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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『しらけ気分で』

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心身共に重だるい何時もの週明け(18日)。


今日も「梨山に出ています」の張り紙以外、取り立てて何も感動の無い1日だ。

9時に梨山に入り、昼飯を多摩区庁舎の食堂で食べ、また午後の袋掛けに入る。


今夕(18日)から雨で、明日午前中まで雨が残ると言う天気予報をアテにして予定を立てていたが、雨は夜中に降り、明日は朝には上がっていると予報が変わった。


悪くても明日(19日)の午前中は休めるぞ、とホッとしていたが、目論見違い。


ならば今日は京王閣ナイター決勝に行けと言うことかと、せっせと袋掛け。


5時を少しオーバーしたが、今期初の1000枚掛け。


さすがに肩と脹ら脛がパンパンに痛い。


袋掛けをしている時は本当に何も考えず、頭空っぽだが、今日は少し違った。


昨日(17日)の東京競馬G1ウ゛ィクトリアマイルの結果が何度も思い巡る。


勝ったストレイトガールには何の不思議もなく、2着のケイアイエレガントにも、さほどの疑問も無い。


内枠からの先行残りはチラッと頭に浮かんだ。


しかし、どう逆立ちしても、大外枠ミナレットの3着残りは見ている者を納得させる結果ではない。


競馬だから出走する全ての馬に勝つチャンスが与えられている。


しかし、それは建前であり、実際には馬の絶対値や基礎能力の差があり、それなりの評価と言うものが生じる。


昨日のレース結果は5番人気12番人気18番人気の決着だ。


レースが生き物であると言う事をまざまざと見せつけられた結果であり、それも競馬よのうと、口アングリとして3連単配当の桁数を、一十百千万と数え、20705810円である現実を知ったのだ。


アホくさ、と言うのが精一杯。


こんな競馬を見るために、何時間も費やして予想した訳じゃあるまいにと、やはりアホくさとしか口に出て来ない。


もっとも、昨日のパドックを見ていて人気のヌーウ゛ォレコルトがパッとしないなと感じたのは確かで、荒れる予感はムンムンしていた。


それにしても、まんまと先行馬ペースに騙された人気馬騎手たちもだらしない。


どっチラケの腹立たしい印象しか残らないG1史上最高配当のレースだった。


1000枚の袋掛けを済ませ、一度自宅に戻りシャワーをしてナイター開催の京王閣決勝に向かった。


何だか、昼間OL嬢が夜の勤めに出るような心境。


今節の京王閣はブフリ、パーキンス、ドミトリエフと言う外人選手が目玉。


ブフリは昨日(17日)の準決勝で激しいブロックに会い敗退していたが、パーキンスとドミトリエフは強い。


対する成田はまだ本調子でなく昔の名前で出ていますの存在。


昨日(17日)のシラケた競馬の損失補填には頼りになる外人2人の筈だった。


予報通り雨が降り始めた京王閣ナイター。


パーキンスから買った博打屋は取れるものとして見守っていたが、ゴールするパーキンスの2・3着が逆になり48990円の車券が取れなかった。


指名のないお茶引きのホステスのような心境で雨に打たれて帰途についた。


昨日から、シラケっぱなしの博打屋だ。

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