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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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「難解だが」

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新潟10R,サウンドデュークを見直し。カバーストーリーも触手

「放馬あり」

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新潟11R、見直し候補マジックタイムが放馬で狂った。ハンデ戦らしく軽量狙いか。チャーチクワイア、バクシンテイエーから、

『雨の新潟』

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雨の新潟、厚い雨雲が更なる悪化を予感させる(17日)。


傘が手放せた昨日の夕方であったが、2日間も雨の新潟競馬は記憶を辿っても思い当たらない。


前線が列島上にかかり、日本海側上空を雨雲が移動している。


京都辺りが大雨で、その雨雲が北上だから新潟もやがて影響を受ける。


日差しのない新潟なんて魅力無し。


雨男では断じてないと自負しているが、先週を見送り今週にしたのはツキの無さの象徴か。


おまけに帯状疱疹が更に広がりを見せ、体が痛いことこの上ない。


お盆休みの最後を新潟競馬でと予定していたファンも多かったようで、少々期待外れの夏競馬ではなかったか。


昨日のパドックでドコモ勤務の江畑夫妻と会った。


熱心な競馬ファンで毎年夏競馬にも出向いて来る。


早い時期に駅前の京浜ホテルを確保していたそうだ。


博打屋は何十年も新潟通いしているが、この小さなホテルはいつも取れない。


やはり勤め人は予定の立て方が博打屋とは違う。


楽しみにしていた越後の灼熱の夏にはほど遠い気候にいささか肩透かしを食ったようだ。


今年は新潟開催が長く変則的で、例年なら残り少ない新潟の夏の頃だが、今年はまだ3週目。


しかし、この天気では新潟らしいパドック周辺のバカンスムードは更々ない。


越後豚の串焼きの煙りも立ち込めない。


今日は瀬波温泉特別。


毎年瀬波温泉観光協会がブースを設けてイベントがあった。

温泉宿泊券が当たるイベントだったが、今年はやらないのか。


新潟は芝は外が痛んでいないので、千直は尚更外有利。


ダートは前が止まらないし、追い込みにも楽。


両極端の脚質向き。


芝は先行馬主体が馬券傾向か。


グリーンFの仕事人・海老名君は母親の逝去で忌引き。



仕事人・外弟子は、雨と帯状疱疹で集中力に欠ける博打屋の気持ちを察して、短期放牧ながら援軍予報。



新潟10R、アナザーバージョン、シュガーヒル、エビスグレイト、ユキノスライダー、ワイルドダラー。


新潟11R,マジェスティハーツ、エキストラエンド、ダノンシャーク、ブレイズアトレイル、クラレント。


小倉10R、ホープタウン、シンジュボン、ホッコーサラスター、カシノタロン、ケイアイウィルゴー。


小倉11R,トウシンイーグル、メイショウコロンボ、ジュウ゛ァンニ、グラッツィア、ナリタスーパーワン。


札幌11R、クリスマス、ブランダムール、ツインクルスター、コンサートレディ、スマートオリオン。


博打屋は新潟10R,ユキノスライダー、ゴールデンヒーロー、アナザーバージョン、シュガーヒル、ワイルドダラー。


新潟11R、シャイニープリンス、サトノギャラント、ミトラ、ショウナンアチーウ゛、エキストラエンド。


小倉10R、ホープタウン、カシノタロン、シンデレラボーイ、スピアナート、シルクバーニッシュ。


小倉11R,メイショウコロンボ、ケイアイレオーネ、トウシンイーグル、ナリタスーパーワン、マイネルバイカ。


札幌11R、エポワス、ブランダムール、スマートオリオン、ハノハノ、コンサートレディ。


以上、予想。


新潟6R,イヌイジェニーがまともに出れば勝てるのではないか。


新潟8R,エターナルムーンは函館帰り。少し狙いが立つ。


新潟の収穫がカレーうどんだけにならないよう、何とかしたい(写真)。

「雨上がる」

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新潟9R,人気ないがデイジーギャルが良く見える。

.「最後も田辺」

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新潟12R,アカノジュウロクa良い。カカリア、スピーディンユウマ、ヨシカワクン、バトルウ゛ェルデ。

『静養勧告』

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辛い目覚めの朝4時(18日)。


雨でも降ってくれていないかと外を見るが、その気配はない。


昨夜(17日)新潟からほうほうの体で帰ってきてそのままダウン。


薬が効くと甘く見ての土日新潟行きだったが、ウイルスの暴れに火を付けた。


疱疹が広がり、体がボロボロになってしまった。


青春18切符で、只見線回りで何日かかけて帰るかな、などの目論見も、この体調ではとても無理。


今日の梨収穫援農が入っていて良かったと言うべきか。


直帰せざるを得ない事態だった。


しかし、朝6時からの梨収穫も楽ではない。


昨夜から頭痛がし、熱っぽかった。


朝熱を計ると37度2分。


体の辛さはあるが始発に乗って武蔵新城の長瀬園に出向いた。


そろそろ幸水のピークを迎え、大きいのが出揃った。


園主は腕の疱疹を見て驚き、早目に帰ってくれと案じてくれた。


幸い何時もより30分早く終わったので、帰途にある病院に再診を求めた。


先日は皮膚科が休みだったが、以前かかった女医が見てくれた。


帯状疱疹の説明を一通り説明し、内科医が処方した薬を見ながら、薬が効き始めるのは2日後辺りからだと言う。


その間を新潟で過ごしたのだから辛い筈だ。


この状態なら入院が一番と言うが、今週は明日明後日、金曜日と所用がある。


21日の再診と言うことで内科に戻った。


内科医は頭痛の要因を案じていたが、血圧が100-155で高いのでそのせいではないかと博打屋が言った。


まれにウイルスが脳に入り込む事があるそうで、Dr.はそれを案じていたが、博打屋の頭痛はそのケースの症状ではないとDr.所見。


髄液を採る検査だそうで、それには及ばないとの説明に博打屋はホッとした。


あれは想像するだけでも痛そうだ。


血液検査をしたが問題はないとの事。


別の鎮痛剤を処方し再診予約をとって本日終了。


暑い夏日が戻ってきた。


さすがの博打屋も、今日の頭痛と熱っぽさに元気がない。


『愁思符庵』に戻りアイスノンで頭を冷やし、死んだように眠った。


帯状疱疹の薬が効いてくるのを待たねばならない。


寝込んでる場合じゃないのだが。

『夏日再来』

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死んだように眠った昨夜だったが、今朝は午前中の所用で川崎まで出向いた(19日)。


