雨は上がったが、曇よりと明るさのない朝(26日)。
乾ききらない洗濯物を干したまま日差しの覗くのを待つしかない。
北日本や北海道には前線による大荒れの予報が出ており、東京の寒さと空模様はむしろ助かっている方か。
伝説の女優、原節子さんが9月5日に肺炎で亡くなっていたと報道されていた。
「永遠の処女」と呼ばれるのは、人気絶頂期での突然の銀幕引退による事も大きく、1962年42歳の時だった。
1920年生まれの人だから、博打屋世代よりもう少し歳上の世代の方が馴染みが多いだろう。
博打屋がその名を知った時には、既に「永遠の処女」であり、小津安二郎や黒澤明監督の作品上でしか見たことがなかった。
小津監督が1963年12月12日、60歳で亡くなって以来、芸能界からスッパリと絶縁、二度と原節子を名乗る事がなかったのだから既に伝説の女優になってしまっていた。
鎌倉に移り住んでいることは知っていた。
浄妙寺であったろうか、その敷地内で文字通り隠遁生活をされていたと聞く。
由比ガ浜通りのうなぎやが御用達であったと鎌倉の人に聞いたことはあるが、それも何年も前の事だろう。
しかし、鎌倉のお寺さんの敷地内でひっそりと世間から身を潜め、人生の半分以上を生きるとは、やはりそれだけで伝説の女優らしい。
鎌倉にはそのような「やんごとなきお方」がひっそりと住んでいらっしゃるようだ。
確かに、海あり山ありのコンパクトな古都で、静かに暮らすには良さそうだが、昨今の観光ブームで人は多いし物価は高いしで、決して庶民には暮らし易い町とは言えなさそうだ。
博打屋も使いきれないお金があるなら、鎌倉か真鶴に住みたい。
しかし、今さら「やんごとなきお方」になれないのが情けないが。
気温は午後になっても上がらなかったが、昨日(25日)の雨に比べれば恵まれた日だ。
開店休業続きの今週だから、今日は立川競輪決勝を視野に入れていた。
決勝に合わせて立川まで出向いたが、外はそれなりに寒く、霜月の終わりをひしひしと感じさせる。
立川では取手競輪の準決勝の場外発売もしていたが、取手は明日(27日)の決勝が出来そうにないので、目の前の立川決勝に専念した。
優勝したのは2連勝で決勝進出の三上佳孝で、同じく2連勝の真船は2着に敗れ、ボックスにしておけば15460円の車券が楽に取れたものを外してしまった。
う~ん、と散り始めた場内の銀杏を見上げるだけだったが、今週の商い不発の痛みがジワリと身に凍みてきた。
今日(26日)は満月だが、月は雲に滲みながらもその丸さを見せていた。
今年見る満月の終わり2つ目かと思うと、何だか寂しささえ覚える。
今週で東京競馬も最終週。
何もかも、今年最後のと言う言葉が付く頃となってしまった。
霜月もモタモタしているうちに博打屋を置き去りにしていくように急ぐではないか。
乾ききらない洗濯物を干したまま日差しの覗くのを待つしかない。
北日本や北海道には前線による大荒れの予報が出ており、東京の寒さと空模様はむしろ助かっている方か。
伝説の女優、原節子さんが9月5日に肺炎で亡くなっていたと報道されていた。
「永遠の処女」と呼ばれるのは、人気絶頂期での突然の銀幕引退による事も大きく、1962年42歳の時だった。
1920年生まれの人だから、博打屋世代よりもう少し歳上の世代の方が馴染みが多いだろう。
博打屋がその名を知った時には、既に「永遠の処女」であり、小津安二郎や黒澤明監督の作品上でしか見たことがなかった。
小津監督が1963年12月12日、60歳で亡くなって以来、芸能界からスッパリと絶縁、二度と原節子を名乗る事がなかったのだから既に伝説の女優になってしまっていた。
鎌倉に移り住んでいることは知っていた。
浄妙寺であったろうか、その敷地内で文字通り隠遁生活をされていたと聞く。
由比ガ浜通りのうなぎやが御用達であったと鎌倉の人に聞いたことはあるが、それも何年も前の事だろう。
しかし、鎌倉のお寺さんの敷地内でひっそりと世間から身を潜め、人生の半分以上を生きるとは、やはりそれだけで伝説の女優らしい。
鎌倉にはそのような「やんごとなきお方」がひっそりと住んでいらっしゃるようだ。
確かに、海あり山ありのコンパクトな古都で、静かに暮らすには良さそうだが、昨今の観光ブームで人は多いし物価は高いしで、決して庶民には暮らし易い町とは言えなさそうだ。
博打屋も使いきれないお金があるなら、鎌倉か真鶴に住みたい。
しかし、今さら「やんごとなきお方」になれないのが情けないが。
気温は午後になっても上がらなかったが、昨日(25日)の雨に比べれば恵まれた日だ。
開店休業続きの今週だから、今日は立川競輪決勝を視野に入れていた。
決勝に合わせて立川まで出向いたが、外はそれなりに寒く、霜月の終わりをひしひしと感じさせる。
立川では取手競輪の準決勝の場外発売もしていたが、取手は明日(27日)の決勝が出来そうにないので、目の前の立川決勝に専念した。
優勝したのは2連勝で決勝進出の三上佳孝で、同じく2連勝の真船は2着に敗れ、ボックスにしておけば15460円の車券が楽に取れたものを外してしまった。
う~ん、と散り始めた場内の銀杏を見上げるだけだったが、今週の商い不発の痛みがジワリと身に凍みてきた。
今日(26日)は満月だが、月は雲に滲みながらもその丸さを見せていた。
今年見る満月の終わり2つ目かと思うと、何だか寂しささえ覚える。
今週で東京競馬も最終週。
何もかも、今年最後のと言う言葉が付く頃となってしまった。
霜月もモタモタしているうちに博打屋を置き去りにしていくように急ぐではないか。