着るものに躊躇するが、コート類は今日は要らないのではないかと、一枚上着を脱いで出掛けた。
電車内で見る人々の服装もまちまちである。
博打屋の乗る電車は相模原橋本から来る。
それぞれ朝の寒さが違うから、服装にもそれが現れる。
これが昼間の電車なら既に気温が上がっているので軽装になるのだろうが、朝は住んでる地域を反映している。
ジャケットだけで出掛けたが、曇よりとした空を見上げ少し後悔をする。
今日は皐月賞が行われる。
雨の心配は無さそうだし、フルゲートに満たなかった頭数だけに、枠番の内外ハンデも余り影響すまい。
しかし、中山2000メートルだから、何か必ず内を突いて来る馬が現れる。
その馬はやはり内枠馬から現れるのではないか。
今年の皐月賞には無傷の3連勝馬2頭、サトノクラウン、キタサンブラックが10年ぶり17頭目の無敗皐月賞馬に王手をかけている。
サトノクラウンは弥生賞、キタサンブラックはスプリングSを直前に制しての挑戦。
これらの戦歴からの皐月賞挑戦は非常に高い勝率、連対率を残している。
中でもキタサンブラックの制したスプリングS馬は過去10年間で4勝し、無敗のスプリングS馬は9戦6勝の成績を残している。
キタサンブラックにとっては心強い記録だが、父ブラックタイドは2004年のスプリングS馬だが、皐月賞は16着と勝てなかった。
15頭それぞれ可能性を秘めての出走だから、無敗馬はひとまず強いものと認めるが、必ずしも勝ち星の多さが決め手ではない。
特に個人的にはドゥラメンテは共同通信杯を制していてもおかしくはなく、勝ったリアルスティールとの勝負付けはまだ終わっていない。
難しい馬だけにデムーロに乗り替わりは最善の策。
そのリアルスティールがキタサンブラックに負けたのだが、その差は絶対的なものではない。
先週の桜花賞同様、今日の皐月賞も、負けて学んだ馬たちの巻き返しがありそうだ。
グリーンFの仕事人・海老名君は昨日の結果にややトーンダウン。
今日は福島6Rモンシュシュだが、完調一歩前の感も能力の足りる馬。
このくらいの時が走るかも知れない。
中山9Rナスノアオバは展開の助けが必要。単騎逃げに持ち込むのが理想。
仕事人・外弟子は自宅で母娘の時間。
手作りの鯉のぼり作製に勤しんでいると言う(写真)。
今日は皐月賞だけの予報。
中山11R,ドゥラメンテ、リアルスティール、サトノクラウン、ダノンプラチナ、ブライトエンブレム。
博打屋は中山10Rペイシャモンシェリ、ラウ゛ィアンクレール、レーザーバレット、エスメラルディーナ、メイショウノーベル。
中山11Rドゥラメンテ、サトノクラウン、リアルスティール、ブライトエンブレム、キタサンブラック。
阪神10Rアメージングタクト、セイラ、ナリタシーズン、キタサンミカヅキ、コウユーサムライ。
阪神11Rミヤジタイガ、オツウ、タガノエトワール、シャトーブランシュ、レッドオリウ゛ィア。
福島11Rプレストウィック、パリソワール、アンブリッジローズ、メイショウブシン、シークレットパス。
以上だが、福島10Rに知人馬主トゥルームーンが出走。
外枠は気の毒だが鞍上に期待だ。
後はパドックから。