薬が効いてきたか頭痛が取れ、昨日に比べるとかなり楽だ。


疱疹には薬を塗りガーゼでカバーしてネット包帯をしているので痛みは少ない。


水疱になる疱疹と赤くアザのようになる疱疹があり、腕には鈍痛がある。


脇の下のリンパが腫れているかのような嫌な痛みだが、脇のリンパは腫れた痕跡はない。


最初、腕と胸の一部に疱疹が出来たが、腕の広がりだけで他への飛び火はない。


薬が効いているのだろうが、何とも医学の力は有り難いではないか。


昔ならまだまだ痛みに苛まされている頃だ。


午前中に川崎でフリーとなり、ハタと身の振りを考えたが、外の気温の高さに思わず身が引けた。


もはや残暑と言うべきだが、これは真夏の暑さ、どこまで気温が上がるのか、の勢い。


体も楽になったので、立川競輪準決勝が頭に浮かんだが、夕方宅配がある。


時間的に忙しく、今日(19日)はもう1日静養と決め込んだ。


川崎の地下街に連なるビルのダイソーを覗き、まだ片付かない我が『愁思符庵』の生活備品を買い求めた。


ビル2階分の店だから品揃えが多く、予想外に時間を食ってしまった。


100円と言う感覚が魔物で、気付くと結構な数。


支払いのレジで少々後悔した。


世間もこの暑さに動きが止まったように暑さの中に沈んでいる。


静養を決め込んだのにはもうひとつ訳がある。


仕事人・外弟子の甲子園指名校、大阪桐蔭の試合があるからだ。


仲間内のお遊びトトカルチョも佳境を迎えた甲子園でかなり指名校が絞られて来た。


今日(19日)の時点で指名校は星稜4人、盛岡2人、沖縄1人、桐蔭3人が残っている。


この4校から優勝校が出ればめでたしだが、他校が優勝すればまたキャリーオーバーとなる。


明るい日差しと、風が吹き抜ける『愁思符庵』で今夏初めての試合フル観戦。


桐蔭は初戦と違い、危なげなく勝った。


明日(20日)、星稜、沖縄、盛岡の残留がかかる。


お盆明けにやって来た真夏日の連続。


地域によっては豪雨被害が出る異常気象。


博打屋の夏も散々な夏だ。

昨日、女医の説明の中に、踏んだり蹴ったりと言う言葉が出た。


正に帯状疱疹は、心身の疲労時に、追い討ちをかけるように発症し、長期に渡って苦しめる。


踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、と言う言葉がピタリとくるのだそうだ。


お説ごもっとも。


引越しで夏を棒に振り、暮らしのスリム化を図った博打屋なのに、ここに来て水痘・帯状疱疹ウイルスがが暴れだすとは。


初めてこのウイルスに感染した時を水ぼうそうと言うそうだ。


子供時分にかかり、治るとウイルスは体内の神経節に潜んでいる。


潜伏感染であるが、これが大人、特に50~60歳代になると、過労やストレスが引き金となり、免疫力低下を狙ってウイルスが活動し始める。


ウイルスは神経を伝わって皮膚に到達し帯状疱疹として発症する。


子供の頃の水疱瘡は記憶にないのだが、潜伏感染していたのだろう。


踏んだり蹴ったり、とは実感こもる表現だ。


今年は始めから踏んだり蹴ったりの博打屋だ。

『災害お見舞い』

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明け方、腕の痛みで目が覚めた(20日)。


おびただしい寝汗でパジャマが冷たい。


昨日はかなり良くなった帯状疱疹だが、ただ薬が効いていただけだったか。


疱疹はかなり枯れているし、水疱の破れもない。


しかし、腕や脇に鈍痛が走る。


今日は梨収穫の出番だったが、昨日園主から連絡があり、一昨日の症状を見かねた園主が気を利かせて代理を用意したそうで、ゆっくり休んでくれとの事だった。


園主も帯状疱疹の経験者で、その痛さがいかなるものか知っている。


昨日がかなり楽だったので、今日は支障なく出向くつもりだったが、代理を頼んだ以上そうもいかない。


おかげで今朝は二度寝の贅沢が出来た。


関東地方は連日真夏日で、夏去らずの気象だが、西日本、北陸、東北は豪雨を伴う前線に被害甚大の列島だ。


広島市の土砂災害の現場がライブで放映されていた。


生々しい土石流の痕跡に、救助隊も近づけない惨状。


上空からの映像を見ると、何ヵ所かに渡って土石流の現場がある。


凄まじく恐ろしい現実だ。

博打屋には40年以上昔の広島しか記憶にないが、今回の現場のように、山を切り開き、山へ山へと住宅地が広がっていく傾向は当時から見られた。


今回は広島市の北部に当たるが、50数年前の博打屋は叔父一家が住む黄金山と言う山の中腹に造れた市営アパートによく遊びに行った。

従兄弟たちもおり、夏休みの楽しみな行事だった。


今回の土石流の現場を見ていると、同じような地形にアパート群のような住宅が立ち、正に土石流に呑み込まれようとしている。


広島のように、海に面した都市は山に向かって市街地を広げるしかない。


地方都市なら何処でも見られる開発だ。


しかし、上空からの映像を見ると、山が何だか怒っているかのようだ。


余りにも無防備に山を切り開き、奥深くまで迫り来る人間に警告を与えているかのように映る。


先日69年目の原爆投下の日を迎えたばかりの広島に、新たな被災の歴史が加わった事は痛恨の極みだ。


被災者の数はまだ増えそうだ。


我がルーツの広島の大災害に心痛むばかりだ。


急遽、梨援農休みとなり、甲子園っ子(テレビっ子)かなと、うなぎ登りの温度計を眺めながら考えた。


仕事人・外弟子の甲子園優勝校当てゲームは、今日の星稜、沖縄、盛岡の指名者がいる。


残る1校桐蔭は明日(21日)だが、今日の動向は興味深い。


午前中は静養兼ねての甲子園っ子。


