初夏を思わせる昨日(16日)の首都圏だったが、今日の週明けからお天気は下り模様と言う(17日)。
しかし、気温はすっかり穏やかになり、朝もずいぶん楽になった。
春の嵐は夕方からと言う予報だったので、午前中洗濯をして室内干しにしておいた。
帰りが遅くなると、洗濯物が危ない。
午前中の空模様では、その心配もさほど感じられなかったが、最近の気象予報は馬鹿に出来ない。
疑ってかかって良いのは、政治屋と予想屋と博打屋くらいのものか。
昨日(16日)の皐月賞も勝たれても不思議のない馬の勝利であったが、予想の順番からすると9番人気と言う評価に位置付けられていたアルアインだった。
波乱の要因は様々あるが、ひとえに直近トライアルを勝ち、追加登録料を払って皐月賞挑戦をした牝馬ファンディーナの単勝240円と言う偏り人気にもあった。
この世代は早々と牝馬豊作と先入観があった。
確かに桜花賞で人気になったソウルスターリンクが早々と快進撃したばかりに、牝馬優勢のイメージが出来上がっていた。
さらに、直近の快進撃で膨らんだファンディーナの女傑再来幻想。
桜花賞、皐月賞とでその幻想を確たる現実のものとするべく目論見だったが、春先の牝馬は難しかった。
特に牡馬と比べて筋肉の質も違う牝馬には、この時期に男勝りを望むのは少し早すぎたか。
しかし、やがては牡馬を破りG1の一つや二つを手にする牝馬になると思わせる。
ファンディーナの皐月賞パドックは、他の牡馬よりも立派に見えたが、少し大型馬だけに肉付きの豊かさが気になった。
走る牝馬と言うのは概ねみすぼらしく見えるものだ。
腱で走ると博打屋は常々見ている。
跳びの大きいファンディーナだけに、もう少しガレて見えて来始める頃が走り時ではないか。
昨日(16日)は中山帰りに西船橋の串揚げチェーン店に寄って二度付け禁止の関西仕来たりを味わった。
カウンターで隣合わせた若者2人も競馬帰りのようで、話をする機会を得た。
一人はS工大の学生で、もう一人は消防士の成り立てと言う。
仙台の同郷と言うことで、大学生の方が競馬ファン歴があり、消防士は昨日(16日)の中山が競馬デビューだったようだ。
記念すべき競馬デビューが馬単20720円、3連単1064360円の仰天皐月賞となったのが、今後の彼の競馬人生をどう左右するかわからない。
大学生の方は、カメラを持って贔屓の馬の写真を撮ったりの正統派競馬ファン。
ダンビュライトの単複で夢を見た仕事人・外弟子タイプで、週始めから贔屓の馬の出るレースを予想したりする一時が至福の時だと言う。
消防士はデビュー代が15000円であったようで、次の給料が出たら取り返すのだと博奕心を刺激されたようだった。
21〜2歳の若者の競馬との付き合いも様々だが、性格にも左右されるのかなと、遠い昔の博打屋を思い重ねて聞いていた。
大学生が写したカメラのモニターを見ていたら、パドックの博打屋が写っていたので、思わず苦笑いしてしまった。
彼は馬頭観音側からパドックを見ていたのだろう。
愛すべき競馬ファンだなぁと感慨深いものがあった。
この先、博打屋の歳まで40数年、この二人の競馬人生はどう変遷して行くのか。
その時代の競馬がどんな位置付けにあるの想像もつかない。
ただし、間違いなく貴重な時間と、少なからぬ金が失われる事は確かだろう。
問題は、それと引き換えに彼らが何を得るかだが、それは他人様に分かる事ではなかろう。
記念すべき競馬デビューの縁で、府中に来たら声をかけてよと伝えておいた。
博打屋のラインなど3名しか入っていないが、さすがに今の若者である。
何やら博打屋のスマホに彼らのラインを写してしまった。
そんな昨日(16日)の皐月賞余話であったが、土曜から写真判定で負けてしまうと言う胃の痛くなる最終週であった。
夕方から春の嵐となると言う空を見上げながら、空商いの疲労感に打ちひしがれている博打屋だ。
今日(17日)は高知競輪よさこい賞準決勝だが、近場発売は無い。
重い気分で川崎場外まで出向き準決勝を見た。
準決勝3レースは悉く荒れてしまつた。
最後の12Rで博打屋は井上から買い、売れ筋の深谷・浅井は2・3着に下げた。
レースは先捲りの井上がゴールを目指し、7番手捲りの深谷が追い込む。
井上・深谷・浅井なら万券で決まりだ。
しかし、3着に芦澤も絡んでいた。
微妙であったが長い写真判定。
やがて発表があり3着芦澤のコール。
60240円の発表に愕然とする博打屋だ。
深谷の仕掛けが遅いばかりに、浅井が届かなかった。
浅井3着でも諭吉が転がり込んで来たはずだけに、中山以来の写真判定負けの悲哀を引きずってしまった。
何てこったと、雨、風となり始めた駅までの道を歩いた。
グレてやりたいよと、いい歳ながら心で叫ぶ。
ブログも書く気も起きない週明けとなった。
