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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『大寒(だいかん)』

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空は雪雲に覆われ、山間部では雪が降り始めると言う「大寒(だいかん)」らしい朝の空模様(20日)。
二十四節気の一つ「大寒」は文字通り寒中のピーク、一年で最も寒さの厳しい日を言う。
「小寒(1/5)」から数えて15日目、「立春(2/4)」までの期間が「大寒」となる。
寒稽古、寒灸など耐寒行事や凍り豆腐、寒天、酒、味噌などの仕込みに入る時期である。
その暦を知るかのような今日の寒さではないか。
「大寒」の今日は下弦の月である。
雪になろうかと言う夜だから下弦も見られぬかも知れぬ。
冬の星座が冴え冴えと輝く時期だが、今夜は雪雲に隠れそうだ。
『大寒や水あげて澄む茎の桶』(村上鬼城)
茎の桶と言うのは漬物桶の事。
塩漬けの桶に上がってきた水の冷たさを読んだ句だが、漬物桶を知らぬ人には分かるまい。
白菜や大根の漬物桶を思い出すが、スキーをやるようになってからは、野沢菜漬けが真っ先に浮かぶ。
限りなく大風邪への道を歩むと覚悟している先日来の体調不良だが、早目の薬が奏効しているのか、小休止状態。
松山競輪金亀杯2日目が商いだが、余りの寒さに開店休業で明日(21日)からの中山競馬に備える事にした。
こんなに冷え込むのは今季初の実感。
休めと言う天の声と心得たい。

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