4名の指名者がいる星稜が第1試合で負け、1名指名の沖縄は辛うじて勝った。


2名指名の盛岡はよもやの敗退。


5名の参加者が今日、真夏の夢から目覚めてしまった。

残る夢見者は沖縄と桐蔭の計4名。


何れかが優勝すれば、サマージャンボならぬ、サマーミニのご褒美がある。


沖縄なら独り占め、桐蔭なら3分の1配当。


仕事人・外弟子は桐蔭だが、かなり自信あるようだ。


甲子園好きの仕事人・外弟子は、地区予選からの成績を研究、各校の戦力分析をしている。


先日、親孝行夏休みで帰省した時、甲子園好きの父親と検討したようだ。


残り試合の動向が興味深くなった。


何とか桐蔭優勝となれば、更に暑い夏となるだろう。


甲子園っ子を午後切りあげ、博打屋は昨日一昨日出向けなかった立川の決勝に行った。


川村か原田か池田かと言う、自力型の勝機の決勝に賭けた。


結論は川村晃司。


後ろは志智で、川村早駈けなら頭まである。


川村から志智・池田・原田の2・3着ボックスを主力に買ったが、正に川村の早駈けを池田が捲って来たところを志智がブロック、これが自らと池田の落車を引き起こしガタガタ。


川村楽勝は良しとして2・3着が落車回避組。


どっ白けの結果。


志智は失格だが本当につまらない事をする。


如何に番手の仕事と言え、レースを壊し失格したのでは稚拙なプレーと言わざるを得ない。


準決勝でも志智は原田の捲りを2度に渡り執拗にブロックし、競り負けていた。


志智が何かやらかすまでは予測できたが、まさか落車とは。


帯状疱疹騒ぎで商いゼロの週始め。


明後日(22日)には物要りが控えている。


何とか収入をと、一戦入魂で出向いた立川。


所詮それが博奕よと言われそうな結果に、また帯状疱疹が疼き始めた。

『くせ者病』

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異常な暑さの日々ではなかろうか(21日)。


同じ列島で豪雨災害が多発しているとは思えない関東地方の酷暑。


豪雨に脅かされる人々の心労など、解れと言ってもピンと来ないのが人と言うものだ。


夜中に胸から背中にかけて鈍痛が襲ってきた。


腕の疱疹は塗り薬とガーゼでのカバーで枯れかかっている。


疱疹の広がりは押さえられているようだが、神経伝いにウイルスが何とか皮膚に疱疹を作ろうと暴れているのだろう。


薬とウイルスとの綱引きか、夜中に薬が弱まると痛みが顕著になる。


体の左半分が痛だるく、胸が脇の方に引っ張られる感じだ。


何とも説明し難い鈍い痛みである。


一時楽になり、収束かなと楽観したが、なかなかくせ者の病気のようだ。


神経をピリピリさせる厄介者だ。


その神経は身体中を廻っているのだから始末が悪い。

今朝は皮膚科の再診予約だったので11時に病院に行った。


朝の痛みがあったのでその事を訴えたが、女医は一にも二にも休んで下さいと言う。


新たな薬を処方してもらった。


どうやらジワジワ・ダラダラと痛みと付き合わねばならない病のようだ。


それにしても暑い昼下がりだった。


玄関にのれんを取り付け少しずつ部屋らしくしている。

今度の『愁思符庵』は引き戸の玄関である。


今どきこのような玄関はまずない。


磨りガラスの戸で、東向きにあるので明るく外の気配をよく映す。


戸の横にポストがあり、郵便屋やポスティングの人が立つと人影がはっきり解る。。


通り過ぎる人の影はぼんやり黒いが、ドア前に立たれるとはっきり姿が解かりドキッとする。。


心当たりがあるわけでないが、ドラマなどで刑事がやって来たような気になる。


NHK朝ドラ『花子とアン』の村岡家の玄関を思っていただけばほぼ似ている。


障子に至ってはほぼ同じだ(写真)。


障子のある部屋はなんとなくホッとする。


『愁思符庵』には玄関の板の間と部屋とを仕切る障子と、台所と部屋を仕切る障子が計4枚ある。


破らないように気を使うが、障子は良い。


ぼっ~と障子を眺めていると、木下恵介監督だったかの話を思い出す。


監督は障子の一区切りの長方形をスクリーンに見立て、絵をイメージしたそうだ。


白い障子の一桝を見ながら映画のシーンをイメージするとは成る程なと思う。


博打屋もこのところ障子を見ながら、様々なシーンを思い描く。


今日(21日)は立川に豊橋競輪初日場外を買いに出向いた。


深谷、金子が地元戦に落とせない開催だ。


深谷を買うか買わないかがしばらく競輪ファンの踏み絵となる。


それほど今の深谷はどこからでも強い。


その深谷も負け時がある。

そう考えないと、売れる深谷で安い配当に悩まなければならない。


悩む割には報われない配当。

今開催、負けて許されるのは明日(22日)のレース。


そう思いながら今日の敗けを期待してしまった。


深谷なら、予選回りになっても準決勝に上がってくる。


そんなスケベな邪推をして深谷がいないものとした車券と、情けないが深谷からの車券の2本立て。


あっさり深谷に捲られたが、博打屋の車券は3着が微妙に差されて4着。


深谷の負け時を誤ったレース選択となった。


明日(22日)は先月亡くなった知人馬主、高山氏の四十九日法要。


手ぶらで出向く訳にもいかず、何とか週半ばの商いと目論んだが、甘くはなかった。


体調不良だが、義理ある知人、ドタキャンも出来ない。


何とか明日(22日)の法事は出向きたい。


くせ者帯状疱疹が収まるのを願うしかない。

『四十九日法要』

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暑い日々が続き、夏の朝らしい蝉の鳴き声が復活した(22日)。


