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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『釣瓶落としの』

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早寝が効いたか、目覚めに吐き気は伴わなかった(19日)。


今日は10時台の予約で6回目の神経ブロックの日だから早出しなければならない。


明け方、腕は肘を中心に相変わらず痛むが、少し場所が狭まったかに思える。


しかし、吐き気と言う副作用が新たに加わった。


昨日(18日)、息苦しさを覚える症状だったので、今日は医師の判断を仰がねばならない。


犯人は神経痛の痛み止めのリリカカプセルか16日に貼ったノルスパンテープか。


朝、パンとバナナを食べて出掛けたが、途中で吐き気を催した。


こりゃまずいわと思いながら病院に着いて順番を待った。


Dr.には前回(16日)以降の様子を話し、昨日の状態からリリカカプセル服用を止めている事。


この症状はノルスパンによるものなのか等を聞いた。


以前このDr.に、今処方されている薬で目眩を引き起こすのは何れかと聞いた時、リリカと言われた。


今日はそのリリカに問題は無いのかと聞いたのだが、Dr.はノルスパンを止めようと言う。


しかしノルスパンはまだ日数からして良くも悪くも効力前ではないのか。


その辺りはどうなのか。


何れにしても患者からしてみれば原因を探ってもらいたい。


するとDr.は一度薬を止めてみようと言い出した。


どうやらリリカよりノルスパン原因説を取りたげだったが、すでに昨日からリリカを止めていること、ノルスパンの効力を見るには後一両日必要ではないか、吐き気が止まらなければ剥がすからと言う此方の要望を通す事となった。


良い薬なんだけどなあ~と、自信をもって処方した薬が懐疑されたことを残念がっていたか、ムッとしていたか。


どちらかと言うと後者だろうが、それにしてもおかしい話だ。


似たような副作用を持つ2つの薬に対して、一つは当初から、一つはまだ服用直後であるにも関わらず何故後者を止めると言うのだろう。


ノルスパンの副作用はそんなに早く出るのだろうか。


そこのところを説明し、最も合理的な原因を探ってもらいたいのが患者だ。


そもそもDr.と言うのは、威勢よく薬は処方するが、こう言う症状が出ることもあるからねと、副作用の説明はしないのだろうか。


薬剤師の領分と言う事なのか。


その辺りの事情に疎いのだが、薬剤師から副作用の症例など説明を受けたことはない。


何に作用する薬だとの説明は受けるが、何が起きるかの説明はまずない。



今回、ノルスパンには説明書が付いて来たから副作用の症例を知ったまでだ。


処方したDr.は何一つ触れなかった。


それで3日目で止めようだから、そりゃアンタないでしょ、ましてまだ72時間未満だよ、と言いたい。。


神経プロックを終えて15分休んだが、今日はすぐ起きれなかった。


吐き気がまた襲った。


廊下でしばらく休み処方箭を見ると新たな吐き気止め分しかない。


若いDr.、今日で切れる他の薬の処方を出していない。


一度リセットしよう、と言ったのはこのことかと思ったが、麻酔科に戻り確認してもらうと、リリカカプセル以外の薬が処方されてきた。


まあ、いいか。

何れ、病院で楽しい思いなどする訳がないのだ。


何だか、この神経痛治る気がしなくなってきた事は確かだ。


秋の日の釣瓶落とし。


あっと言う間の黄昏。


果たして週末が持ちこたえられるか。

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