるそうで、予防週間の再認識は必要なのではないか。
博打屋の自由研究の要約筆記は、聴覚障害者の権利保障の一つだが、ひと昔前は結核の治療の副作用から聴力を失った人が多かった。
結核の治療薬として用いられたストレプトマイシンによる失聴を、当時は「ストマイつんぼ」と呼んでいた。
今はこの言葉は使ってはいけないが、それほど多くの結核患者を苦しめることになったか。
しかし、命を取るか、耳を取るかの苦渋の選択なら、自ずと手段は限られていたのも事実だ。
もう一つ今日は「南洲忌」とある。
南洲とは西郷隆盛の号で、明治10年の西南戦争の最期に、鹿児島の城山で自刃した。
享年43歳だが、もしかすると西郷は死ななくて良かったかもしれない。
新政府の要職陸軍大将にいた西郷は征韓論を唱えて政府と対立、鹿児島に下った。
その西郷が作った私学校は行軍練兵に勤め、弾薬製造所までを備え一つの師団のようであった。
そこに政府から視察団が送られたが、帰京が遅いので「早く視察を終えて帰れ」と電報が来た。
その電文を西郷側は「早く刺殺を終えて帰れ」と読み、さては中央政府の意図はそこかと叛意を固めたと言う。
カタカナの電文の読み違いは沢山あるが、日本の歴史を左右した罪作りな誤読ではなかったか。
かくして西南戦争が勃発し、隆盛は今日自刃した。
その日も、今日のように秋晴れの空だったろうか。
西郷が生きていれば、などと思いを馳せるのも秋の深まりのなせる業か。
さて秋競馬だ。
今日は中山競馬でオールカマー、阪神競馬で菊花賞トライアル神戸新聞杯が行われる。
オールカマーは文字通り何でも来いのレースだが、重賞未勝利馬はさすがに苦戦が否めない。
やはり、重賞戦線の善戦馬に一日の長があろう。
中山2200メートルに強いステイゴールド、ディープインパクト産駒からの狙いも立つのではないか。
神戸新聞杯にはダービー馬レイデオロを始めダービー出走組が6頭と揃った。
ダービー馬のこのレースの成績は連対率が7割を越す強さである。
トライアルだけにダービー馬が目一の勝負とも思えぬが、それでも大崩しないのがダービー馬なのかも知れない。
トライアルは春のクラシック戦線以外の新興勢力への期待が高まる。
3着までの菊花賞切符を狙うのは当然ながらそうした馬たち。
その辺りの組み合わせが馬券のカギか。
グリーンFの仕事人・海老名君は阪神4Rルファフシオンの障害初戦には強気になれないようだ。
強気は中山8Rナスノカザンで、休み明けを叩かれ良化を強調。
博打屋は中山9Rサンリヴァル、ファストアプローチ、トゥザフロンティア。
中山10Rハウメア、キャプテンベリー、ペルソナリティ、サバイバルポケット。
中山11Rモンドインテロ、カフジプリンス、タンタアレグリア、ツクバアズマオー、アルバート。
阪神10Rラヴィエベール、プリムラアスール、キンショーユキヒメ、ジャズファンク、マイネルネーベル。
阪神11Rベストアプローチ、サトノアーサー、レイデオロ、キセキ、アドマイヤウイナー。タガノシャルドネ注意。
以上。