ツクツク法師の声が混じっている事が、暦の上の秋を感じさせる。


今日は先月亡くなった知人馬主・高山嘉一氏の四十九日法要。


早くから案内を受けていたので、それこそ万障繰り合わせてでも行かねばならぬ。


疱疹の広がりが止まったので収束かいなと甘く見ていた帯状疱疹だが、どっこい、上半身左半分を鈍く、時にピリリと痛みが襲う。


腕はズシリと甘だるい痛みと痺れでだるいことこの上ない。


この痛みは発症時にはなかったものだ。


痛み止を飲んでこの痛さだから、薬のない時代を思うと泣き言は言っておられないのだが。


週初めの入院勧告の症状では、今日の法要参加に赤信号が灯ったが、何とか体の方は持ちそうだ。


悩ましいのは懐の方で、昨日(21日)の空商いがズシリと堪える。


今日こそが負け時の深谷だと思うが、肝腎な時に車券が買えない。


法要は11時からだが、その後納骨や会食など、1日仕事になるのが予想されていた。


忌日法要は死後7日毎に49日まで行う。


49日は来世の行き先が決まる重要な日となる。


故人の成仏を願い、極楽浄土に行けるように法要を営むのが四十九日法要だ。


元禄12年(1699年)開山の歴史をもつ大澤山龍雲寺で法要は行われた。


親族、社員など60名を越す追善供養は、読経・焼香・法話と進められた。


その後、納骨の為近くの寺所有墓地に移動し、納骨式が行われた。


高山氏は生前自らの墓を手配し、母親と共に入る段取りを済ませていた。


今回は母親の納骨と高山氏の納骨が同時に行われた。

墓石にトーア牧場のロゴマークが彫り込まれていた(写真)。

昼下がりの炎天下、参列者は新しい墓に納まった高山氏を見届け、会食場に向かった。


会場を聞いていなかったのだが、着いてみて納得した。


原宿の南国酒家は高山家御用達の店で、博打屋も何度かここでご馳走になった。

高山氏が好きだったと言うメニューにしたと喪主の長男仁一氏の挨拶。


故人の遺影と共に宴席は賑やかに振る舞われた(写真)。


これだけ盛大な追善供養をして貰えば、高山氏も間違いなく極楽浄土へ行かれただろう。


『高雲院駿岳嘉心禅居士』

馬が好きだった故人らしく、駿の字を入れた立派な戒名。


冥福を改めて祈る1日だった。

『処暑(しょしょ)競馬』

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日差しのない朝を迎えた(23日)。


昨日の法要でかなり疲労が残り、昨夜は早寝のダウン。

胸や背中の痛みが緩和されないのが気になる。


胸、肩、背中の鈍痛トライアングル地帯。


薬が切れると痛みは顕著に現れてくる。


今日(23日)は新潟競馬だが、さすがの博打屋も今週の新潟行きは早々と断念。


先週の病状悪化で懲りたと言えばその通り。


『処暑』と重なった新潟競馬だが、今週は東京競馬場観戦も自重が妥当な体調。


『処暑』と言うのは二十四節気の一つ。


立秋(7日)から16日目の頃。


処と言うのは「とめる」「とどまる」の意で、処暑とは、暑さが止まり、夏が終わることを意味する。


この日を境に、北海道ではサケ漁が開始され、農家は収穫期に入る。


夏が止まるなんて、夏大好きの博打屋には歓迎出来ない日だが、さりとてこの病身、ジッと時の流れを見守るしかない。


ツクツク法師が鳴く朝だったが、パラパラと雨が降り始めた。


東京では久々の雨だが、どの程度の雨か。


局地的豪雨で人命を奪う被害が各地で続発している。


中でも広島の土石流災害は当初の見立て以上の人命を奪っている。


被災の連鎖が無いことを願いたい。


グリーンFの仕事人・海老名君は母親の逝去でまだ悲しみより、法要雑事に追われているはず。


喪に服す立場だが、仕事人としてはそうもいくまい。

人の悲しみはいざ知らず、今日も馬は走る。


札幌5R、ハラパーニョペバーは新馬勝ち期待の馬。

まだ大物輩出のないレッドチリペパー産駒だが、この馬は一番星候補。

相手は内枠を利する馬か。


小倉12Rマウントフジは繁殖入りを延ばして現役続行。

調子も良く、馬も意を解釈するなら好走期待出来るが。


札幌11R、シャンパーニュは差す競馬で一皮剥けた前走だが、本来は逃げが理想。今日はどの展開になるか。


小倉10R、グレイスフルデイズはスプリント適性があれば展開一つで馬券対象か。



仕事人・外弟子は先週の師匠援護の予報の不振にいささかショックの模様。


また放牧に出てしまった。

甲子園、大阪桐蔭の優勝がちらつき初め、暑い夏はまだ継続中だ。


今日はお休み。


博打屋は予想だけだか、体調次第で府中詣で。


新潟10R,アメージングタクト、ルミニズム、ヒカリマサムネ、コーリンギデオン、コップヒヤザケ。


新潟11R,ケイアイチョウサン、トラストワン、フレージャパン、ヒラボクビクトリー、オーウ゛ァージョイド。


札幌11R、エーシングングン、シャドウパーティー、ミエノワンダー、サクラボールド、スマートリバティ。


小倉11R,キクノソル、リバータイキ、メイショウソラーレ、ピンポン、マリントウショウ。

新潟7R,ノスタルジック、トキノスターライト。


新潟9R,チャンピオンルパンの取捨、人気なら切りだが。


以上、間に合えばの予想。

『晩夏競馬早朝版』

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明るい日差しが戻った朝(24日)。


ミーンミンミンとツクツクボーシの合唱が朝風と共に部屋に流れ込む。


今日はグリーンFの仕事人・海老名君のお仕事が早い。


早朝版で三文の徳と得との総取りはどうだろう。



新潟3R、ヘルツフロイントは今日の一押しか。力は互角だ。


小倉8R、シュテルングランツは能力も通用、好走可能馬。


小倉10R,ルファルシオンは好調維持で押しきりたい。


札幌2R、ネーラベルレは今回行くだけ行ってどこまで粘れるかの戦法。


札幌12R,ウ゛ァイサーリッターは相性の良い函館勝ちをしたが、コース替わりで試金石。


札幌8R,ファインスマッシュは牧場所有馬。追い込みタイプだけに内枠が課題。こなせば一発の力は秘める。


以上、好走を期待。

『晩夏競馬病欠』

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夜中に何度も目覚め、睡眠不足の朝を迎えた(24日)。


いやはや、発症から10日を過ぎるが、痛みは日増しに強くなる帯状疱疹である。


疱疹は枯れたと言うより、紫色のアザのようになり、皮膚は痺れて感覚がない。

何より胸、脇、肩が圧迫されるように息苦しい。


腕は痺れて重だるい。


疱疹は止まっているが、鈍痛の痛みは日増しに広がり強くなった。


何度も目覚めたのはその痛みからだ。


しばらくう~んと呻く。


このまま治らないのではないかと不安にもなる。


神経を伝わって来る痛みだから、ここが痛いとピンポイントで説明出来ない。


外からも分からない。


神経痛のようなものだから始末が悪い。


薬は一体何に作用したのだろう。


既に服用の終わった薬もある。


残っているのは鎮痛剤、リリカカプセル、ロキソニンだけだ。


ウイルスをやっつける薬はないのだろうかと不安になる。

10日前に発症した時の痛みからは想像出来ないものになってきた。


厄介な病を背負い込んでしまったようだ。


今日(24日)は早朝版を出したが、博打屋は午後からの始動になる。


仕事人・外弟子の短期再放牧について、予報外れからの逃避と受け止められたようだ。


由緒ある公卿か武将の末裔ではなかろうかと言う名をお持ちのDr.が、仕事人・外弟子に叱咤の電話をされたようだが、DMATスタッフ要員確認作業中と知り、そうか、ムニムニとトーンダウンだったそうだ。


