『節分競馬・本編』

雪の翌日らしい、晴れ上がった朝を迎えた(3日)。
気温の上がらない日々が続いたが、今日は少し日差しに恵まれそうだ。
残雪もまだ多い多摩地区だけに、冷凍庫の中にいるような冷たさを感じる。
今日は節分。
季節の変わり目の日で、明日(4日)は立春となる。
立春・立夏・立秋・立冬の前日を節分と呼ぶので、年に4回あるが、今日の節分だけが行事として定着している。
元をたどれば、大晦日の宮中行事の「追儺(ついな)」と言う鬼払いの儀式。
「鬼やらい」とも呼ばれる行事である。
季節の変わり目に邪気(鬼)が生じると考えられており、その鬼を払う儀式である。
地方によっては柊の枝に鰯の頭を刺して玄関に飾ったりする。
臭いものや尖ったものが魔(鬼)よけに効果があるとされているからだ。
「豆まき」「恵方巻」など、節分行事は様々にある。
博打屋には「恵方巻」の習慣はないので、あの馬鹿面下げて巻き寿司を食べる気にはなれないが、「豆まき」は子供の頃の楽しみでもあった。
我が家では、この夜家中の電気を消して父親が豆まきをしていた。
座敷でまく時には、豆の他におひねりも混ざっており、暗い部屋の中にまかれた豆とおひねりを、落ちた音を頼りに家族が探す。
豆よりおひねりの方が良いに決まっている。
家族が座敷を這いずり回り、互いにぶつかったり手を触ったりで賑々しかった思い出がある。
その後、父親が窓を開けて、鬼は外、福は内とやるのだが、今はそんなことをしたら、隣近所がうるさかろう。
今日は節分競馬となるが、東京競馬は11時スタートと開始が1時間ずらされた。
4Rの障害を取り止めにする措置がとられたものによる変更だ。
その事を知らずにいつも通り競馬場入りして、いささか間抜けの朝だ。
昨日の雪の影響だが、コースにはほとんど雪はなく、これで出来ないのと言う疑問がわく。
グリーンFの仕事人・海老名君のお仕事は早朝版で触れた。
博打屋は東京9Rミュージアムヒル、ラソワドール、サウンドキアラ、アルモニカ、レッドイリーゼ。
東京10Rコルコバード、エイプリルミスト、ステイブラビッシモ、サーレンブラント、サンデームーティエ。
東京11Rロジクライ、フィアーノロマーノ、ヒーズインラブ、キャプテンペリー、メイショウアワラ。
京都10Rトロワゼトワル、レッドサクヤ、サヤカチャン、ノーブルカリナン、ジーナスイート。
京都11Rモンドアルジェンテ、タムロミラクル、ラインルーフ、マイネルオフィール、ドラゴンバローズ。
以上だが、東京12Rジェイケイライアンは狙ってみたい。