『終日静養』

激しい雨音を聞きながら、夜中に何度も目覚めた前夜だった(9日)。
風邪気味の症状が消えていることを願ったが、喉のいがらっぽさは依然と取れない。
一雨毎の暖かさとなる時季と言えど、昨夜の雨は尋常ではなかった。
案の定、各地で雨災害が起こっている。
雨は上がっているが、雲に覆われた朝だ。
体調がすぐれないので、今日の休みはタイミングが良かった。
天気なら先日下車しこねた横須賀散策でもと思っていたが、天気も体調もそれどころではない。
まさかとは思うが、今朝の様子から医者に行っておいたほうが良いかと、9時を待って電話予約をした。
何時もは受付同時に電話をしても二桁番号の順番だが、今日は珍しく6番目とのコールだ。
一休みしていると早々と順番近しの連絡が来た。
病院に行って気づいたのだが、今日は院長の当番曜日ではなかったのだ。
この町医者ははっきりとしていて、院長当番日以外は極端に患者が少ない。
まあ、誰だって医者は医者だわと構わず待った。
呼ばれて部屋に入ると、若いDr.がいかにも代打って顔をして診てくれた。
もっとも、喉を見て後はパソコンの博打屋の履歴を見ている。
熱も無いことだし、インフルエンザの検査までしなくても、風邪の対処療法で様子を見ましょうと、薬を処方してくれた。
博打屋も想定内の進行だから、前回同様の薬を処方されるものと思っていた。
薬局に行って出された薬を見ると、メジコンとカルボシステインとツムラの葛根湯とカロナールとうがい薬。
薬剤師がそれぞれの効能を説明してくれるが、博打屋がこれならPLの方がひとつで済むから楽なのにねと言うと、それもそうですねと言う。
前回の履歴を見ながら、若いDr.は一工夫してくれたのだろうが、痰も咳もまだ出ていないのに、痰を出やすくする薬とはなぁ、まあ、いいかと帰宅した。
今にも振り出しそうな空模様で、気温も低い。
今日(9日)は京王閣で玉野競輪瀬戸の王子杯2日目の場外発売を行っている。
明日からの中山競馬の資金繰りにはうってつけと目論んでいたが、喉が依然として怪しい。
ストーブの前でぐったりとしていると、喉が益々いがらっぽい。
こりゃハウスダストじゃないかと、新たな原因に気づいた。
ストーブが巻き上げるホコリで喉が益々やられているのかも知れない。
遅まきながら掃除機をかけて休養を決め込む。
1日遅れた感の強い風邪薬だが、効いてくるのは明日だろう。
瀬戸の王子杯は電話投票にしたが、外してしまった。
果報は寝て待ても、いつもとは限らない。