昨日(23日)は表参道スーパーよさこい、六本木ヒルズ盆踊り、麻生十番納涼祭と、夏の終わりを告げるイベントだらけ。


おまけに浅草サンバカーニバルまで行われれば、都内のERの忙殺振りは想像に難くない。


幸い天候悪化に至らず、DMAT稼働は回避されたが、脾臓摘出オペなど、緊迫した事態だったと言う。


人々が夏の終わりを楽しむ時、万一に備えて働く人々も多い。


医療関係者の有り難くない一時である。


昨日も多くの人々の命を救った事だろう。


そんな事情で競馬どころではない。


今日も予報はお休み。


決して逃亡ではない。


甲子園観戦で昨日の疲労を回復出来るか。


大阪桐蔭の試合がある。


博打屋は正直戸惑っている。

予想外の痛みに馬券などどうでもいいや、の心境だが、その実、最良の薬は福沢諭吉だわい、と思っている。


この良薬だけは、天下の名医だって処方出来まい。


出来るのは博打屋だい!と胸の痛みを押さえながら空元気。


午後、府中参戦か、立川WINS~立川競輪場の転戦か。


豊橋の決勝は深谷で仕方ない。


それでも、金子の為のレースをすれば、天下の八百長だが、それもあり。


新潟10R、ジーニマジック、コレクターアイテム、ボンシュールノココロ、スマイルシャワー、メイケイベガムーン。


新潟11R,キクノストーム、ダッシャーワン、アスコットシチー、シセイオウジ、キョウエイアシュラ。


小倉10R、ケイティープライド、バッドボーイ、カロッサル、アドマイヤツヨシ、カーマイン。


小倉11R,エピセアローム、ニンジャ、リトルゲルダ、スキノエンデバー、ワキノブレイブ。


札幌11R、エアソミュール、ゴールドシップ、ハープスター、ロゴタイプ、タマモベストプレイ。


札幌は豪華メンバーだが、3歳牝馬ハープスターをゴールドシップと共に目玉にするのは酷。

そのゴールドシップは博打屋も札幌2歳Sで見たとき以来の贔屓馬だが、今回は人気過信出来ない。


ここはエアソミュール、ロゴタイプの出番。


新潟に馬三郎の石堂君が札幌から移動。


今週から新潟担当だが、札幌の不作のリベンジを期している。


ソロリと彼に聞いてみるか。

パドックサイドのビール娘も中々の競馬通。


現場なら、各々の知恵を拝借出来るが、何とも辛い病欠の今週だ。

『甲子園燃ゆ』

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日の出前4時の起床、外はまだ暗かった(25日)。


夜中に腕や肩の痛みで目覚め、本を読んでようやく浅い眠りに就いたばかりの目覚まし、酷な音だ。


今日(25日)から3日間、梨収穫の手伝い。


労働としてはさほどきついものではないが、収穫は光の関係で陽が高くなるまでが識別し易い。


従って作業は早朝となる。

車がない博打屋は5時半頃から始める収穫に間に合わない。


始発で出向き、20分歩いて園に着く。


6時前に着くのだが、それが一番早い出勤。


一番堪えるのは4時起きか。


今年は人手が一人増えた(園主の奥さん)ので10時30分で終わる事が多い。


5時間足らずの作業の為に、4時から午前中をほぼ潰すのだから、率の悪い労働だ。


既に豊水の収穫となり、発送の受け付けも終わった。

長年の経験で、どの位受け付ければ足りるか分かるのだそうだ。


園主は帯状疱疹の経験者だから心配してくれるが、梨作業に支障を来すほどではない。


何時ものように、収穫・選別・直売用袋積め・発送用箱積め・直売を終わらせた。


先週来た時、川崎市の果樹部の梨・ぶどうの品評会用の箱を一つ作った。


園主が収穫した中から規定の個数を出品用に選んでいた。


毎年の行事だ。


その品評会で長瀬園の幸水が1位の県知事賞を貰ったそうだ。


これは快挙である。


糖度や見映えなど、判定項目は幾つかあるようだが、確かにこの園の梨は甘味が強い。


川崎市の梨農家の中で最上位の評価を得たのだから、園主も嬉しいに違いない。


この品評会に出されたぶどうや梨は、審査後一般に販売される。


よみうりランド近くの農業技術支援センター(旧フルーツパーク)で催され、多くの市民が早くから並ぶ。


先着順に買えるので、高評価の物から買うことが出来る。


一度見に行った事があるが、整理券は既に終わっており買えなかった。


ともあれ、1等賞は嬉しい事だ。


今日(25日)は甲子園の決勝戦。


15時予約の内科再診まで観戦出来る。


仕事人・外弟子指名の大阪桐蔭の優勝がかかる。


人様の仲間内トトカルチョだが、その行方は気になる。


何しろ47の代表校から優勝校を予見するのだから大変なゲーム。


33名の参加者で3名が大阪桐蔭を指名した。


サッカーワールドカップ的中者無しでキャリーオーバーが続いている。


今日の結果次第ではまたキャリーオーバーの可能性もある。

しかし、試合は緊迫した中、辛うじて桐蔭が制した。

試合を見ていて正直どちらに転ぶか分からないなと、むしろ桐蔭劣勢を心配した。


打撃力は互角で三重も押し気味に試合を進めたが、勝ち越しのスクイズを外された辺りから流れが変わった。

圧巻は桐蔭4番の一振り。

三重センターが捕れば超ファインプレーの打球は無情にもグラブを掠めただけ。


このワンチャンスで桐蔭の優勝が見えた。


おめでとう、仕事人・外弟子他2名の指名者。


長く熱い甲子園だったに違いない。


