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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『弥生の終わり』

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午後からの雨が予報されている朝だが、その気配は何処にもない明るい日差し(29日)。


弥生もいよいよ最後の日曜日を迎えた。


陰暦の異称を新暦3月に当てはめて言うので、古典で学ぶ事象は新暦の4月に置き換えなければ辻褄が合わない事が多い。


そもそもこの弥生は、平安時代の『奥義抄』に「風雨もあらたまりて、草木いよいよ生ふるゆえに、いやおひ月といふう誤れり」 とあることによる。


「いやおひ」の省略、転訛した語で、語感・音感とも柔らかで艶がある。


名の通り草木が育ち花々が咲く月である。


その「いやおひ→弥生」もいよいよ残り少ない。


やがて、本来の4月を迎え、弥生の空に桜が似合うのだが、今年は既に桜が見ごろを迎えている。


『かなしみに溺れて生くる弥生かな』(西島麦南)


今月は矢継ぎ早に人の死が伝えられた。


国内にいても、国外にいても、死は生と隣り合わせにいるようだ。


桜が咲き誇る町の風景だが、艶やかな思いにふと寂しげな影を見るのは博打屋一人か。


今日(29日)は春競馬G1の幕開けと言うべく高松宮記念が名古屋競馬場で行われる。


エアロウ゛ェロシティと言う香港のスプリンターが乗り込んで来た。

馬を見てみたかったが、高レベルの香港スプリント界で良績を残しているので注目に値する。


行けば強いが、何かに行かれると脆いハクサンムーンだったが、前走はパドックで目を引く雰囲気があったが今日はどうか。


電撃の6ハロンだけに行きたい馬ばかり。


そんな中でもミッキーアイルは前走控えて伸びて来た。


「短距離の追い込み馬」は昔の格言だが、この距離は往々にスペシャリストを生み出す。


100メートル短くても長くて駄目と言う馬が必ずいる。


その馬探しだが、触手の動くミッキーアイルはこの距離が初めて。


前走から適性ありと判断するならこの馬だが、距離未経験は博打屋の好みではないのが悩ましい。


馬場の変化が気になるが、昨日の中京を見ると、外枠有利で時計も速い。


馬場悪化がなければ速い決着が予想される。


馬場改修後の中京だから、乗り馴れた騎手を狙うのも必要。


藤岡康サクラゴスペルはその意味で色気がある。


グリーンFの仕事人・海老名君は中京10Rシャンパーニュ。

自己条件に戻った今回はチャンス大だが、左回りに結果が出ていないのが弱味。



仕事人・外弟子は富山の味覚に満足して帰京。


今日は大阪桐蔭の試合観戦。

予報は少し遅れるので博打屋の予報と前後する。



博打屋は中山10Rサムソンズプライド、ミヤジタイガー、テスタメント、ダイワレジェンド、カムフィー。



中山11Rソロル、ベルゲンクライ、サトノプリンシパル、キクノソル、イッシンドウタイ。


中京10Rシャドウパーティー、リベルタス、タイセイドリーム、シャンパーニュ、ハピネスダンサー。


中京11Rサクラゴスペル、ミッキーアイル、エアロウ゛ェロシティ、レッドオーウ゛ァル、ローブティサージュ。サドンストーム注意。


阪神11Rマウントシャスタ、アルバタックス、ヒストリカル、サトノルパン、ハナズゴールド。


仕事人・外弟子は大阪桐蔭勝利で、キャリーオーバーとなっている仲間内トトカルチョに夢を繋げた。


今日は甲子園三昧で高松宮杯だけの予報。


中京11Rダイワマッジョーレ、ストレイトガール、コパノリチャード、サドンストーム、ミッキーアイル。レッドオーウ゛ァル注意。


以上、後はバドックから。

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