今年の暮れはいつになく寒いような気がする(22日)。
師走もこの時期に来たのだから当たり前なのか。
今日は「冬至」を迎える。
二十四節気の22番目だ。
天文学的には太陽黄経270度の瞬間を言うが、「小寒」までの期間を指すこともあるそうだ。
北半球では、日の出から日没までの時間が最も短くなる日である。
太陽の力が最も弱くなる日と考えられ、明日からは甦ることから「一陽来復」とも言われる。
日常生活での「冬至」は、柚子湯やかぼちゃなどと結び付くが、すべて太陽の運気が最も衰えることと関連する。
柚子は太陽エネルギーをたっぷりと吸収して育ち、正に太陽の象徴。
かぼちゃは南京と書き、「ん」のつく野菜。
かぼちゃに限らず、この日は大根、蓮根、ニンジンなど「ん」のつく「運盛り」を食べる。
朝、そんなことを思いだしながら、そうだ柚子湯だと、兼ねて聞き及んでいた日帰り温泉に出向いた。
漆黒の炭酸泉と聞いて興味をそそっていたが、噂に違わぬ黒湯であった。
この手の日帰り温泉は、プロデュースする会社が同じのようで、施設内容はどこも似たり寄ったりで、後は広さの違いや、湯の特徴となる。
訪れた温泉は横浜市栄区にある「湯快爽快たや」だ。
露天風呂はすべて黒湯の天然温泉となっており、その内の一つが炭酸泉である。
この黒い湯は、関東ローム層から涌き出る湯の特徴でもあるが、ここの湯は漆黒と呼ぶにふさわしい色をしている。
この地層はかつては海底であったことを意味しており、珊瑚や海藻に陸から流れ込んだ木葉などが堆積した後、地殻変動で陸上になった地層である。
この堆積物が微生物によって分解され、フミン酸という有機物となったのが、この黒湯である。
泉質はナトリウム水素泉、昔で言うなら炭酸泉ということになる。
真っ黒の湯に入るのは久々だが、心身ともに墨染めとなるようで、中々哲学的な気分。
炭酸泉の効用は皮膚の角質層などを洗浄してくれることは承知している。
「美肌の湯」と呼ばれるのも納得である。
太陽の運気が一番弱い日でもあるが、露天風呂の頭上には、太陽が輝いている。
嗚呼、天国じゃと、少々遠出の日帰り温泉旅を一人満足して湯に浸かった。
「一陽来復」かぁと、明日(23日)からの中山競馬の運気上昇を祈念する博打屋だ。
何より、先日痛めた背中の痛みのために、この温泉効能は有効に違いない。
有馬記念のために万全の体調で臨むには、ちょっと遠出も無駄でなかったかと満足。
さて、残り3日の中山競馬。
明日から背水の陣となる。
師走もこの時期に来たのだから当たり前なのか。
今日は「冬至」を迎える。
二十四節気の22番目だ。
天文学的には太陽黄経270度の瞬間を言うが、「小寒」までの期間を指すこともあるそうだ。
北半球では、日の出から日没までの時間が最も短くなる日である。
太陽の力が最も弱くなる日と考えられ、明日からは甦ることから「一陽来復」とも言われる。
日常生活での「冬至」は、柚子湯やかぼちゃなどと結び付くが、すべて太陽の運気が最も衰えることと関連する。
柚子は太陽エネルギーをたっぷりと吸収して育ち、正に太陽の象徴。
かぼちゃは南京と書き、「ん」のつく野菜。
かぼちゃに限らず、この日は大根、蓮根、ニンジンなど「ん」のつく「運盛り」を食べる。
朝、そんなことを思いだしながら、そうだ柚子湯だと、兼ねて聞き及んでいた日帰り温泉に出向いた。
漆黒の炭酸泉と聞いて興味をそそっていたが、噂に違わぬ黒湯であった。
この手の日帰り温泉は、プロデュースする会社が同じのようで、施設内容はどこも似たり寄ったりで、後は広さの違いや、湯の特徴となる。
訪れた温泉は横浜市栄区にある「湯快爽快たや」だ。
露天風呂はすべて黒湯の天然温泉となっており、その内の一つが炭酸泉である。
この黒い湯は、関東ローム層から涌き出る湯の特徴でもあるが、ここの湯は漆黒と呼ぶにふさわしい色をしている。
この地層はかつては海底であったことを意味しており、珊瑚や海藻に陸から流れ込んだ木葉などが堆積した後、地殻変動で陸上になった地層である。
この堆積物が微生物によって分解され、フミン酸という有機物となったのが、この黒湯である。
泉質はナトリウム水素泉、昔で言うなら炭酸泉ということになる。
真っ黒の湯に入るのは久々だが、心身ともに墨染めとなるようで、中々哲学的な気分。
炭酸泉の効用は皮膚の角質層などを洗浄してくれることは承知している。
「美肌の湯」と呼ばれるのも納得である。
太陽の運気が一番弱い日でもあるが、露天風呂の頭上には、太陽が輝いている。
嗚呼、天国じゃと、少々遠出の日帰り温泉旅を一人満足して湯に浸かった。
「一陽来復」かぁと、明日(23日)からの中山競馬の運気上昇を祈念する博打屋だ。
何より、先日痛めた背中の痛みのために、この温泉効能は有効に違いない。
有馬記念のために万全の体調で臨むには、ちょっと遠出も無駄でなかったかと満足。
さて、残り3日の中山競馬。
明日から背水の陣となる。