全国3917校の頂点にたった大阪桐蔭を予見するとはお見事。


夏の終わりにご褒美が舞い込む。


自転車で病院に向かう最中、ゲームセットをワンセグで見届けた。


帯状疱疹の痛みは少しも引かない。


内科から皮膚科に移行しているので、次の皮膚科予約日を待つことになった。


神経ブロックは皮膚科と麻酔科の領域になるようだ。


夕方、鶴岡から送ってきただだ茶豆のお裾分けをと、知人の上野氏から連絡があった。


烏山の焼き鳥に出向くと、荒井さんと言うサラリーマンOBで、ラフィアンの会員ライフを楽しむ知人も一緒だった。


この2人は今夏函館競馬や競りなどを同行し、ラフィアンの所有馬に熱いコンビである。


荒井氏もだだ茶豆のお裾分けでやって来たと言う。


飲まない荒井氏だが、酒席はマメに付き合う人だ。


博打屋の引越し祝いも、函館2歳Sで勝ちを疑わなかった持ち馬の馬券でごっそりとやられてしまい、どこかに消えてしまったと言う。


その内持ち馬が勝てば、きっと過分なる祝いが届くだろう。


何しろ40頭近く所有しているのだから、荒井氏もユルクなかろう。


帰宅してさっそくだだ茶豆を頂いた。


孫に全部食べられるところを爺ちゃんが死守してくれただだ茶豆だ。


茹でている時から匂いが違うし、色も鮮やか。


本場だだ茶豆を頂きながら、熱い甲子園を振り返った。

今年もドラマチックな夏だった。

夏の無かった博打屋はそう思う。

『晩夏の無常』

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朝4時起きの日が続く(26日)。


天気が下り坂で梨収穫作業が心配だが、霧雨が一時かかった程度で支障は無かった。


昨日に続き梨作業は滞りなく終わった。


いつもながら、長瀬園の直売は行列が出来る。


人づてに評判が広まるのだろう。


その日採れた梨は完売する。

完熟だから美味しいはずだ。


発送が主体の園は少し早目のものを詰める。


人の口に入るまでの日数を考慮すれば、やや青目を採る。


これらを直売するのだから、完熟の方が美味いに決まってる。


50~60袋を用意するが、10時からの販売に対して既に列が出来ている。


先ず人数を数え、一人の買える袋数を決める。


10時から売り始め、10分でその日用意した袋は売りきれる。


大概、売り切れた後何人かが駆け込んでくるが、この園の直売は10時迄に来ておかなければ買えない。


この時期、多摩地区には梨の直売所があちこち立ち並ぶ。


川崎街道沿いにも何件かあるが、発送の受付を兼ねた臨時直売所となっている。

こうした直売所は何時間も開店している。


人を雇ってやるには人件費がかさむ。


その点、この園は効率的だ。

一つには立地の良さもあろう。


この地区の梨園は2軒しかなく、しかも人口は多摩地区に比べ圧倒的に多い。


需要と供給を考えるなら、需要が上回る。


多摩地区の直売は軒数が多く人口も少ない。


直売は競合する。


このバランスを何とか出来ないものかと毎年思う博打屋だ。


10時30分でお役御免となり帰途に着くと珍しい知人から電話があった。


携帯に流れる名前を見て嫌な予感があった。


案の定、彼の叔父に当たるK氏の訃報だ。


彼はその叔父と疎遠だったので、むしろ博打屋の方が何か知っているのではないかと思ったようだ。


甥っ子の知人が言うには昨日(25日)ガンで亡くなったと奥さんから連絡を受けたそうだ。


実は博打屋には嫌な予感があった。


5月10日の東京競馬の帰途、府中本町で飲んで以来ピタリと連絡が無くなった。


毎週土日、競馬を欠かさない人だから連絡がないのはおかしかった。


こちらからも2~3度電話したが反応がない。


福島行きも相談していた時期だった。


その内、博打屋も引越しなど煩雑な事に時間を取られ、気になりながらもK氏からの連絡を待っていた。


暮らしが一段落したら、むしろ甥っ子の知人に近況を聞こうかと思っていたところだと答えた。


動揺していて詳しい経過を聞くのも疎かだからまた明日連絡すると言う事だった。


なんてこった、と激しい動揺が博打屋にも起きる。


はやり、何かあっての音信不通ではないかの予感は当たった。


しかし、こんな訃報に接しようとは、の思いだ。


詳しくは明日(27日)の連絡を待たねば分からない。


競馬だけの繋がりと言え、何十年の付き合いのK氏の死は、いかに歳上であろうと俄に受け入れがたい。


5月に飲んだ時、いや今年に入って何度も飲んだ時に、健康上の話題は何一つ出なかった。


こうまで、短期に人の命を奪う病気があるのかと、無常さを覚えずにいられない。


晩夏を更に惜しむような訃報に、博打屋は言葉もない。


何て非情な今年の夏ではないか。

『飛び秋』

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早朝4時の目覚まし(27日)。


雨音が強いので梨は中止と決め込んで寝てしまった。

依然として帯状疱疹の痛みは引かない。


園主に確認するには時間が早すぎると気を効かせたのが間違いだった。


7時に電話で起こされ、いつも通りやっているとの事で慌てて出向いた。


8時に着き後半の作業をこなした。


我が多摩地区と園主の中原区では気象も違ったようで、雨も小降りだったのでいつも通り始めたと言う。


