晴れの1日との予報だが、雨雲の通過で午後雨の恐れもあると言う。
洗濯物を屋根の下に移動して出掛けた。
案の定、午後雲行きが怪しくなり一時的な雨となったが、所によっては大雨となり、雷鳴轟く春雨となった。
七十二候と言う旧暦の区分で言うと、15日から18日辺りまでを「虹始見(にじはじめてあらわる)」と言う。
文字通り、雨上がりに虹が現れる事で、夕方東の方向に出る。
既に季節は晩春で「春雨」も長雨になっている。
芭蕉の門人に内藤丈草と言う人がおり、43歳で世を去っている。
天分豊かで、武家を捨てて厭世し、草庵をいとなみ清貧の生涯を送ったと言う。
その丈草が独り暮らしの侘しさをおおらかに詠んだ句がある。
『春雨やぬけ出たままの夜着の穴』(内藤丈草)
掛け布団がボッカリと人がまだいるかのように膨らんでいる様を詠んだものだが、よくある事だ。
博打屋はベットだから、起きると取り合えずベットメイクをし、カバーをかけるのでその光景はない。
しかし、春の長雨をいつまでも布団の中で聞き、仕方なく起き出した独り者の暮らしぶりはよく分かる。
昨日(16日)ヘルニア・オペを終えた仕事人・外弟子の父親は、経過順調の朝を迎えたようで、点滴以外の物は全て外され歩行可となった。
昼から食事開始。
早期離床、廊下を歩いてもらったそうだ(写真)。
傷と言っても6ミリ程度の穴が3つ。
仕事人・外弟子から見ればチョロイもんだそうな。
実家には仕事人が植えた桜が咲いたと言う(写真)。
朝には雉と猿がいたようで、これで犬がいれば桃太郎だと喜んでいる。
どうやら父親オペ騒動も一段落ついたのではないか。
博打屋は川崎競輪・桜花賞2日目だが、時間の都合で午後は立川場外となった。
『春鐘、極み』の桜花賞だが、昨日初日は全敗した。
週末は皐月賞を控え、この「春鐘、極み」は今日までとなろう。
雨がぱらつき始めた立川で9Rから手始め。
脇本から売れているこのレース、どう考えても固い。
一捻りくらいはないものかと、絞ってかったが結果は脇本・西岡・筒井9-3-1,650円(写真)。
見事な1番人気だが、博打屋もこれ程一本棒で並んだままのレースを見たのは初めてだ。
ここぞ勝負の結果だが、余りにも他が何も出来なかった。
当たって文句もなかろうが、安くても次へのタネ銭。
10Rも中川が主力。
村上博幸がどこまで抵抗出きるかのレース。
気持ちは一荒れして貰いたいが二次予選では力の差が出すぎる。
結局手堅く中川・室井・村上2-9-3,1160円を押さえた(写真)。
これは2番人気だ。
まあ、外すより前進が使命。
11Rは浅井対金子幸央・諸橋の争い。
浅井・諸橋が売れていたが、金子が割って入れば配当が高い。
ここは少し額を増やして金子の2着にかけた。
結果は浅井の捲りに金子・諸橋と続き1-9-2,2850円(写真)。
1-9で売れていただけに結果オーライの車券となり前日の敗けが無くなった。
3連勝で迎えた12R,優秀戦。
ここは明日(18日)準決勝へフリーパス。
しかし、平原・深谷が売れるのは仕方ない。
昨日の深谷を見る限り良くなっているのは確か。
平原は西武園の疲労残りかモチベーション低下でやや評価下げ。
4連勝目を目指して博打屋は熟慮の結果、深谷から買った。
レースは深谷が捲りきったが、先捲りの平原の番手・神山拓弥が深谷の番手志智とやり合い、その間隙を突いて地元・勝瀬が伸びてきて深谷・平原・勝瀬で19180円となった。
博打屋の車券3着には勝瀬がない。
深谷・平原の3連単で一番売れていない勝瀬だった。
ムッとしてリプレイを見ていると、知人馬主が社長室場外で取ったと連絡。
そりゃ結構な事だが、よくぞ勝瀬を買っていたと感心。
番手同士がやり合わなければ博打屋の車券は的中だったが、結果は結果だ。
4連勝で「春鐘、極み」のはずだったが、博打屋が聞いたのは春雷だった。
明日からは中山、心残りな川崎・桜花賞だ。