春の嵐だ。
博打屋の懐にも春の嵐だ。
しかし、気温はすっかり穏やかになり、朝もずいぶん楽になった。
春の嵐は夕方からと言う予報だったので、午前中洗濯をして室内干しにしておいた。
帰りが遅くなると、洗濯物が危ない。
午前中の空模様では、その心配もさほど感じられなかったが、最近の気象予報は馬鹿に出来ない。
疑ってかかって良いのは、政治屋と予想屋と博打屋くらいのものか。
昨日(16日)の皐月賞も勝たれても不思議のない馬の勝利であったが、予想の順番からすると9番人気と言う評価に位置付けられていたアルアインだった。
波乱の要因は様々あるが、ひとえに直近トライアルを勝ち、追加登録料を払って皐月賞挑戦をした牝馬ファンディーナの単勝240円と言う偏り人気にもあった。
この世代は早々と牝馬豊作と先入観があった。
確かに桜花賞で人気になったソウルスターリンクが早々と快進撃したばかりに、牝馬優勢のイメージが出来上がっていた。
さらに、直近の快進撃で膨らんだファンディーナの女傑再来幻想。
桜花賞、皐月賞とでその幻想を確たる現実のものとするべく目論見だったが、春先の牝馬は難しかった。
特に牡馬と比べて筋肉の質も違う牝馬には、この時期に男勝りを望むのは少し早すぎたか。
しかし、やがては牡馬を破りG1の一つや二つを手にする牝馬になると思わせる。
ファンディーナの皐月賞パドックは、他の牡馬よりも立派に見えたが、少し大型馬だけに肉付きの豊かさが気になった。
走る牝馬と言うのは概ねみすぼらしく見えるものだ。
腱で走ると博打屋は常々見ている。
跳びの大きいファンディーナだけに、もう少しガレて見えて来始める頃が走り時ではないか。
昨日(16日)は中山帰りに西船橋の串揚げチェーン店に寄って二度付け禁止の関西仕来たりを味わった。
カウンターで隣合わせた若者2人も競馬帰りのようで、話をする機会を得た。
一人はS工大の学生で、もう一人は消防士の成り立てと言う。
仙台の同郷と言うことで、大学生の方が競馬ファン歴があり、消防士は昨日(16日)の中山が競馬デビューだったようだ。
記念すべき競馬デビューが馬単20720円、3連単1064360円の仰天皐月賞となったのが、今後の彼の競馬人生をどう左右するかわからない。
大学生の方は、カメラを持って贔屓の馬の写真を撮ったりの正統派競馬ファン。
ダンビュライトの単複で夢を見た仕事人・外弟子タイプで、週始めから贔屓の馬の出るレースを予想したりする一時が至福の時だと言う。
消防士はデビュー代が15000円であったようで、次の給料が出たら取り返すのだと博奕心を刺激されたようだった。
21〜2歳の若者の競馬との付き合いも様々だが、性格にも左右されるのかなと、遠い昔の博打屋を思い重ねて聞いていた。
大学生が写したカメラのモニターを見ていたら、パドックの博打屋が写っていたので、思わず苦笑いしてしまった。
彼は馬頭観音側からパドックを見ていたのだろう。
愛すべき競馬ファンだなぁと感慨深いものがあった。
この先、博打屋の歳まで40数年、この二人の競馬人生はどう変遷して行くのか。
その時代の競馬がどんな位置付けにあるの想像もつかない。
ただし、間違いなく貴重な時間と、少なからぬ金が失われる事は確かだろう。
問題は、それと引き換えに彼らが何を得るかだが、それは他人様に分かる事ではなかろう。
記念すべき競馬デビューの縁で、府中に来たら声をかけてよと伝えておいた。
博打屋のラインなど3名しか入っていないが、さすがに今の若者である。
何やら博打屋のスマホに彼らのラインを写してしまった。
そんな昨日(16日)の皐月賞余話であったが、土曜から写真判定で負けてしまうと言う胃の痛くなる最終週であった。
夕方から春の嵐となると言う空を見上げながら、空商いの疲労感に打ちひしがれている博打屋だ。
今日(17日)は高知競輪よさこい賞準決勝だが、近場発売は無い。
重い気分で川崎場外まで出向き準決勝を見た。
準決勝3レースは悉く荒れてしまつた。
最後の12Rで博打屋は井上から買い、売れ筋の深谷・浅井は2・3着に下げた。
レースは先捲りの井上がゴールを目指し、7番手捲りの深谷が追い込む。
井上・深谷・浅井なら万券で決まりだ。
しかし、3着に芦澤も絡んでいた。
微妙であったが長い写真判定。
やがて発表があり3着芦澤のコール。
60240円の発表に愕然とする博打屋だ。
深谷の仕掛けが遅いばかりに、浅井が届かなかった。
浅井3着でも諭吉が転がり込んで来たはずだけに、中山以来の写真判定負けの悲哀を引きずってしまった。
何てこったと、雨、風となり始めた駅までの道を歩いた。
グレてやりたいよと、いい歳ながら心で叫ぶ。
ブログも書く気も起きない週明けとなった。
春の嵐だ。
博打屋の懐にも春の嵐だ。