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Channel: 梶山徹夫の『愁思符庵日記』
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『初雪か』

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さすがに新春の冬晴れも長くは続かない(8日)。
朝の冷え込みも厳しく、曇よりとした暗い雲に覆われた朝だ。
今日は午後から雨になるようで、山間部では雪予報となっている。
寒中だから当然の寒さだが、今朝は寝床から出るのに勇気が必要だった。
連休中だから正月休みの延長や、やり直しの人も多かろう。
スキー場の雪不足も解消されるだろうし、この連休を温泉スキー雪見酒と洒落こめば幸せこの上なかろう。
年末年始疲れでそれどころじゃないと言う人もいる。
ましてや競馬どころじゃないと言うことか、昨日の中山競馬場も人出が少なく感じた。
ぼつぼつ豊かだった年末年始の懐も軽くなって来たか。
今朝のニュースで北極の氷山に亀裂が入り、千葉県がすっぽり入る面積の氷山が分離しそうだと言う。
千葉県そっくり分の氷山が北極を漂流するのを想像するのは容易ではないが、それが溶けると海面は少なからず高くなるのだろう。
太平洋上のどこかの小さな島国が水没する運命にあると言うが、それに拍車をかけそうな事態である。
それもこれも地球温暖化によるものらしい。
一体この先地球はどうなっていくのだろうか。
早いもので新春競馬も3日目を迎える。
5日の京都金杯エアスピネルで、年男の武豊騎手が31年連続JRA重賞制覇を早々とやってのけた。
毎年、新春競馬ではこうした年男の騎手、調教師が注目されるが、確かに人の気持ちの持ち様は目に見えないものがある。
昨日の1・2Rで、年男の蛯名騎手が初勝利を挙げれば、2Rで横山和生騎手も初勝利を挙げた。
勝負の世界だからゲン担ぎは誰しも密かにあろう。
年男は12年に1度しか巡って来ないゲンの良い年だ。
今年をより良い年にしたい、するぞと言う気概は誰より強かろう。
そういう意味で年男たちの騎乗を注目するのも馬券の足になることもある。
今年の年男騎手は1969年生まれ武豊、蛯名正義、1981年生まれ嘉藤貴行、二本柳壮、平沢健治、1993年生まれ嶋田純次、中井裕二、長岡禎仁、伴啓太、藤懸貴志、森一馬、横山和生である。
調教師は東西15名の年男がいるが、その一人関西の池江泰寿師は現在11年連続JRA重賞を制し、今日のシンザン記念にペルシアンナイト、アルアインを出走させている。
馬が走るのが競馬だが、馬券は人の気持ちが走るもの。
博奕の機微が年末年始にはよく現れる。
グリーンFの仕事人・海老名君は京都2Rブリッケンの2着で好スタート。
ダート外枠からロケットスタートをきって首位争いだったが惜敗した。
京都7Rトゥールエッフェルは単騎逃げに持ち込めるなら穴としての魅力もある。
博打屋は中山10Rワンスインナムーン、フルールシチー、ダイワダッチェス、ムーンエクスプレス、ゴールドペガサス。
中山11Rヒストリア、コーラルプリンセス、アエロリット、キュイキュイ、ポンポン。
京都9Rオースミラナキラ、ジョースターライト、カフジキング、ドラゴンバローズ、アスタキサンチン。
京都10Rヴォージュ、アドマイヤキズナ、ロードヴァンドール、レッドルーラー、ハナズレジェンド。
京都11Rペルシアンナイト、コウソクストレート、アルアイン、エテレインミノル、トラスト。
以上だが、中山ダートは追い込みタイプの出番。




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