しかし、薄暗く、小雨で梨の色つやが分かりにくく、時間がかかったと言う。


悪条件に人手が一人減ったのだから無理もない。


電話しなかった事が悔やまれた。


雨の中、直売には10人程が並んでくれていた。


10時30分に作業を終え帰途に着いた。


昨日(26日)、叔父の訃報を知らせてくれた知人のO氏が電話をくれた。


通夜(28日)葬儀(29日)の日程だったが、少し詳しい事情が分かった。


博打屋が最後に飲んだのが5月10日の東京競馬後。


話しによると、6月30日に病院ですい臓癌末期と診断され入院。


会社など身辺整理を済ませ25日に亡くなったとの事だ。


これとて大まかな話だが、病気のびの字も出なかった5月10日までのK氏から、6月30日ガン発覚までの様子は奥さんにでも聞かなければ分からない。


それにしても、電話連絡を途絶えたK氏の気持ちを察するに、博打屋としては様々な思いがよぎる。


この、あっという間の出来事の詳細は、明日(28日)の席まで待たねばなるまい。

朝、慌てて出向いて大後悔は、35度のつい先日と25度の小雨の今日と、同じ格好の自分である。


10度違えば、いかに鈍くなった高齢者にも温度差は分かる。


帰宅後も肌寒く、一気に秋半ばの気温に震える始末。


仕事人・外弟子は雨漏りがすると言う父親からの電話で、事後対策に急遽実家に向かった。


日帰り予定だったが、屋根は一部補修で何とかなりそうな見立て。


役場に相談に出向き、シルバー人材のプロOBが材料費プラス日当1万円相当でやってくれるとの段取りを決め一先ず安心。


日帰り予定も、明日(28日)の午前中発ちで仕事に間に合うと分かると、両親の思う壺。


甲子園好きの親子は大阪桐蔭の共同検討者。


父親の最終結論は違っていたそうだが、父親はすっかり連帯勝利者気分。


部屋には優勝を報じた新聞が張ってあり、さながら祝勝会ムード。


実に良いタイミングの雨漏り診断依頼のようだった。


また一つ親孝行が出来たと思えば、甲子園球児も許してくれるであろう。


明日(28日)の通夜は兎も角、明後日(29日)の葬儀は、皮膚科の予約時間と重なる。


この痛みから、神経ブロック処置は避けられそうにないし、博打屋もこのままではたまらない。


出来るなら葬儀出席が義理だと思うが、果して予約変更が利くか。


色々な意味で、週末新潟な赤信号が灯った。

『秋を呼ぶ雨』

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異常な豪雨があったり、一気に秋の気温を運んだり、今年の夏の雨は様々な表情を見せる(28日)。


今日も朝まで雨が降り続け、気温は一気に下がり、10月下旬の気温と言う。


暦上は秋だから、当たり前と言えばそうだが、まだ葉月・8月だ。


残暑に悩まされていてもおかしくはない。


それが昨日今日の涼しさだ。

雨が一気に秋を運んできてしまった。


早咲きの萩を散らず雨となった(写真)。


梨の出番が終わったので久々に寝坊が出来た。


帯状疱疹には静養が必要と言われるが、そうもいかない日々が続いた。


今日こそ静養と、思いきりのんびり過ごす事にした。


夕方18時からの通夜まで、何もしない日に決めた。


浦和で行われた通夜は真言宗の儀式だった。


鳴り物の少ない、導師による静かな読経が流れる。


哀調を帯びた初めて聞く読経だった。


故人は77歳、昭和11年生まれ(写真)。


浦和で生まれ、足利で育ち、向学心に燃え明治大学政治経済学部に学び、日産自動車、龍角散での勤めを経て昭和48年、生前まで社長を勤めていた現在の会社を設立した。


博打屋がもし現役で大学に行ったなら、故人と学部学科が同じで後輩となるところだった。


博打屋は千葉大が受かるものとの見切り発車で、明治政経政治学科の入学手続きを放棄した経緯がある。


飲んでいる時、その話をすると、惜しいことをしたなと笑われたものだ。


この世代の人は、少年期に戦争の空気を吸っているので、アジアにおける日本の立場についての関心が高い。

大変な読書家で広範な知識を持ち、語り始めると熱かった。


しかし、温厚な性格だから相手を否定するような議論にはならなかった。


故人の話しは博打屋のブログ4月22日『卯月下弦』で触れている。


父親が上海で綿花の商売をしていた時代、内山完造と言う、神保町の内山書店の社長と友人だったそうだ。


内山完造と言う人は1917年に書店を開業し、中国との戦争回避や戦後国交回復を講演で訴えた民間人。


こうした人脈から、故人も昭和史に造詣が深かった。


この春は、飲むと競馬の話しか中国、韓国の話しに終始した。


『蝿の帝国-軍医たちの黙示録』、『反日韓国に未来はない』を貸してくれたのもつい先日の事だ。


とうとう返す機会が無くなった。


粛々と通夜は進められ、精進落としのビールを頂いて帰った。


明日(29日)の告別式は皮膚科の再診予約だったが、14時に変更してもらった。


痛みの治まらない腕、胸、肩、背中を何とかしなければ睡眠不足が続く。


何とも悩ましい葉月の終わり間近だ。

『初秋の葬送』

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雨が秋を連れてきたこの2~3日だが、今日は雨も何とか持ちそうだ(29日)。


知人社長K氏の告別式に浦和まで出向いた。


皮膚科の予約を午後に回してもらったので、何とか会葬出来る。


甥っ子のO氏は今日は奥さん連れだった。


久々に会うが超美人の面影は残っている。


一人息子が生まれる前以来だから22年ぶりと言うことか。


互いに浦島太郎だ。


式場のロビーに故人縁の物が置かれてあった。


ラグビーと競馬を愛した人らしい品々(写真)。


6月30日に体調異変を訴え検査、すい臓癌で余命1か月を知らされたそうだ。


以来、会社の後継者などの筋道をきっちり付け入院。

8月24日に亡くなったと言う。


通夜の時に感じたが、真言宗の葬儀は初めてで、その儀式は少々他宗派と異なる。


密教の様式のようで、導師はいきなり読経に入らない。


霊前で語るようにぼそぼそと言いながら、暫く色々なお勤めをしている。


声が小さいので参列者には聞こえないし、しばしのサイレント状態が続く。


やがて読経が始まるが、まるで歌会の和歌を読んでいるような雅な調べ。


通夜では使わなかったシンバルを巧みに響かせながら、哀調を帯びた読経が続く。

時おり読経が語りになり、また読経になる。


その間に焼香が進められるのだが、意外な事に、告別式では一通り参列者の焼香が終わった後、再び親族からの焼香が始まった。



えっ?と初めて見る光景にびっくりしたが、一般会葬者は割愛と言うことだった。


K家菩提寺が真言宗智山派との事で、その流儀に則った葬儀だった。


白菊に埋もれたK氏の顔は驚くほど穏やかで、眠っているとしか思えない色つやであった。


両親・祖父母の写真と共にK氏は旅立った。


雨上がりの初秋の光の中、葬送はしめやかに終わった。


急いで帰宅し病院に出向いた。


皮膚科の再診だが、痛みを訴える博打屋に対して女医が言うには、皮膚科として出来る事は、更に強い鎮痛剤を処方すること位だと。


神経ブロックと言う処置は麻酔科になるが、この病院ではやらないと言う。


何じゃそれは?といささかムッとする。


それじゃ、最初からこの病院では帯状疱疹の治療が出来ない、いや、限度があるのを知っていて、2週間も通わせていたのかいだ。


散々痛みを我慢して、指定された予約日まで待って、来てみるとウチでは出来ないんですよはなかろうて。


この治療が出来るのは、と女医が近場の病院名を2つ上げる。


新百合ヶ丘のペインクリニックか聖マリアンナ、つまり今の病院の本院だ。


何れも自転車で行ける所でもなく、厄介なことだ。


週一しか診療日がない新百合ヶ丘を避け、聖マリを選択し紹介状を書いて貰った。


痛みが強くなるので背に腹は代えられない。


明日(30日)朝一からの受付に行くこととなった。


何度も言うようだが、踏んだり蹴ったりの病気だ。


8月最後の新潟もまたパス。


来週こそは痛みとさよなら出来て、越後爺となりたい。

『夏競馬中〆』

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8月最後の週末(30日)。


夏競馬も中〆の様相。


本来なら新潟最終週になるが、今年は8月から2開催連続。


今週は中〆といったところか。


帯状疱疹の痛みで新潟どころで無くなった今週だが、8月最後の土日、新潟の初秋の青空が恋しい。


パドックに百日紅の花が舞うのもこの頃。


まだ先があるから良いのだが、これが夏競馬最後なら、這ってでも新潟に行きたいものだった。


新潟行きで早起きならまだしも、博打屋の今日は聖マリアンナでの受診の為7時に家を出た。


8時30分からの受付だが、我が家から何分かかるか分からない。


百合が丘からのバスが一番多いのでそのコースを選んだ。


聖マリアンナには、何十年も前、出来た直後に取材にきた事がある。


当時、原宿に住んでいた博打屋から見ると、小田急のどの駅から行ったか記憶にないが、山を切り開いた丘の上に、巨大な白亜の殿堂と見まがう建物を見た時は驚いたものだ。


誰が一体こんな僻地に来るのかと不思議にさえ思った。


数年前、何かの用でこの病院に来て再び驚いた。


ポツンと山の上に孤立したイメージが全く否定された環境となり、むしろこんな小さかったか?といぶかしく感じた。


巨大病院だから病院城下町が開け、折からの都市化で、僻地の白亜の殿堂も、目立たなくなり、かなり地味な建物と化していた。



今日来て見て改めて歳月の流れを痛感する。


人生流転、何の巡り合わせで博打屋はこの病院の麻酔科を訪れる事になったのか。


それにしても、8時に着き10時を過ぎても順番が来ない。


Dr.1人と言う事で、処置が長引いていると、受付も暇そうにしている。


午前中は潰す覚悟だから、ドトールで茶を飲んで我慢しているが、午後8Rの新潟ジャンプSが間に合うか心配でもある。



仕事人・海老名君は先週は控え目コメント馬が激走、良い仕事をしてくれた。


今日は牧場所有馬のみ。


札幌8Rブルーモントレーだが、砂を被ると止めてしまうので、今日は逃げる予定。


惨敗か逃げ切りかの博奕に出ると言う。

逃げ切りに賭けたい。


仕事人・外弟子はレースリプレイで放牧中も勉強。


今日は前日の緊急オペで予報時間が無かったようだ。

又の復帰を待とう。


博打屋は、午前中で神経ブロックの処置に至るのか、待たされた挙げ句次回の予約だけになるのか、分からぬまま待ち合い室待機。



晴れて東京競馬場に駆け付けられるか。


新潟10R、ローブドウ゛ルール、アンウ゛ァルト、ファンファーレ、フシギ。


新潟11R,タイセイスティング、インカテーション、ウ゛ォーグトルネード、ツクバコガネオー、ランウェイワルツ。


小倉11R、キングヒーロー、ベルサリエーレ、ダノンミル、ディーエスコンドル、テイエムゲッタドン。


札幌11R、ロジテール、ツクバアズマオー、ショウナンパーキン、インナーアージ、サングップ。


以上だが、新潟8Rネオレボルーション、メイショウヨウドウの再戦模様だが、ネオレボルーションが逆転か。

マイネルフィエスタは前走落馬だが、まともなら馬券圏内。

エーシンホワイティとの4すくみ。


オープンは関西馬の層が厚い。


ようやく診察、治療が終わった。


重度の症状だと。

半年はかかるそうだ。

参ったが、府中8Rは微妙な時間だ。。

『葉月尽競馬早朝版』

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ようやく雨音のない朝を迎えた(31日)。


とうとう葉月・8月の晦日だ。

夏大好きの博打屋も、このところの初秋の気配に夏の終焉を受け入れざるを得ない。


今日はグリーンファームの仕事人・海老名君が午前中のお仕事に脈あり。


早朝版で速報したい。


新潟2R、デザートオブムーンは最後まで気持ちを集中してくれれば勝ち負け出来る力はある。


新潟3R、クイーンラズベリは未勝利卒業の素質のある馬。残り少ないチャンスだが、ここで何とかの気持ち。


新潟12R、アースゼウス久々だけが心配だが力は上位。このクラスなら7分の出来でも好勝負出来る。


札幌7R,ファインスマッシュは前走が出遅れで回って来ただけ。放牧前の連闘策で全力投球だ。


以上、今日はそこそこの顔ぶれ。

デザートオブムーンが好結果を出してくれれば、資金作りに大貢献だが。
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